新型コロナウイルス感染症に係る感染段階レベルの判断等について
1.感染段階レベルの引き上げについて
- 本県では、6月下旬以降、新規感染者数が増加傾向で推移しており、直近では先週比1.5倍増という状況にあります。
- また、感染段階の判断に用いる「病床使用率」も徐々に増加し、県全体では12.6%(7/7公表時点)と依然としてレベル1の水準にあるものの、佐世保市では、高齢者施設や医療機関でのクラスターの影響等により、7月4日には病床使用率※がレベル2-Ⅰの基準(20%)を超過したところであります。
- このため、佐世保市については、その後の状況を注視してきたところですが、高齢者施設等でのクラスターの発生はないものの、感染者の全体数が増加する中で、その後も入院者数は増加し、7月7日時点では、26.1%と、さらに病床使用率※が増加したところです。
- 新たなクラスターが多発している状況にはないものの、県全体の新規感染者が増加傾向にある中で、入院者の約8割を占める60歳以上の感染者数も増加傾向にあることから、今後も佐世保市については、一定の入院者が継続して発生するものと考えております。
- そのため、本日から佐世保市の感染段階レベルを2-Ⅰに引き上げ、警戒警報を発令します。(県全体の感染段階レベルは1を維持)
※は佐世保・県北医療圏の病床使用率
2.県民の皆様へのお願い
更なる感染拡大や医療提供体制のひっ迫を招かないよう、佐世保市にお住まいの方や佐世保市と往来される方におかれては、以下の対策の徹底をお願いします。
また、その他の地域の皆様にも、引き続きご協力をお願いします。
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参考資料
新規感染者数・病床使用率の推移
入院者の年齢構成
入院者の80%超を60代以上の高齢者が占めている
60代以上の新規感染者数の推移
会見資料
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