注意報と警報について
定点医療機関からの患者報告数が一定のレベルを超えた場合、迅速に注意喚起を行うことを目的に、保健所単位で集計し、注意報・警報を発信します。
「注意報」開始基準値および「警報」開始・終息基準値とは、その疾患の『定点医療機関あたり患者報告数』の数値であり、保健所単位で計算します
「注意報」
「注意報」は流行の発生前であれば、「今後、4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いこと」、流行の発生後であれば、「流行が継続している」と疑われることを示します。
「警報」
「警報」は「大きな流行が発生または継続しつつあると疑われること」を示し、「開始基準値」を超えた時点で発令され、「終息基準値」未満まで継続します。
届出疾病と「注意報、警報」値
疾病 | 警報レベル | 注意報レベル | |
開始基準値 | 終息基準値 | 開始基準値 | |
インフルエンザ | 30 | 10 | 10 |
RSウイルス感染症 | – | – | – |
咽頭結膜熱 | 3 | 1 | – |
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 | 8 | 4 | – |
感染性胃腸炎 | 20 | 12 | – |
水痘 | 2 | 1 | 1 |
手足口病 | 5 | 2 | – |
伝染性紅斑 | 2 | 1 | – |
突発性発しん | – | – | – |
ヘルパンギーナ | 6 | 2 | – |
流行性耳下腺炎 | 6 | 2 | 3 |
感染症発生状況
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