令和元年度(2019年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「県民生活・環境」に分類されるものを紹介しています。
ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。
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目次
犬猫殺処分について
意見・提案 内容等 |
長崎県の犬猫の殺処分が、2017年度までの4年間で、犬2775匹、猫1万2706匹の計1万5481匹の命が失われ、4年連続で全国最多になりました。毎年減少しているものの、この間に殺処分を減らすために不妊去勢手術や新たな飼い主への譲渡など、行政機関やボランティアの取り組みが続いているとの報道がありました。 この汚名を返上するためにもっと大きな取組はないのでしょうか。県民に意識を持ってもらう為大きくアピールしてはどうでしょうか。 隣の佐賀県の活動も、よくSNSなどで見かけます。本県の活動ももっと目に見えて分かり易いSNSなど広報してはどうでしょうか。 民間ボランティアの活動にも助力が必要ではないでしょうか。
受付日:2019年5月29日 [県内 60代]
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県の回答 |
【回答課:生活衛生課】 保健所に引取りを依頼する飼い主に対しては、何とか最後まで飼い続けることはできないか、自分で新しい飼い主を探していただけないか、説明を行うこととしています。引き取られる動物の大部分を、まだ譲渡することのできない生まれて間もない野良猫の子が占めることから、その方策として野良猫に不妊手術を施したうえで生活環境に悪影響を及ぼさないよう、給餌や排泄の世話をする活動の支援をおこなっています。これについては、平成27年度から事業を実施しており、平成30年度までに442頭の猫について不妊手術を行いました。今年度も200頭に対して行うこととしています。こうした取組みにより、保健所に引き取られる動物を少しでも減少させるよう取り組んでいきたいと考えています。 また、引き取った動物については、新たな飼い主となる方とのマッチングの場としてスマートフォンでも閲覧できる「ながさき犬猫ネット」を開設するとともに、犬や猫の飼い主の方々に考えて欲しいことなどを、テレビ、ラジオ、広報誌などを通じてお知らせしているところです。 〇〇様のご意見にもあるように、SNS等を活用した「より目に付く・わかりやすい広報」については、今後取り組むべき課題と認識しています。 今後ともボランティアの力もお借りしながら、少しでも殺処分される動物を減らし、動物愛護の気風が根付いていくよう動物愛護管理行政の推進に取り組んでまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
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