長崎県

県へのご意見・ご提案[令和元年度 土木]


2019年12月27日更新

 令和元年度(2019年度)にお寄せいただいた「県へのご意見・ご提案」のうち、「土木」に分類されるものを紹介しています。
 ご意見やご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。

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目次  

石木ダムについて

意見・提案
内容等

 7月30日に石木ダムを作るために土地を強制収用しないでほしいという事で、県庁で行動が行われるとSNSでの告知で知りました。
 私は県庁に行く事はできませんが、強制収用も、現在進んでいる計画もやめてほしいと思っています。この計画にどうしても納得がいきません。
 是非、県庁で行われる訴えを聞いていただきたいです。

 受付日:2019年7月30日 [県内 不明]

県の回答

【回答課:河川課】
 お問い合わせのありました「石木ダム建設事業」について、本県の考えをご説明させていただきます。
 石木ダムは、川棚川の洪水被害の軽減と佐世保市の安定的な水源の確保を目的として、昭和50年度から事業に着手しております。
川棚町は、戦後4回も大雨による洪水被害に見舞われており、このうち、平成2年7月の梅雨前線豪雨では、床上・床下浸水合わせて384戸の甚大な被害が発生しました。こうした状況を踏まえ、川棚川では、河川改修とダム建設により、概ね100年に一度の雨による洪水に備える計画としております。
 また、佐世保市は、安定して取水できる水源に乏しいことから、昭和50年以降、断水を伴う給水制限を4度にわたり実施しているなど、渇水の危機に瀕する事態が度々起こっており、渇水による市民生活等への大きな影響が出ないようにするため、石木ダムの建設により日量4万トンの水源を確保する計画となっております。
 現在においても、約2割の地権者の皆さまには、ご協力いただけておりませんが、一方で、移転対象となる家屋全67戸のうち約8割にあたる54戸の皆さまにご協力をいただき、家屋や墓地を移転していただいております。このように様々な苦しいご判断のうえ、ダム建設を前提に、用地のご提供という形でご協力いただいた方々が数多くいらっしゃるということについて、ご理解いただきますようお願いいたします。
 近年、異常気象の顕在化により、全国各地で洪水・渇水被害が発生しており、先月も台風5号の接近に伴い五島と対馬で降った大雨によって、洪水や土砂災害が発生するおそれが著しく高まったとして、昨年に続き県内で2度目となる「大雨特別警報」が発表されたことや、昨年8月、佐世保市では、渇水対策本部が設置されたことからも分かるように、水害や渇水はいつ、どこにおいても起こりうる状況にあります。
 地形的な特徴から急流河川が多い本県は、過去に長崎大水害や諫早大水害といった水害に見舞われてきた一方、昭和40年代の長崎砂漠とよばれた渇水、平成6、7年の大渇水など、多くの自然災害を経験してきました。こうした経験を持つ本県としては、地域にお住まいの皆さま方の安全・安心の確保が行政の責務であると考え、石木ダムの早期完成に向け事業を進めているものでありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。               

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松が枝町国際ターミナルの2バース化等について

意見・提案
内容等

 松が枝町国際ターミナルの2バース化の今後の延伸と整備について教えていただけますか。
 2バース化により、大浦地区、松が枝地区、南山手地区、浪の平地区がどのように変わっていくのか(整備や拡張、景観)を知りたいです。今現在、分かる範囲で構いません。

 受付日:2019年6月28日 [県内 30代]

県の回答  【回答課:港湾課、都市政策課】
 「松が枝町国際ターミナルの2バース化の今後の延伸と整備」についてお答えいたします。
長崎港は、昭和33年のカロニア号の寄港以来、多くのクルーズ船に寄港いただいております。近年その数も増加し、平成29年には過去最多となる267隻に寄港いただきました。
また、クルーズ船も大型化が進むとともに、更に多くのクルーズ船から長崎港に寄港したいという話をいただいております。
このようなことから、現在の松が枝岸壁を南側に延伸し、大型のクルーズ船が2隻同時に接岸できるよう、松が枝岸壁の2バース化の事業実現に向け、国等へ働きかけを行っているところです。
 次に「2バース化により大浦地区などがどのように変わっていくのか(整備や拡張、景観)」のご質問についてお答えいたします。
松が枝ふ頭の2バース目とその背後地の国道までのエリアを対象として、クルーズ船の受入拠点や観光拠点として再整備することを目指しており、県と長崎市が共同で、再開発構想の検討を進めているところです。具体的な施設や事業の実施方法などは今後検討することとしております。また、再開発構想の対象エリアは、長崎市景観計画の景観形成重点地区「東山手・南山手地区」の区域内であり、周辺の歴史的資源等と調和や主な視点場からの眺望確保に配慮するなど、このエリアにふさわしい景観形成に努めてまいります。
 今後も、松が枝岸壁の2バース化やその背後地の一体的なまちづくりに取り組んでまいりますので、ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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神の島工業団地内の道路について

意見・提案
内容等
 長崎市の神の島工業団地内の道路の舗装状態がとても悪いです。
 表面が摩耗して骨材が露出したりとれてしまって道路上にたくさん転がっています。とれた骨材の石や露出した石の影響で歩きにくいし、車のタイヤの摩耗もひどいと思われます。とれてしまった石を撥ねながら走行していて危険でもあります。
 道路の修繕をしてもらいたいのですが予定はないのでしょうか。

受付日:2019年5月13日[県内 40代]

県の回答 【回答課:長崎港湾漁港事務所】
 「長崎市の神の島工業団地の道路の舗装状態」につきましては、今後現地確認を行いながら、修繕等の必要な対応を行っていきますが、限られた予算の中での対応となるので、実施の時期や場所でご指摘に沿えないことがあることをご理解いただきたいと思います。
 今後も適正な道路管理に努めてまいりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。                                                                                                                                                                                                                                                    

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鹿尾ダムの清掃について

意見・提案
内容等
 今年の2月に水環境対策課へ鹿尾ダムの清掃依頼の電子メールを送付したところ、河川課から返事がきて除去するとの確約を得ましたが、5月3日に確認したところ、水面には大量のプラスチック、ペットボトル、流木などの浮遊ごみが巨大な塊になって浮いていました。2ヶ月以上が経過しても清掃が行われた形跡もなく、ごみ塊はますます大きくなっています。
 本来、県は漂着ごみや不法投棄ごみの被害者ではありますが、被害を放置していないでしょうか。このまま梅雨の時期が来て豪雨になれば、ごみ塊は海へと流出してしまいます。「除去」とは「海に流す」の意味なのでしょうか。
 定期的に鹿尾ダム内の清掃を行ってほしいです。
 冬季など、ダム内の水が少なくなった時期に、ボランティアの手も借りてダム内の清掃を行ってはどうでしょうか。岸辺に打ち上げられたごみを拾うだけでも効果があると思います。

受付日:2019年5月7日[県内  50代]

県の回答 【回答課:河川課】
 前回の回答において、貯水池内の清掃につきましては、流木除却等と合わせて行う方が経済的にも有利であり、適切な時期に行うこととしておりましたが、今回のご意見を踏まえ現地を再度確認し、状況により早期の清掃について検討いたします。
 なお、貯水池内は危険防止のため、原則立入禁止となっています。このため、ボランティア等による清掃をお願いすることは考えておりません。                                                                                                                                                                                                                                                                      

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  • 県民センター
  • 住所:長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話:095-894-3441
  • ファクシミリ:095-826-5682
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