平成29年度(2017年度)にお寄せいただいた「知事への提案」のうち、「交通・運輸」に分類されるものを紹介しています。
ご提案の内容については、趣旨が変わらない範囲で要約することがあります。
意見・提案 内容等 |
世界の空港では、ジョンF.ケネディ空港、ドゴール空港そして ヒースロー空港というように特色ある名称が付けられており、国内でも、高知の坂本龍馬空港、山口では高杉晋作空港が検討されています。 受付日:2018年3月1日 [県内 50代] |
---|---|
県の回答 | 【回答課:新幹線・総合交通対策課】 ご提案にありました「長崎空港の名称」についてご説明させていただきます。 現在、長崎県内の空港では、対馬空港が「対馬やまねこ空港」、福江空港が「五島つばき空港」と愛称を設定しているところです。 長崎空港は、昭和50年5月の供用開始の際に、昭和35年4月から使用していた「大村空港」から国内外で知名度が高い「長崎」に名称変更しており、また長崎空港は全国でも利用者の多い空港の一つであることから、その名称は国内外に広く認知され親しまれていると考えております。このため、現在のところ、愛称の設定は考えておりませんが、ご意見につきましては、今後の長崎空港の活性化の参考とさせていただきたいと思いますので、ご理解くださいますようお願いいたします。 |
意見・提案 内容等 |
長崎空港にも成田空港からのLCCの深夜、早朝便を就航していただきたい。 受付日:2017年8月28日 [県外 30代] |
---|---|
県の回答 | 【回答課:新幹・総合交通対策課】 ご提案にありました「長崎空港への成田空港からのLCCの深夜、早朝便の就航」についてご説明させていただきます。 成田空港からのLCCの就航につきましては、利用される皆様の利便性向上はもとより、国内外からの観光客数の増加も期待されるところではありますが、まずはLCCの継続的かつ安定的な運航の可能性等について、検討してまいりたいと考えております。 また、県では現在、午前7時から午後10時までとなっております長崎空港の運用時間の24時間化に取り組んでおり、LCCの深夜・早朝便の就航についてもその中で検討しておりますので、ご理解くださいますようお願いいたします。 |
意見・提案 内容等 |
九州新幹線西九州ルートについて、「武雄温泉から新鳥栖の三線軌条化による佐賀県内ミニ新幹線方式」を採用すべきだと考えます。 受付日:2017年7月24日 [県内 20代] |
---|---|
県の回答 | 【回答課:新幹線・総合交通対策課】 ご提案がありました九州新幹線西九州ルートの三線軌条によるミニ新幹線方式での整備についてご説明させていただきます。 新鳥栖から武雄温泉間の三線軌条化によるミニ新幹線方式は、標準軌の幅のレールを敷設する工事等が必要になり、工事期間中の運休による輸送力の低下、財源問題、投資効果の検証、保守管理の複雑化等の課題が新たに生じると伺っておりますので、慎重に対応していくことが必要であると考えております。 県としましては、去る7月28日の与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム「九州新幹線(西九州ルート)検討委員会」において、現在整備中の武雄温泉から長崎間のインフラを十分活用できる最善の選択肢として、多くの県民の声であるフル規格により整備していただくこと等を要望したところであります。 このため、現時点におきましては、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム「九州新幹線(西九州ルート)検討委員会」における議論の方向性をしっかりと見極めていく必要があると考えております。 |
意見・提案 内容等 |
上五島空港と小値賀空港は休廃止から11年以上が経ち、オリエンタルエアブリッジ社の現行機種の乗り入れのためには規模の拡張が必要であるため、再開が困難となっているので、フランスの航空機製造会社のATR社が開発を検討している短距離離発着(STOL)仕様の「ATR42-600S」を投入・使用してはいかがでしょうか。 受付日:2017年7月3日 [県外 30代] |
---|---|
県の回答 | 【回答課:新幹・総合交通対策課】 ご提案にありました、「上五島空港と小値賀空港の長崎空港への定期便の再就航」につきまして、ご説明させていただきます。 ご指摘のとおり、両空港は滑走路が800mであることから、運航はご提案いただいたような機材に限られてまいりますが、まず、両空港の路線廃止に至った経緯についてご説明させていただきます。 両路線は、路線開設当時にはなかった高速船の就航により町民の利用形態が船に移行し、離島を取り巻く交通体系が著しく変化していたことから、当時、利用者数が落ち込んでおりました。このような状況で、国、県及び町による補助負担が大きく、補助を実施しながらも利用率が向上していなかったことから、維持が厳しい路線でありました。 路線存続の必要性については、県と新上五島町、小値賀町で協議を重ねておりましたが、平成17年にオリエンタルエアブリッジ社から県及び両町に対し、廃止する旨の申し入れが行われ、県及び両町がそれを受け入れたことにより、平成17年3月31日をもって路線廃止に至ったところであります。 以上のことから、再就航にあたっては、まずは両町住民の再就航への声の高まりや現在の両離島の交通体系を踏まえた航空路線の必要性を見極めていきたいと考えますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 |