教育事務職員インタビュー
長崎県の教育事務職員として勤務している職員に日頃の勤務のことや教育事務を志した理由についてインタビューを実施しました。
年6回の連載を予定しています。
No.03
勤務歴
平成29年4月 長崎県立佐世保工業高等学校(佐世保市)
令和2年4月 長崎県立宇久高等学校(佐世保市)
令和5年4月 長崎県立長崎鶴洋高等学校(長崎市)
ある一日の流れ
08時20分 出勤
08時30分 事務室打合せ・スケジュール確認
08時45分 就学支援金申請書処理
11時00分 実習用送迎バス借上げ契約入札
12時00分 休憩、昼食
13時00分 施設修繕に係る業者打合せ
15時00分 請求書等支出処理
16時30分 翌日のスケジュール管理
16時55分 退勤
現在の仕事内容
歳入業務
授業料や施設使用料、実習等で生じる生産物売上の収入事務をしています。
臨海実習場の維持管理
長崎鶴洋高校には県内の公立学校で唯一、魚の飼育や実験を行う臨海実習場という施設があり、維持管理を行っています。
補助金・給付金
保護者に対して、授業料減免等の各種修学支援制度の案内、申請受付後の事務を行っています。
教育事務を志望した理由
地元貢献
大学進学を機に県外に出ていましたが、将来は地元に戻り、長崎県のために働きたいと思い志望しました。
学校生活を支えるために
給与事務や施設の維持管理、物品の購入など多様な業務があり、様々な角度から生徒や教職員の学校生活を支えることができることに魅力を感じ、教育事務を選びました。
これまでの業務で印象的な出来事
遠隔授業の環境整備
宇久高校で勤務しているときにICT化事業の一環で、無線LAN配線工事やタブレットや大型モニターの導入などを行いました。
ほかの離島の県立学校とリアルタイム通信で遠隔授業をしたり、校内の学習発表会を小中学校に中継するなど、様々な取組ができるようになり、子どもたちの役に立てたなと実感しました。
学校行事への参加
宇久高校では全校生徒が十数人だったこともあり、普段の業務の合間に体育の授業に参加したり、球技大会や体育祭・文化祭などの学校行事に積極的に参加していました。
福利厚生について
休暇制度の充実
妻の出産に合わせて、早い段階で職場と相談することで「出産補助休暇」や「男性職員の育児参加のための休暇」を積極的に活用することができ、出産の立会や産後の妻のサポート等ができました。
今後も「育児休暇」や「フレックスタイム制度」を活用し育児と仕事を両立したいです。
メッセージ
長所・持ち味を活かして
教育事務は、小中学校、高校、特別支援学校、行政機関など配置部署も多く、加えて学校ごとに特色が異なるため業務の内容も多岐にわたります。その中で、自分の好きなことや得意なことを探求しながら仕事をすることは楽しく、やりがいを感じます。
自分の長所や持ち味を活かすことができる職種だと思います。ぜひ皆さんも教育事務職員として一緒に働きましょう!
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