愛護動物の災害対策

普段の暮らしの中での防災対策

  災害時にペットを守るためには、まず飼い主が無事でいることが重要です。そのためには、家具の固定等地震対策を行う必要がありますが、ペットが普段いる場所に配慮することで、ペットの安全にもつながります。また、犬を屋外で飼育している場合は、ブロック塀やガラス窓、倒れやすい建物等、飼育場所の周囲に破損や倒壊するおそれのあるものがないかを確認しておくとともに、首輪や鎖が外れたり切れたりして逃げ出すおそれがないかを確認してください。

【環境省】人とペットの災害対策ガイドライン<全体版> (外部リンク)

【環境省】災害、あなたとペットは大丈夫?人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編> (外部リンク)

 長崎県災害時動物救護対応ガイドライン

 平成7年に発生した阪神・淡路大震災以降、国民的な関心が寄せられるようになり、平成23年に発生した東日本大震災において改めて災害対策を見直す必要性が認識されています。さらに、平成28年4月に発生した熊本地震では、被災動物の同行避難が注目されたところです。

 そのような中、県、市町、(公社)長崎県獣医師会、動物愛護推進員(ボランティア等)などの関係者が連携、協力して災害時における愛護動物の救護活動を行うことを目的に、長崎県では平成29年1月に「長崎県災害時動物救護対応ガイドライン」を策定しました。

 長崎県災害時動物救護ガイドライン[PDFファイル/79KB]

災害時動物救護本部設置要綱[PDFファイル/13KB]

災害時における愛護動物の救護に関する協定

 平成28年11月、県と(公社)長崎県獣医師会は、「災害時における愛護動物の救護に関する協定」を締結しました。

 災害時における動物救護活動に関する協定書[PDFファイル/17KB]

  大規模災害が発生した場合、長崎県獣医師会から以下の支援が行われます。

  • 負傷した被災動物への応急手当
  • 被災動物の保護や健康相談
  • 被災動物に関する情報提供
  • その他必要な災害応急業務

避難所等におけるペット受入れ対応マニュアル

  東日本大震災や熊本地震では、ペットとの同行避難が避難者の車中泊の原因となり課題とされました。そこで、長崎県では、災害発生時の「避難所等におけるペット受入れ対応マニュアル」を作成しました。

 避難所や仮設住宅でのペット受入れに関する調整を、市町の避難所設置・管理担当部署等に対して行い、避難所や仮設住宅でのペットの飼育支援については、県(保健所等)がフォローするということにしています。

 体制整備にあたっては、長崎県動物救護本部の構成団体として、(公社)長崎県獣医師会や地元の動物愛護団体と協力関係を築き、各種の支援を行います。

避難所等におけるペット受入れ対応マニュアル[PDFファイル/1MB]

 

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