エコフィード

 エコフィードとは、環境に優しい「エコ」と、飼料を意味する英語「フィード」を合わせた造語。食品製造副産物、加工くず、農場残さ、調理残さ等を利用して製造された飼料のこと。

県内のエコフィード利用状況

(1)利用戸数(令和3年度)

  乳用牛 肉用牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏他 合計
戸数 39 118 20 6 2 185

※ 1つの経営体で複数畜種を飼育している場合は、それぞれでカウント             (出典)令和4年4月1日畜産課調べ

 (例:乳用牛と肉用牛を飼育している場合は、乳用牛・肉用牛を1つずつカウント)  

 

(2)県内の畜産農家で利用されている食品残さの種類・量(令和3年度)

区分 シロップ廃液 焼酎粕

くず類

※1

粕類

※2

野菜残さ 食べ残し・売れ残り その他 総計
利用量(t/年) 5,010 4,144 2,243 3,691 1,201 428 996 17,713

※1 パンくず、麺くず、菓子くず等  ※2 豆腐粕、醤油粕、ジュース粕                  (出典)令和4年4月1日畜産課調べ

 

食品業者向けパンフレット

 食品業者の皆様向けに、食品廃棄物の発生状況や、エコフィードの取組メリット、飼料原料として利用できるものや県内の利用状況について、概要をまとめたパンフレットを作成しましたので、ぜひご一読ください。

エコフィードに取り組んでみませんか?(食品業者向けパンフレット)[PDFファイル/987KB]

 

食品業者向けマニュアル

 各種マニュアルについてご紹介いたします。

食品関連事業者向け 飼料化のための分別マニュアル(公益財団法人 Save Earth Foundation)(外部リンクへ移動しま  す。)

飼料化する上での分別方法や流通方法、実際に取り組む上での注意事項等がまとめられています。

 

外食産業における食品リサイクルマニュアル(一般社団法人 日本フードサービス協会)(外部リンクへ移動します。)

外食産業における食品リサイクルの事例や導入手順等についてまとめられており、エコフィードについても紹介されています。

 

県内の優良事例

農事組合方法人花房牧場[PDFファイル/992KB]

エコフィードを主原料とするリキッド飼料を給与した肥育豚の肥育成績(新ながさき養豚振興計画情報誌「プラスワン第17号(7ページ)」[PDFファイル/3MB]

ASF(アフリカ豚熱)等対策強化に向けた安全性確保について

 近隣諸国におけるASFの発生を受け、食品残さの飼料利用に係る規制が見直されます。食品残さ利用飼料製造事業場にあっては、ASFウイルスの不活化のため国際基準の適用が制度化され、令和3年4月から施行されます。 詳しくは下記リンク先をご確認ください。

エコフィードについて(農林水産省HP)(外部リンクへ移動します。)

このページの掲載元

  • 畜産課
  • 郵便番号 850-8570 
    長崎市尾上町3番1号
  • 電話番号 095-895-2951
  • ファックス番号 095-895-2593