就活応援コラムバックナンバー(第4回_令和6年1月25日公開)

キャリアコーディネーター就活応援コラム第4回「人との接点」

「聞く」姿勢、自分の考えを「伝える」力量は就活においてだけでなく、
社会人としても必要とされます。
そしてその始まりが「話す」ことです。

大人と「話す」ことに慣れていこう

企業説明会や見学会で質問する際や面接の応答では、年長者に対して自分の思いや考えを述べなければなりません。
3年生や4年生の就活生からも「うまく話せるか心配」「どんな感じで話せばいいですか?」といった相談をよく受けます。
面接などの場で採用担当者や経営者を相手に「話す」こと「伝える」ことに対して不安になりますよね。

1、2年生のうちからできることとして、私がまずお勧めするのは、年上の人と話すことに慣れておくことです。

みなさん、家族と話していますか?
親御さんやお兄さん、お姉さんは社会人のセンパイでもありますよね。
いろいろなアドバイスをもらえるかもしれません。
あらたまった会話でなくとも、普段から「ありがとう」や「大丈夫?」と言葉で
伝え合うことも大事です。

また、話し方や話すスピードも大事です。
おじいちゃんやおばあちゃんと話す時は、ゆっくり、少し大きな声で自然と話している
のではないでしょうか。

相手のことを理解しよう、こちらのことをしっかり伝えようという気持ちが言葉に乗って、
自然と相手に応じた話し方もできるようになっていきます。
誰かと話す時には気持ちを乗せることも意識してみましょう。

「敬語」についての悩みも多い

もう一つ学生の皆さんの悩みとして多いのが「敬語」です。

社会人1年生となった時、同期以外はすべて年上の人と働くことになります。
正しい敬語でなくても、学生時代とは違って丁寧な言葉遣いが必要になります。

だからと言って、今から難しく考えなくても大丈夫です。
大学の先生にたくさん質問したり、キャリアセンターを訪ねてアドバイスを仰いでみる
機会を増やしてみてください。
また、アルバイト先の上司やお客様と積極的に接してみてください。
最初は無理して敬語にこだわらなくても大丈夫。
普段より少し丁寧な言葉遣いを心掛けて話すことで、相手にその気持ちが伝わることが大事です。

就活を通して「話す」「聴く」「伝える」を磨いていこう

 人との接点である「話す場」を多く作ることは、相手に「伝える」練習の場でもあり、相手のことも「聴く」場でもあります。
 採用選考が始まると、グループディスカッションに参加することも出てきますが、グループディスカッションでは積極的に
自分の思いや考えを自分の言葉で伝えてみましょう。
 そして他の学生の話もしっかり聞いていきましょう。
採用選考のためだけでなく、社会人として誰かと接点を持つ時に役立つことを信じて・・・

最後に

今回は「話す」ことについて考えてみました。
日本には古くから「以心伝心」や「阿吽の呼吸」「ツーカー」といった言葉がありますが、
それはお互いを知り尽くして関係性が出来上がっていればこその関係です。
これから社会人になる皆さんは「言わなくてもわかるだろう」ではなく、しっかり伝えて分かり合える関係を
しっかり築いていきましょう!
言葉って難しい、でも大切なコミュニケーションツールです。
ぜひ皆さんも「話す」「聴く」「伝える」ということについて1,2年生のうちから考えてみください。

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