有明海及び橘湾の再生に関する長崎県計画について

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有明海は、地域固有の生物が多数生息するなど貴重な生態系を育む一方、これまで多くの水産物を産出し、広く国民に供給してきました。

しかしながら、底質の泥化や有機物のたい積等海域の環境が悪化し、赤潮の増加や貧酸素水塊の発生等が見られる中で、二枚貝をはじめとする漁業資源の悪化が進み、海面漁業生産は減少を続けています。

このような状況を背景に「有明海及び八代海を再生するための特別措置に関する法律」が平成14年11月29日に公布、施行されました。

本県としては、貴重な国民的財産である有明海の特徴的な生物生態系を保全し、併せて本海域の漁業生産力を高め、将来にわたりその恵沢を享受していくため、陸域を起源とする環境負荷の削減をはじめとした海域環境の保全及び改善のために実施すべき施策と、水産資源の回復等による漁業の振興のために実施すべき施策を、国や関係県、関係市町と連携し、漁業者、地域住民をはじめとする関係者の協力の下で、「長崎県計画」に基づき、有明海の再生に向けた各種施策を実施しています。

有明海及び橘湾の再生に関する長崎県計画(令和5年6月22日一部改正)[PDFファイル/98KB]

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