定例会を終わって
平成15年第1回定例県議会は、2月20日から3月14日まで開かれ、「平成15年度長崎県一般会計予算」や「長崎県議会議員の政治倫理に関する条例」など、78議案を可決・同意するとともに、「景気対策についての意見書」など7件の意見書を可決し、「被用者保険3割自己負担の実施延期に関する請願書」など3件の請願を採択して閉会した。
まず、初日の本会議では、金子知事が、県政運営の所信を述べ、平成15年度当初予算案の概要について説明を行った。
一般質問では、12名の議員が登壇し、当初予算の基本方針と財政運営、景気・雇用対策、市町村合併対策、農林水産業の振興、福祉・環境行政、教育行政、道路行政など様々な問題について、活発な議論や提言が行われた。
この後、各常任委員会で、付託された案件について審査が行われた。
なお、2月26日のハウステンボス株式会社の会社更生手続き開始の申し立てに伴い、関連中小企業対策等を講ずるための補正予算案が、3月12日の本会議に急きょ上程されるとともに、緊急に関係委員会を開催し、議案審査が行われた。
<会派別議員数> | ||||||
(平成15年3月5日現在) |
15年度一般会計予算
7,844億円