定例会を終わって
平成15年9月定例会は、9月11日から10月3日まで開かれ、「平成15年度長崎県一般会計補正予算」や「長崎県行政に係る基本的な計画について議会の議決事件と定める条例」など、24案件を可決・認定・同意・採択するとともに、「警察官の増員に関する意見書」など7件の意見書・決議を可決して閉会した。 まず、初日の本会議では、金子知事が、県政の重要事項について報告するとともに、当面する諸問題について所信を述べ、提出議案などについて説明を行った。 一般質問では、12名の議員が登壇し、県内経済の活性化や雇用確保対策をはじめ、市町村合併、観光振興、国営諫早湾干拓事業、県の財政問題、離島振興対策、医療・福祉行政、農林水産業の振興、道路・交通対策、教育問題など様々な問題について、活発な議論や提言が行われた。 この後、各常任委員会で、付託された案件について審査が行われた。 |
「長崎県行政に係る基本的な計画について議会の議決事件と定める条例」の制定 |
議会の新しい活性化の仕組みを検討するため、議長の諮問機関として平成15年6月27日「長崎県議会活性化推進委員会」が設置されました。 今後、「議会活性化のあり方」と「県民に開かれた議会のあり方」の二分野について、その具体化に向け協議を進めていく予定にしています。 このたび、県議会においては、当該委員会の提言を受け、「長崎県行政に係る基本的な計画について議会の議決事件と定める条例」を、本定例会において制定しました。 これにより、計画の段階から議会が積極的な役割を果たし、県民の目線に立った、透明性の高い県行政を推進してまいります。 |