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 文教厚生委員会

 

 <審査案件>

  議案:第119号議案「長崎県高校生修学支援基金条例」ほか8件

 <審査結果>

  議案:原案のとおり可決・承認・認定すべきものと決定

議案にかかる主な論議
(質問)
公の施設の指定管理者の指定についてに関し、長崎歴史文化博物館を指定管理者ではなく、直営で行うことはできないのか。
(答弁)
 直営では、誘客に効果のある自由な館の運営を行うことが十分にできないと判断し指定管理者制度を導入した。館の運営に加え、調査研究事業等においても、かつての美術博物館時代よりもより良いやり方ができていると考えており、今後もこの方式で行うこととしたい。
 
議案以外の主な論議
(質問)
 私学助成に関する意見書の提出についての要望に関し、私学は財政基盤が脆弱であるとされるが、耐震化の促進、スクールバス、消火器等の施設整備等の項目を掲げて国に対し要望していく必要があるのではないか
(答弁)
 個別項目の助成を要望する方法と経常費助成全体の充実を要望する方法が考えられる。個別 項目については、県の補助メニューの中に加える等により対応していくことも考えられる。
 
(質問)
 乳幼児福祉医療費助成制度の現物給付及び財政支援について、各自治体の財政力を背景として、施策に影響があってはならないと考えるが、現物給付についてどのように考えているか。
(答弁)
 市町との協議では、県の2分の1の補助率が維持されるとの前提であれば現物給付を行ってもよいという市町が増えているが、乳幼児医療費だけでなく福祉医療費全体であればとの意見や償還払いのままでいいとの意見もあり、意見は集約されていない状況である。
 また、財源の問題もあり、県内全域で現物給付を行うとなると、県と市町で合わせて約4億円程度の負担増となることから、市町の意見を踏まえ、国の動きも見ながら引き続き検討したい。
 
(質問)
 私立学校における体罰問題に関し、このような重要な案件を私立学校から県に対し報告させていないという体制に問題があるのではないか。また、県として学校が行う処分の妥当性を判断するために、第三者を入れた事情聴取を行うべきではないか。
(答弁)
 私学から報告させるための法的な根拠はないものの、報告をしてもらうように依頼はしている。今後は学校から情報が上がってくるよう連絡を密にしながら対応していきたい。
 また、処分等の対応については、私学の独自性ということで、学校の自浄努力を期待したいが、それでも改善されない場合は、県としてさらに指導していく必要があると考えている。
 なお、県が調査に入るとなると生徒に与える影響が大きくなることから、現時点では第三者を入れたような調査は考えていない。
 
(質問)
 心の病による教職員の休職に対しての改善策は行われているのか。
(答弁)
 心の病については、早期発見・早期対応が重要であるとの観点に立ち、研修会における専門医等の講義の実施、県立学校への臨床心理士等の派遣及び県内の25の指定医療機関におけるメンタルヘルス無料相談等を行っている。
 
(質問)
つくも苑の建替について、地元からは現地建替の要望が従来からあっているが、移転建替の方針については、本会議における答弁が行われた後に地元へ報告されたと聴いている。このような地元にとって重要な案件については、まず地元に話をすべきではなかったのか。
 また、以前、地元からの陳情があった際には、跡地の活用についても検討するということであったが、活用策が示されずに移転の話となっている。これは地元との約束違反に当たるのではないか。
(答弁)
 県として移転建替の方針を決定し、時間的な猶予もなかったことから、まず県議会の議員に対し報告すべきということで対応した。
 結果として地元に対する報告が遅れたことは反省している。
 なお、跡地活用は重要な問題であり、実現可能性のある案を現時点で提示できなかったものである。
その他、交わされた論議
  • 県立大学佐世保校の建替時期について
  • 長崎がんばらんば国体のリハーサル大会について
  • V・ファーレン長崎に対する今後の支援について
  • 薬物乱用防止教室の開催状況について
  • 教職員の不祥事防止について
  • 県立学校の管理職試験について
  • 完全米飯給食の実施について
  • 長崎県少子化問題基礎調査結果報告書の各種施策への活用について
  • 自殺対策の推進について

 

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