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 文教厚生委員会

 

 <審査案件>

  議案:第108号議案「長崎県スポーツ振興審議会に関する条例の一部を改正する条例」ほか1件

 <審査結果>

  議案:第108号議案 継続審査すべきものと決定

     その他の議案 原案のとおり可決すべきものと決定

議案にかかる主な論議
(質問)
 長崎県医学修学資金の返還金にかかる支払督促の申立てであるが、発生の経緯等はどのようなことか。
(答弁)
 本資金の貸付を受けた医師が、本県勤務の義務年限を果たせず生じた返還金である。元金は返還されたが、利息分が滞納となっており、債権回収のために必要な手続きである。
(質問)
 法的手続きに至ったことは、本制度を推進するうえで重要な問題である。離島医師の確保を図るには重要な制度でもあり、利率を含め今後の対策について、どのように考えているか。
(答弁)
 この制度は、本県が全国に先駆けて行ってきたが、近年、各県とも同様の制度を創設し、利息等は緩やかなものになっている。他県の状況も確認しながら、貸付だけで縛るのではなく、キャリアアップの仕組みも検討するなど、本県で働きたいと思われるような制度にしていきたい。
 
議案以外の主な論議
(質問)
 私学助成に関する意見書の提出についてに関し、公立と私立の保護者負担について、その格差の現状はどの程度か。
(答弁)
 平成21年度の初年度納付金で約4.4倍の格差があったが、平成22年度からは公立高校の授業料無償化により、比較は難しいが、格差としては確実に広がっている状況にある。
 
(質問)
 長崎県立図書館の再整備に関し、本年3月に答申が出され半年が経っている。建設場所などの検討状況は、どのようになっているか。
 また、いつごろまでに決定するのか。
 
(答弁)
 現在、長崎県立図書館再整備検討会議から示された3カ所の候補地を対象として検討しているが、建設場所や施設の規模などを盛り込んだ整備基本方針の策定に向け、県立図書館利用者へのアンケートを実施したほか、関係市と協議を進めているところである。建設場所などの決定時期は、まだ示すことはできないが、早急な建て替えが必要と思っており、着手に必要な予算をできる限り来年度中には確保していきたいと考えている。
 
(質問)
 「五島市内の公立病院のあり方検討会の中間報告書の再考と、奈留島住民との意見交換会の開催について」に関し、陳情内容は、奈留病院の診療所化に対して再考を求めているが県の所見を確認したい。
 また、五島市や病院企業団、県議会が一堂に会して地元住民との意見交換会を開催するべきと思うがどのように対応するつもりか。
(答弁)
 あり方検討会は五島市が設置したものであり、中間報告を県が処理することはできない。
 しかし、奈留病院は病院企業団病院であり、そのあり方は構成団体である県と市で最終決定することになるため、意見交換会開催については、五島市、病院企業団とも協議して対応したい。
 
(質問)
 国体・馬術競技の会場地選定について、経過はどのようになっているか。
(答弁)
 8月に行われた県の馬術連盟の理事会において、開催地を希望する自治体が雲仙市のみであった。会場は多比良港埋立地を考えており、雲仙市からも正式な申し入れがあったため、平成24年1月の県の実行委員会に諮り決定する予定である。
 
(質問)
 県内市町間の学校薬剤師の報酬額に大きな開きがある。市町間で学校薬剤師の業務内容等に違いがあると考えられるが、平準化には、県が、一定の指針を示すなり整理すべきではないか。
(答弁)
 各市町・地域の実情を考慮して決められていると考えているが、各学校等に調査を行い、検討してまいりたい。
 
(質問)
 障害者差別禁止条例を、議会側で平成24年4月の制定に向けて動いているが、この動きに対する所感を聞かせて欲しい。
(答弁)
 国では、障害者差別禁止法(仮称)について、平成25年の提案を目指し検討されている。
 また、条例制定の先進県以外の自治体は、国の法制定の動向を踏まえて動いており、現時点で県が行うべきことは、国の法制定に向けての啓発かと考えている。議会側の動きについては、できるところは協力していきたい。
(質問)
 障害のある人もない人も同じ生活を送れるような長崎県を作らなければならない。条例の制定には消極的なのか。
(答弁)
 条例制定にあたっては、差別の定義は何か、合理的配慮とはどういうものかなど、国において示すべきものがあり、国が法案を提案すると聞いていることから、県としては相談員研修やシンポジウム開催などの啓発を行っていくこととしている。条例制定については協力していきたい。
 
(質問)
 保育所における不適切な私的契約児問題に関し、9月8日に改善命令を受けた保育園は、県の特別監査においても、虚偽報告や事実の隠蔽など不適切な対応が繰り返され、未だ全容解明に至っていないとのことであるが、悪質さについてどのように受け止めているか。
(答弁)
 調査途中で改善命令を出さざるを得ない状態であり、過去の取扱事例の中でも極めて悪質と言わざるを得ない。
 また、平成10年度以前から途切れなく不正を犯していたとの情報もある。引き続き実態解明に努めたい。
 
その他、交わされた論議
・長崎県公立大学法人の第1期中期目標の評価結果について
・長崎国際マラソンinハウステンボス佐世保の開催について
・全国障害者スポーツ大会について
・県立高校の跡地利用について
・対馬歴史海道博物館(仮称)整備について
・対馬地域新病院建設の基本設計・実施設計について
・インターネットフィルタリングについて

 

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