定例会等の開催概要

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主な質問・質疑

定例会を終わって  ●主な質問・質疑  ●会期日程  ●本会議一般質問  ●予算総括質疑  ●意見書・決議  ●議員提案条例

 

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本会議一般質問
西九州自動車道について

【質問】県北地域の地域振興や活性化を促すうえで重要な西九州自動車道の早期完成には、予算のさらなる増額が必要である。沿線自治体との国への要望に対する国の回答と、今後の県の取組は。

【答弁】国からは、伊万里松浦道路から松浦佐々道路に予算をシフトし、事業促進を図る考えであることが示された。今後も早期完成を目指し、関係市町と一体となって用地取得や地元調整など、積極的に取り組むとともに、さらなる予算確保を、国へ要望していく。

県立図書館について

【質問】県立・市立一体型図書館は来年11月の開館を目指しているが、どのようなサービスを充実させるのか。

【答弁】自動貸出機やWi−Fi環境の整備とともに、可動式閲覧机の配置などにより誰もが利用しやすい施設となる予定。また、子どもたちを対象とした参加型イベントの開催や、がんや認知症などの関心の高いテーマについて、関係機関・団体等と連携した、県民、市民の課題解決のための支援サービスに力を注いでいく。

長崎人口減少非常事態宣言等について

【質問】人口減少の危機的状況を打開するため、長崎人口減少非常事態宣言等をして、知事の覚悟、決意を県民に広く知らせては。

【答弁】危機意識を共有する意味では、有効な手段の一つだと思うが、逆に、長崎県に対する不安感を招来しかねないため、慎重に対応する必要がある。そのため、早い段階からのふるさと教育の充実や地元企業の情報提供等により、UIターンや地元定着の促進を図っていかなければならないと考えている。

特別養護老人ホームなどの入所待機者について

【質問】入所待機者の状況と施設整備の実績及び今後の対策についてどう考えているか。

【答弁】待機者は、平成29年4月1日現在約3,600人で、このうち、要介護3以上の在宅待機者は約1,300人。また、平成27年度から29年度にかけて402床の特別養護老人ホームを整備し、県内の総定員数は7,525床。介護人材の確保が困難なため入所定員の調整を行っている施設があることから、介護人材の育成・確保に向け、きめ細やかな対策を講じていきたい。

佐世保市の渇水の状況について

【質問】佐世保市の水道水源、渇水の状況並びに石木ダムの建設に向けての考えは。

【答弁】佐世保市は河川からの取水割合が大きく渇水が起こりやすい状況にあるが、8月の降水量が平年の54%にとどまったこと等から8月23日に水道局渇水対策本部を設置している。石木ダムは川棚川の治水対策、佐世保市の水源不足解消に必要不可欠であり、早期実現に向けて反対地権者の皆様の協力が得られるよう、また、工事の進捗に引き続き力を注ぎたい。

長崎駅周辺の都市整備・交通対策について

【質問】長崎駅周辺地区の都市整備についての県の関与と、事業進捗及び駅周辺の渋滞解消についての考えは。

【答弁】県は在来線の連続立体交差事業を実施し、市は土地区画整理事業により駅前広場や関連道路の整備を実施する。商業施設などの建設に伴う交通処理問題は、引き続き市や警察などの関係機関と協議を進めていく。新駅舎の南口改札やそれに続く歩行者デッキについては、関係者間において今後の課題となっている。

県庁跡地活用について

【質問】長崎市議会でMICE関連予算案が6月に可決された。県はこれからどうやってホールを建設し、いつまでに跡地の整備方針を示すのか。

【答弁】現在、市と協議をしており、改めて都市デザインや建築、広場等の専門家の意見も伺いながら検討を進めている。できるだけ速やかに検討を進め、最大限の効果を発揮し、賑わいの創出につながる活用策となるよう、整備の方針を示したい。

伊万里湾赤潮への対応と支援について

【質問】伊万里湾赤潮対策の地元要望を踏まえた今後の取組は。

【答弁】今年度から国の事業を活用して、佐賀県と連携した広域監視体制の強化を図っている。今後は、人工衛星等を活用した赤潮の判別と予測に関する新たな技術開発に取り組んでいく。また、佐賀県と連携して湾内の底質改善による赤潮発生及び拡大抑制の可能性を検討するとともに、生産者に対し、深さを変えられる生けす網の試験的な導入を県事業により支援していく。

雲仙市愛野小浜バイパスについて

【質問】愛野小浜間の時間短縮可能な代替道路を強く望んでおり、実現できるよう取り組んでいただきたい。

【答弁】国道57号の愛野小浜間のバイパス整備については、事業費が大きく、費用対効果の点で課題がある。まずは、これまでの経緯も踏まえ、現道の機能強化を最優先に行うことが重要と考えているが、今後も課題解決に向けての議論は、引き続き行っていく。

2040年問題に対する知事の認識について

【質問】65歳以上の人口がピークを迎える2040年問題に対する知事の認識をお尋ねしたい。

【答弁】若年層の減少に伴う人材不足が、地域経済や産業活動の縮小を招くとともに、地域活動の担い手不足から、集落機能の維持そのものが困難になるなど、深刻な事態に直面するのではないかと強い危機感を抱いている。幅広い分野で議論を重ねながら具体的な対策を講じていかなければならないと考えている。

「賢人会議」の長崎開催について

【質問】被爆地長崎で核軍縮の実質的な進展のための賢人会議が開催されるに当たっての思いは。

【答弁】賢人会議が被爆地長崎で開催されることは、大変意義深いと考えている。委員の皆様には、会議における議論のほか、被爆者との対話などを通して、被爆の実相に触れ、核兵器の非人道性を理解していただき、世界に向けて平和を発信していただくことを期待している。機会を捉えて委員の皆様に核兵器廃絶に向けた長崎の思いを訴えていきたい。

観光立県の柱となる長崎観光の活性化について

【質問】2つの世界遺産の登録効果を一過性に終わらせないため、どう取り組んでいくのか。

【答弁】登録効果を持続性あるものとしていくためには、信仰の歴史や真の価値に直接触れて、その感動を持ち帰っていただくことが大切であるとの考えのもと、価値を伝えるガイドの確保・育成等に努めてきたところである。引き続き、長崎ならではの歴史や文化、食の魅力発信にも努めるなどし、更なる周遊対策、リピーターの創出に力を注いでいく。

審査した案件と結果
【知事提出の議案】
・予算

2件

(可決)
・条例

9件

(可決)
・事件
2件
(可決)
・人事
1件
(同意)
・認定

3件

(予算決算委員会に付託)
 
【議員等提出の案件】
・議員派遣
3件
(可決)
・意見書
3件
(可決)
・決議
1件
(可決)
 
【請願】
1件
(採択)

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