閉会中の委員会活動

議会運営委員会

現地調査

委員会名 議会運営委員会
目的 議会運営について、議会広報の取り組みについて 外
日時 平成30年8月21日(火)~8月23日(木) (3日間)
調査先 滋賀県、三重県
出席委員 委員長 三好 德明、副委員長 松本 洋介、委員 橋村 松太郎、委員 中島 廣義、
委員 中村 和弥、委員 深堀 浩、委員 吉村 洋、委員 山口 経正、
委員 近藤 智昭、委員 坂本 浩
概要

1.滋賀県議会(滋賀県大津市)

 議会運営、議会広報の取り組み等について、現地調査を行った。

(1)議会運営の主な取り組み
 


滋賀県議会

①議員数(H30.6.26現在)
 ・定数  44名
  現員数 44名
  (男性:37名 女性:7名)
②会派構成
 ・自由民主党滋賀県議会議員団 
  22名
  チームしが 県議団 15名、
  日本共産党滋賀県議会県議団
  3名、
  公明党滋賀県議団 2名、
  良知会 2名
③会期
 ・年1回の定例会制(召集月:4月)(平成26年度~) 
  ※定例会議(年4回:6月、9月、11月、2月)
  平成30年度会期日数 325日(概ね4月から翌年3月まで)
④一般質問
 ・1定例会議 4・匇ヤ
 ・質問方法は、一括質問一括答弁方式、分割質問方式、一問一答方式から選択
 ・質問者数には制限なし
 (原則として発言通告のあった議員について質問が認められている)
 ・質問者1人につき、答弁を含めず年間120分以内とし、1定例会議の質問時間は30分以内
  ※答弁時間について制限はないが、質問と同時間内としている。
⑤常任委員会の状況
 ・委員会数 5委員会 ※委員会名等は以下のとおり、( )は委員数
   総務・政策・企業(8)、県民生活・土木交通(9)、環境・農水(9)、厚生・産業(9)、文教・警察(9)
⑥特別委員会の状況
 ・委員会数 4委員会 ※委員会名等は以下のとおり、( )は委員数
   琵琶湖対策(11)、地方創生・しがブランド推進対策(10)、行財政・働き方改革(10)、スポーツ振興対策(10)
   予算(42)※当初予算を審議するため、2月定例会議で設置
(2)議会広報の主な取り組み
  ①本会議のテレビ放映等
・代表質問、一般質問、定例会議最終日の模様をお知らせする広報番組を制作し各々の当日の22時からダイジェスト版として、県内をエリアとする民放局で放映
 質問日:55分(平成24年度~)、最終日:30分(平成25年度~)
・インターネットによる生中継及び録画配信(平成17年度~)
②委員会のテレビ放映等
・常任委員会及び特別委員会の活動内容を紹介する広報番組を制作し、年間各1回ずつ、県内をエリアとする民放局で放映(各30分(平成14年度~))
・予算特別委員会のインターネットによる生中継及び録画配信(平成17年度~)
③議会広報誌等の発行
・年5回、「県議会だより」を発行し、新聞折り込みにより、各戸配布(平成29年度 502,500部発行)
・県議会だよりの記事を抜粋した録音テープ版、点字版を作成・配布(平成29年度 音声版:259本、点字版:163部)
その他
・ツイッターによる議会情報の発信(平成24年9月~)
・議会ホームページのスマートフォン対応(平成24年9月~)
 ※インターネット映像配信(平成26年9月~)

2.三重県議会(三重県津市)

 議会運営、議会広聴広報の取り組み等について、現地調査を行った。

(1)議会運営の主な取り組み
 


三重県議会

①議員数(H30.4.1現在)
 ・定数  51名
  現員数 48名
  (男性:42名 女性:6名)
②会派構成
 ・新政みえ 18名
  自由民主党県議団 13名、
  自民党 4名、能動 3名、
  鷹山 3名、公明党 2名、
  日本共産党 2名、
  大志 1名、草の根運動いが 1名
  青峰 1名
③会期
 ・年1回の定例会制(招集月:1月)(平成25年1月~)
  〔議員改選の年は年2回の定例会(招集月:1月、5月)〕
 ・定例会の日程 開会会議(1月)…会期決定
         定例月会議(年4回:2月、6月、9月、11月)
         3月会議…税制改正関連条例案等
         5月会議…役員改選等
  平成30年度会期日数 337日
④一般質問等
○議案に関する質疑
・定例月会議初日に提出される議案に関する質疑は、一般質問実施前に行い、随時提出される議案に関する質疑は、議案聴取会終了後に行われる。
・質問者1人につき、答弁を含めて15分以内
・1定例月会議あたり1日間
○一般質問
・1定例月会議あたり3日間
・質問方法は、一括質問一括答弁方式、分割質問方式、一問一答方式から選択
・質問者1人につき、答弁を含めて60分以内
○文書による質問
・定例月会議以外の期間に文書による質問ができる。
⑤常任委員会の状況
・委員会数 7委員会 ※委員会名等は以下のとおり、( )は委員数
 総務地域連携(8)、戦略企画雇用経済(8)、環境生活農林水産(8)、医療保健子ども福祉病院(7)、防災県土整備企業(8)、
 教育警察(8)、予算決算(47)
⑥特別委員会の状況
・委員会数 1委員会 ※・マ員会名等は以下のとおり、( )は委員数
 障がい者差別解消条例策定調査(13) ※平成30年6月29日廃止
(2)議会広聴広報の主な取り組み
  〔広聴〕
  ①みえ現場で県議会
・県民の意見を聴き議会の議論を活かすため、県政の課題をテーマに関係者や県民に参加を呼びかけ「みえ現場で県議会」を開催(平成22年度~)
②みえ高校生県議会
・高校生が議会体験を通じ議会に対する関心を高めるとともに、高校生の意見を議会の議論に反映するため「みえ高校生県議会」を開催(平成28年8月~)
  〔広報〕
  ①本会議のテレビ放映等
 ・代表質問、一般質問及び予算決算常任委員会総括質疑を三重テレビ放送において、生中継(平成13年6月~)
  ※平成30年度から代表質問及び予算決算常任委員会総括質疑の手話通訳付生中継を開始
 ・インターネットによる生中継及び録画配信(平成17年第3回定例会~)
②委員会のテレビ放映等
 ・常任委員会及び特別委員会の活動状況等を県議会ハイライトとして、三重テレビ放送において、年5回放映(平成13年~)
 ・インターネットによる生中継及び録画配信(平成17年第3回定例会~)
③議会広報誌等の発行
 ・年7回、「みえ県議会だより」(タブロイド判カラー刷、4頁4回、2頁3回)を発行し、新聞折り込みのほか、公共施設やショッピングセンター等に配置
 ・年2回、県議会の活動状況について、県議会新聞を発行(4頁別冊)
  (昭和59年~伊勢新聞)
 ・会議日程等のお知らせ情報を県のテレビデータ放送の中で配信
  (平成28年4月~)
④議長定例記者会見
 ・毎月1回、議長が記者会見を行い、インターネットによる生中継・録画放送及び会見録のホームページ掲載により情報発信(平成19年6月~)
⑤みえ県議会出前講座
 ・広聴広報会議委員(県議会議員)2人が県内の学校に出向き、県議会のしくみや役割等について講義を実施(平成19年9月~)
  平成29年度 16回、参加者1,136人