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平成22年9月14日 定例記者会見

 ●会見内容●

1.9月議会開会にあたって
2.県庁舎整備について
3.民主党代表選挙について
4.県庁舎整備について
5.石木ダムについて
6.九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について
7.諫早湾干拓事業について
8.来年度の予算編成方針について
9.県庁舎整備について

○広報広聴課長 それでは、時間になりましたので、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。

○知事 皆様、おはようございます。前回の定例会見から何かあるかなと思いましたが、大きな動きは特にありませんでしたので、私の方から冒頭のご報告等は今回はございません。どうぞ、何かございましたらよろしくお願いします。

1.9月議会開会にあたって

○記者(NBC) 昨日から9月の議会が始まりましたけれども、今回の議会の中では公約の一つの乳幼児医療費の問題とかを出されています。そういうことも含めて今回の議会に臨むお気持ちをお聞きかせください。

○知事 まずは、県の長期総合計画、これが終期を迎えつつありますので、その準備作業を現在進めております。骨子案等について県議会の皆様方から忌憚(きたん)のないご意見等をまずいただいて、これからの長期総合計画の策定に本格的に取り組んでいかなければいけないと思っております。
 そしてまた、先ほどお話がありましたように、今回の補正予算の中で乳幼児医療費の現物給付について県の支援策を明らかにして関係予算も計上させていただきましたので、ご理解をいただいて子育て支援体制の強化に取り組んでいければと考えております。
 また、そのほかにもいろんなご議論をいただくことになるものと思っておりまして、例えば、県庁舎の建設の問題等含めて、県議会の皆様といろいろな場面でご意見をお伺いし、また、私どもとしての考え方なり申し述べさせていただくことになるのではないかと思っています。

○記者(NBC) 乳幼児医療費のことに関して言うと、公約ということで出されたわけですけれども、出したことによって今回少しほっとしたとか、そういうことはないんですか。

○知事 前から市町のご担当の方々とも繰り返し協議を重ねてきておりましたし、一部、佐世保市や諫早市は現物給付にこの10月から移行しようというような動きも見られましたので、県が遅れて、そうした動きに迷惑をかけることのないようにということで、後はスムーズに制度が移行されて、県民の方々に喜んでいただけるような状況に一日も早くなればと期待しております。

2.県庁舎整備について

○記者(NBC) 県庁舎の問題も今回意見を述べることになるんじゃないかというふうに先ほどおっしゃられましたけれども、今日、(長崎県庁舎整備基本構想案に対するパブリックコメントの)結果速報が発表されました。その結果については、どういうふうにとらえていらっしゃいますか。

○知事 パブリックコメントでご意見をちょうだいしたところ、8割に近い方々が賛成であるというような大まかなご意見であったという話はお聞きしております。
 ただ、この間、県議会の特別委員会等におかれても、それぞれの地域において住民の方々の意見を聴く会なども開催していただいておりますし、また、別途、いろんな関係団体の皆様方からも説明に来てくれないかというようなこともあってご説明を申し上げた経過等もありますので、これからはそうしたいろいろなご意見等も総合的に勘案しながら、これからの方針を見定めていく必要があるのではないかと思っております。
 まだまだ県議会の特別委員会でもご議論をいただいているさなかでありますし、県がお示しした基本構想案についての具体的なご意見等も賜るのではないかと思いますので、そうした点等を総合的に踏まえて判断をしなければいけないと思っております。

3.民主党代表選挙について

○記者(朝日新聞社) 今日の午後には民主党の代表選の結果が出ますけれども、その結果いかんによっては長崎の政策課題である新幹線とか諫早湾干拓事業とか、そういったことにも影響が出る可能性もあります。
 長崎県知事として、今日出される結果は、どんなところに注目されていますでしょうか。

○知事 それぞれの代表選、候補者の方々の詳細な政策内容というのは、まだわからない点がむしろ多いのではないかと思っております。今お話がありましたように、新幹線に対する取り組み姿勢、あるいは諫早湾干拓事業の開門調査問題についてどんなご判断をされて、どういう方向で取り組んでいかれるのか、まだ明らかになっていない状況でありますので、私どもとしては、これまで繰り返し申し上げてきたような姿勢で代表の方がお替わりになられようと、地方の実情等しっかりと訴えていく必要があると思っております。

○記者(朝日新聞社) では、現段階では、どちらの候補を、どのように評価するかというご意見はお持ちではありませんか。

○知事 そうですね、なかなか難しいと思います。お二人の方々がお話になられる内容も、それぞれに期待できるような点も含まれていると思っておりまして、どちらが実現すればいいというようなところまでは考えておりません。

○記者(朝日新聞社) 今日、午後の結果を受けてコメントを出したり、それからぶら下がりに応じていただくということはできますでしょうか。

○知事 コメントをお求めになるということであれば準備をしたいと思いますけれども、先ほど申し上げたように、まだ詳細な政策が明らかにされておりませんので、国に対するいろんな諸課題がある現状の中で、国政の発展に向けた強い期待というものを表明させていただくことになるのではないかと思います。

○記者(読売新聞社) 今の質問に関連してなんですけれども、長崎県の長として、新しい代表に政策面で期待する点というのをお伺いします。

○知事 お二人とも既にお触れになっておられますけれども、今、国政はさまざまな課題が存在すると思っております。私どもが一番重要であると思っておりますのは、経済活性化と雇用の問題、特に今の経済状況を見る時に、円高の問題が非常に大きな課題となっていると思っておりますので、そうした課題については、一刻の猶予もならないような状況でありまして、国の立場でしっかりと取り組んでいただくことが大前提になると思いますので、迅速な経済、雇用関係を含めた対応を期待したいと思っております。それにあわせて地方の立場からは、地域間格差が拡大しつつあるのではないかという懸念もございますので、やはりそれぞれの地域が抱える諸課題についても実態を十分踏まえていただいて、地域の活性化に向けてお力添えを賜りたいと思っております。

○記者(読売新聞社) 引き続きなんですけれども、代表選、2人の中でいうと小沢さんの方が一括交付金の話をされていると思うんですが、その辺についてのご意見なんかはありますでしょうか。

○知事 一括交付金を具体化するというお話については、地方としては歓迎したいと考えておりますが、ただ、一番大きな課題でありますのは、小沢さんが一括交付金化することによって関係予算が削減できるのではないかというようなご主張をなさっておられます。実態については既に皆様ご承知かと思いますが、例えば国の国庫補助金約21兆円のうち14兆8,000億円は実は社会保障関係費なのです。生活保護でありますとか、国民健康保険、あるいは介護保険等の推進に必要な経費であり、これは制度が国の方で一律に定められており、削減等の余地がない、むしろこれからますます増えていくであろうと考えられる経費です。一括交付金化することによって関係予算が縮減できるのではないかというのは、地方の立場としては全く当たらないと考えております。
 ただ、公共事業関係費が3兆1,000億円ほどあります。こういった分について一括交付金化が図られて地方の選択肢が広がるということについては、地方として地域主権改革の中で期待できる分野ではなかろうかと思っておりますが、ただ、こうした分についても一括交付金化されたから事業費が縮減できるかというと、必ずしもそういう状況にはないと考えております。
 ただ、さまざまな補助金の場合に、交付申請手続、交付決定手続等、相当事務が繁雑になっている現状もありますので、そういった意味で一括交付金化を図ることによって事務負担が相当軽減されると。そしてまた、地方の柔軟な選択肢が広がるということはあるのだろうと考えております。

○記者(長崎新聞社) 政府は先日、円高ドル安に向けて対応する経済対策というのを閣議決定していたと思うんですけれども、これについてはどのように評価していますか。

○知事 今の現状の中で、非常に厳しい財政状況でありますので、いわゆる予備費を活用したり、補正予算を編成したり、来年度の当初予算、いわゆる三段構えの経済対策と、こう言われておりますけれども、やはり今の現状を踏まえた場合に、早急に経済雇用関係の対策を講じていただきたいという思いは強いものがございます。

○記者(長崎新聞社) 一定評価されていらっしゃるんでしょうか。

○知事 そうですね。

○記者(長崎新聞社) そうすると、こじつけかもしれませんけれども、今の菅さんが続投した方がいいんじゃないか、小沢さんの経済対策については、評価するところもあるけれども、ちょっと不安の部分が大きいんじゃないかというふうに受け止めると。

○知事 ただ、小沢さんも2兆円規模の経済対策がまず必要だというようなこともお話しになっておられますので、政府の方で閣議決定されたということは、まだ小沢さんのそうした取り組みが具体的になってないということだけではないかと思います。仮に小沢さんが代表になられた場合には、これまでのお話の内容をお聞きする限りにおいては、早急な経済対策を講じていかれるのではなかろうかと考えております。そういった面では、お二人とも認識は似通っているのではないかと思っております。

4.県庁舎整備について

○記者(NIB) 県庁舎整備のことなんですが、知事ご自身の中では、いつぐらいまでには結論というか、方針をこうするというのを、遅くてもこれまでにはと、そういっためど的なものというのはいかがなものなんでしょうか。

○知事 めどをいつまでにというところは、まだ考えておりません。今、ご議論をいただいているさなかでありますので、そうした県議会等の皆様方を含めてご議論の経過を今は注視していきたいと思っております。

○記者(NIB) 考え方は、よりじっくり議論が必要なんだというお考えなのか、でも、遅くてもここまではしなきゃいけないだろうというようなところはないんでしょうか。

○知事 もともとこの県庁舎の建設問題は、繰り返し申し上げておりますように、この県庁舎が単なる執務室である、仕事をする場であるということだけであれば、老朽化、狭隘化といったものは、これは急ぐ必要はないと思います。相当の経費がかかるプロジェクトでありますので。
 ただ、最も懸念されることは、やはり震災にどう対応できるかという大きな課題が突きつけられているわけでありますので、そうした中、財源的にも基金が積み立てられて380億円近くの基金が既に確保されている、そういう状況でありますので、いたずらに時間をかけて検討すればいいという課題ではないだろうと思っております。

○記者(毎日新聞社) 県庁舎整備で、知事判断の時期なんですけれども、県議会も来年春には改選になっちゃうんですけれども、その前に一定の結論を県議会は出すと思うんですが、それを受けて、また違う議員さんになると、また状況が変わる可能性もあるんですが、ここら辺はどう考えて判断をしているんですか。

○知事 県議会の特別委員会でご議論をいただいておりますので、その検討結果のご報告が、当然、議会でなされると思います。その結果を見た上で、先ほど申し上げたように、時間をどのくらいかけるかと。同時並行で県民・市民の皆様方のご意見等も承ってきた経過もありますので、そういった経過を踏まえて判断をしたいと思っております。

5.石木ダムについて

○記者(西日本新聞社) 石木ダムにつきまして、その後、地権者との話し合いについてはどういう状況でしょうか。

○知事 今まで2回、地権者の方々と面会をし、お話をさせていただきました。また、できるだけ早い時期にお話をさせていただこうと思っております。

○記者(西日本新聞社) 2回されて、その後はまだないんですか。

○知事 そうです。一つは、夏の酷暑の中でありましたので、ちょっと今の時期は勘弁してほしいというようなお話もありまして、タイミングを図っているところです。

○記者(NIB) それの関連で、前回の会見の時には、8月の終わりぐらいにもまたというようなお話を伺っていたかと思うんですが、そういう意味では、こちらから呼びかけはしていたんだけれども、お断りというのは変ですが、「酷暑なので、ちょっと今回は」というお返事だったという感じでしょうか。

○知事 そうです。

○記者(NIB) それは、知事としてはどのようにとらえていらっしゃいますか。これからも呼びかけて話し合いを。

○知事 もちろん、そう考えております。

○記者(長崎新聞社) 関連なんですが、付け替え道路の工事が止まっているんですけれども、いつまでも中断するということは県の立場としては難しいかと思うんですが、大体どれくらいの期間、中断を考えられているんでしょうか。

○知事 今、お話をさせていただいている段階でありますので、そのお話について、一定方向性が見定められるまでは、この再開というのはなかなか難しいのではなかろうかと思っております。話し合いをさせていただきながら並行して工事を進めるというのは難しいと思っております。
 ただ、ご指摘のように関係予算も計上されており、その予算を流してしまわないためには、ぎりぎりのタイムリミットというのも当然ながらありますので、できるだけ早く住民の皆様方と話し合いを重ねて、ご理解がいただけるよう全力を尽くしていきたいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 「一定の方向性が見定められるまで」というんですけれども、この「一定の方向性」というのは、知事としてどういうお考えがあるんでしょうか。

○知事 これまでお話をさせていただく中で、いろいろな疑問点、ご提案等もいただいております。まずはそうした部分についてしっかりと、今回初めて直接地権者の皆様方と話し合う場をいただいたわけでありますので、そうしたことについてきちんと直接お答えをし、話し合いをさせていただくというのが大前提だろうと思っております。そうした中でご理解がいただけるように努力していきたいと思います。

○記者(長崎新聞社) 疑問に答えて理解をいただいた時点を、その「一定の方向性」が出たというふうに考えられているんでしょうか。

○知事 そうありたいと思います。それが目標であります。

○記者(長崎新聞社) 立場が違いますので、向こう側が理解されるというのはかなり難しいハードルだと思うんですけれども、そのハードルをクリアしないと再開はしないと。

○知事 そこまでは申し上げておりません。

○記者(NIB) それに関連して、その疑問点、提案いただいていることに関しての答えというのはもう準備ができて、それはもうできている状況なんでしょうか。

○知事 今、その作業を進めている状況です。水の需要量に関するご疑問、あるいはいろんな他の方式の採用も考えられるのではないかといったご提案等もありますので、そうした部分についてしっかりとお答えできるように、今、作業を進めている段階です。

6.九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について

○記者(共同通信社) 先週、国土交通省の(フリーゲージトレインに係る軌間可変技術)評価委員会で、フリーゲージトレインの現在実験している車両について報告がなされたんですけれども、前原国交大臣が新規区間の着工、長崎新幹線の諫早〜長崎間新規着工についてはフリーゲージトレインの実用化を前提としておられると、そういう発言をしている中で、一定条件でカーブでスピードが出せないとか、いろいろな問題が今上がってきましたけれども、その着工についていろいろ影響を与える面もあろうかと思うんですが、その点についてどうお考えになられていますか。

○知事 フリーゲージトレインについては、一刻も早く技術開発を進めてほしいという要請を重ねてきておりましたけれども、この技術評価については、今、お話がありましたように、直線部分での新幹線軌道での期待した速度、これは達成できたと。あるいは在来線でもそのスピードは達成できたけれども、いわゆるカーブの部分で少し期待した速度よりも低い状態だというようなお話でありました。
 ただ、その開発関係経費も予算に計上されましたし、いろいろな課題について、例えば線路側からの改良といったことも考えられるのではないかというような内容になっているようでありますので、まずはこのフリーゲージトレインの開発いかんという問題は、既に着工した部分も全く同じ事情にあるわけですね。武雄温泉〜諫早間もフリーゲージトレインが走る形になるわけでありますので、ぜひ何としてもやはり開発について成果を期待したいと思っております。
 そうした上で、やはり諫早〜長崎間については、一刻も早く認可・着工できるように働きかけをしていかなければいけないと思っております。

○記者(西日本新聞社) それに関して、既存のレールの改良も必要じゃないかというふうな報告でしたけれども、そうすると、いわば在来線の方もかなりいろいろ工事がかかるということになってくる可能性もありますが、その辺についてはどうなんでしょうか。

○知事 そこは半径600メートルよりも小さいカーブの部分で難しい課題があるとかという話もお聞きしておりましたが、具体的にそうしたカーブが在来線のどこの部分にどれぐらいあるのかというのは、まだ私の方も把握しておりません。具体的にどういう取り組みがなされるのか、いろんな課題に対して、これから現場での実証試験等も行われることになるのではないかと思いますので、そうした成果の上に、また新たな技術開発等が進んでいくのではないかと思っております。

7.諫早湾干拓事業について

○記者(朝日新聞社) 先日、諫早湾干拓事業の堤防道路の前で、2回目の海上デモが佐賀の漁民の方々を中心にあったんですけれども、開門反対の立場をとっていらっしゃる長崎県として、改めてそういった声をどういうふうに受け止めたかを聞かせてください。

○知事 諫早湾干拓事業の開門調査の問題については、この席でも繰り返しお話をさせていただいておりますが、今回の海上デモが計画されているというお話については、地元の南北高有明海海区漁業協同組合長会ですか、こちらから、「ぜひ、支障を生ずるおそれがあるのでやめてくれ」というようなお話もあったと聞いております。それぞれのお立場で主張も変わってくるものと思いますが、そうした具体的な形でデモ等が行われるということに関しては、いかがなものかと思っております。

○記者(NBC) これに関しまして、その2日前に県に対して、長崎県はリーダーシップをとって、この問題について各県と、有明海4県なんかで話し合ってほしいというふうな要望も上げられていたと思うんですけれども、それについて、お聞きになったと思うんですが、いかがお考えでしょうか。

○知事 有明海の再生に向けた協議の場というのは既に設けられているわけですね。4県による「連絡協議会」といったものも立ち上げられておりまして、これは国の方で事務局を担って開催されております。既にそうした協議の場はあるわけでありますので、そうした場等で、有明海の再生に向けた思いというのは我々も全く変わっておりません。一刻も早く原因を究明して、再生に向けた具体的な取り組みが進められていくよう強い期待を持っているところでありますので、まずはそうした場を有効に活用していただくということができるんではないかと思っております。
 県にリーダーシップをとって開門を含めてといったご要請については、私たちは開門に反対の立場でありますので難しいと思っております。

8.来年度の予算編成方針について

○記者(長崎新聞社) 来年度の予算編成についてなんですけれども、知事の方針というか、考え方についてどういうスタンスなのか。国は財政の基準、各省庁10%削減するという方針でされましたけれども、県としては、そういった来年度の予算要求に対して知事としてどういうスタンスで臨まれるんでしょうか。

○知事 それはまだどういう予算編成方針を定めて取り組んでいくかということについては、これから検討をしなければいけない課題になっております。
 ただ、全般的に申し上げますと、国の財政状況も非常に厳しい状況でありますので、地方財政対策がどう講じられていくかということによって、地方の財源も大きく変わってまいりますが、非常に厳しい状況であるのは変わりないものと思っております。そうした中で、県の予算編成についても余裕があるわけでは決してないだろうと思っておりますので、どういった部分で節約を重ねながら、そして、政策的なプロジェクト等をどう盛り込んでいくのかというのは、少し知恵を絞っていかないといけないと思っております。

○記者(長崎新聞社) 考え方としては、一律何%カットとか、そういった…。

○知事 これまでも縮減をすべき分野、そして、積極的に予算提案等をいただく分野、色分けをしてやっておりますので、すべての予算一律に何%削減というようなことは考えておりません。

9.県庁舎整備について

○記者(長崎新聞社) 県庁舎整備でもう一点確認させていただきたいんですけれども、賛否の割合を率直に知事はどう受けとめられたのかなというのをお聞きしたいと思います。

○知事 8割近い県民の皆様方の賛成があったということでありまして、私が考えておりました以上にご賛成いただいている方のご意見が多かったのかなと思っております。

○記者(長崎新聞社) それはどういった理由というか、理由はいろいろ書いていると思うんですけれども、どういう。

○知事 前回も県内5地域だったですかね、議会運営委員会と私も総務部長の立場で参加をさせていただきましたけれども、それぞれの地域を回りまして、県庁舎の現状等についてご説明をし、また、さまざまな意見をちょうだいする機会がありました。今回、改めてまた8地域でそうしたお取り組みをいただいているということでありまして、一定県民の方々も、そうした機会に参加いただいたり、あるいはいろんな説明の場でご理解をいただく場があったのではないかと思っております。そうしたことの一つのあらわれている部分もあるかもしれないと思います。

○広報広聴課長 何かほかに質問があれば。ないようでしたら、以上で知事の定例の記者会見を終わらせていただきます。
 どうもありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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