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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

平成23年8月31日 定例記者会見

 ●会見内容●

1.アジア・国際戦略に関する最近の取り組みについて
2.九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について
3.野田新首相の誕生について
4.公営企業会計の定期監査結果について
5.原子力災害に関する対応状況について
6.石木ダムについて
7.諫早湾干拓事業について
8.上海航路の復活について
9.石木ダムについて
10.九州電力相浦発電所の不祥事について
11.九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について
12.県立図書館について
13.石木ダムについて

1.アジア・国際戦略に関する最近の取り組みについて

<配布資料> 知事及び県議会議長の香港・マカオ訪問について【PDF】

○広報課長   それでは、ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。

○知事  よろしくお願いします。
 最初に、最近の県のアジア・国際戦略に対する取組等について、簡単にご報告をさせていただきたいと思います。
 まず、香港・マカオ訪問でございますが、明日9月1日から4日まで、宮内県議会議長、長崎市の古賀副市長とともに、香港とマカオを訪問する予定にしております。行程につきましては、お手元にお配りしてあると思いますが、今回は、香港中華総商会のジョナサン・チョイ会長のご招待によりまして、「香港・日本経済サミット2011」、そして、「孫文・梅屋庄吉展」の開幕式典へ参加することとしております。
 長崎県と香港との関係でありますが、ご承知のとおり、両地域とも中国文化、西洋文化を取り入れながら、ともに発展してきたという歴史的な共通点がありますが、これまで、行政が主体となって積極的な交流に取り組んできたというようなことはあまりなかったのではないかと思っております。
 しかしながら、今回のこうした国際戦略に取り組む過程の中で、孫文と梅屋庄吉が初めて出会った所が、実にこの香港でありました。こうしたことをきっかけに、昨年11月でありましたが、私を含めて訪問団が香港を訪問した際、このジョナサン・チョイ会長との会談等も行いました。これが一つのきっかけとなりまして、香港側からの呼びかけに基づき、今年6月、香港のドラゴンボートレースと長崎のペーロン大会、この2つのイベントの相互交流協定が実現をして、また、7月には、本県で初めて香港ビジネスセミナーが開催されたところであります。
 さらに、このジョナサン・チョイ会長は、孫文の生誕地である中山市のご出身であります。実は7月に本県を訪問されたところでありますが、その際、田上(長崎)市長とも懇談をされまして、今回の長崎市と中山市との「市民友好都市」締結につながる一つのきっかけともなったところであります。
 私どもが香港に今後いろいろなプロモーション活動をやろうと考えておりますのは、一つは香港が持つ市場そのものの魅力があります。そして、もう一つは、中国の本土戦略の拠点として、さらに戦略的な取組が展開できる可能性があるのではないかと考えているからでございます。
 中国全土に対して、この香港は金融、不動産など、多くの分野で資本進出がなされておりまして、香港側からも、ぜひ中国本土戦略を展開するのであれば香港をうまく活用してもらいたいというようなご提言等もいただいたところでありまして、今後、戦略的に香港との人脈の構築に力を注いでいきたいと考えております。
 それから、一方、韓国の方の取組として、最近の出来事でありましたが、去る8月21日に、長崎県美術館と釜山市立美術館との交流協定を締結いたしました。これは、もともと対馬市と釜山市との間で行われた民間の美術関係の交流から始まったものであります。その後、館長同士の交流、そしてまた、両市の子どもたちによる美術作品の相互展示等を重ねてきたところでありますが、今回、この両館の協力関係をより高めていこうということで、こうして締結に至ったものであります。
 当日は、許南植(ホ・ナムシク)釜山広域市長さんほかご出席をいただいて、協定締結の調印式を行ったところでありますが、こうした機会を活かしながら、今後、さらに広い分野にわたって、本県と釜山、あるいは韓国との交流拡大に力を注いでいきたいと思っております。
 それから、先週のことでありましたが、去る8月23日から25日まで、北京を訪問してまいりました。これは、孫文と梅屋庄吉夫妻の像を中国側から長崎県に寄贈したいというお話がありまして、そのお礼のために中国を訪問させていただきました。
 経過についてはご承知いただいていると思いますが、梅屋庄吉が、孫文が亡くなった後、4体の孫文像を中国に寄贈いたしました。これは今も大切に保存、展示されているところでありますが、その返礼という意味も兼ねて、日中の新たな友好関係のシンボルとして中国側から贈呈をいただくということになったところであります。
 あわせて、せっかくの機会でありましたので、「孫文・梅屋庄吉と長崎プロジェクト」、あるいは「長崎・上海航路の復活プロジェクト」等についても、しっかりご報告、説明をさせていただいてきたところであります。
 特に、今回訪問をさせていただいた中で、王剛(オウ・ゴウ)辛亥革命百周年記念活動準備弁公室主任さん、この方は中国人民政治協商会議全国委員会の副主席を務めておられまして、恐らく中国ではトップ10に入るような立場の方でありましたが、この方とも直接お話する機会をいただきました。その面談の中で、「長崎県が中日友好のために貢献してきたことを評価します」というようなお話もいただいたところであります。
 また、辛亥革命100周年記念行事日本実行委員会の委員長、福田康夫先生にはお祝いのメッセージをいただくことにしておりましたので、この中国側の委員長さんであります王剛副主席に対しても、書をいただけないかというお話をしたのでありますが、そうであればお祝いのメッセージを差し上げましょうというようなお話もいただいたところであります。
 そうしたいろいろな取組を積み重ねていくことによって、このアジア戦略の前進を期待しているところでありますが、さらにいろいろな取組を通して、日本と中国の友好・信頼関係をより強固なものとしてまいりたいと思います。
 その上で、産業、経済、観光、物産といったさまざまな多様な分野での交流の拡大に結び付けていきたいと考えているところでございます。
 まずは、冒頭、私からの報告とさせていただきます。
○記者(時事通信社)  幹事社の時事通信社です。香港、マカオを訪問するということなんですが、この香港・日本経済サミット、毎年やられているものというふうに理解してよろしいんでしょうか。
○知事  恐らく定期的に開催されている取組ではなかろうかと思います。日本で開催されたり、香港で開催されたりという形で開催されているのではないかと思いますが、今回は岡村日商(日本商工会議所)会頭も参加されるというお話をお聞きしております。
○記者(時事通信社)  長崎市、県の経済界からもメンバーとして行かれるのかなと思うんですが、ほかに20名の主な方というのがもしおわかりになれば。
○アジア・国際戦略課長  今回、長崎市は副市長さんだけでございます。あと、主なメンバーとしては、長崎にゆかりのある華僑の方の会長さんや副会長さんが同行されます。

2.九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について

○記者(毎日新聞社)  野田新首相が誕生しました。長崎県にとっては新幹線の長崎延伸とか課題も多いんですが、新幹線について民主党政権になってからこの2年間、何にも進んでないのが実態だと思います。野田新首相に代わって何か変化が期待できるのかどうか、知事はどう認識されていますか。

○知事  新幹線は、政権が代わってからも、優先順位を含めて検討を進めるということで、調整会議が設置されたと思いますが、各整備新幹線を抱えている自治体からのヒアリング等も行われてきたところであります。最終的には財源がなかなか見当たらないということで延び延びになってきたのではないかと思います。
 そういった中で、先般来、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の利益剰余金1兆数千億円をどう活用するか。私どもは、ぜひこれを新幹線の整備財源として活用してほしいというような要請等も重ねてきたところでありましたが、結果として、ご承知のとおりの状況になったわけであります。
 ただ、今回、長野新幹線の整備財源の償還に、この利益剰余金の一部が充てられたということで、そうした債務の償還が終わりましたので、今後の見通しとしては、整備新幹線の貸付料収入がJRから国に入ってくる。そうした財源等も今後の整備財源として活用できるのではなかろうかと、こう考えておりまして、3線とも積極的に整備に着手してほしいという要請を重ねているところであります。そういう意味では、年末にかけてが一つの山場になるのではなかろうかと思っております。

 そうした財源でありますとか、あるいは公共事業の財源を一部投入していただくとか、そういう方策を講じていただけるということになれば、(諫早〜長崎間の認可・着工も)決して無理な話ではないと考えておりまして、特に、今回の東日本大震災の中でも、こうした新幹線の耐震性、あるいは代替輸送機関としての重要性というのが再認識されたところでありますので、私ども、引き続き、一刻も早く認可・着工が得られるように働きかけを強めていかなければならないと思っております。

○記者(毎日新聞社) 一括開業を目指しているんですけれども、もうタイムリミットだと言う人もいるんですが、知事はどんな印象ですか。

○知事  そうですね。平成20年3月に着手して、今、工事の方は順調に進捗を見ておりますし、整備財源が若干膨らむということはありますが、このまま順調に進みますと、平成30年前後は、一定、武雄温泉〜諫早間は完成を見るであろうと。
 そうした場合に、残る区間であります諫早〜長崎間、ここには長大トンネルが計画されておりますので、相当な工期が予想されるところでありまして、これ以上先延ばしになると、手前の部分は完成したけれども、フリーゲージトレインを運行する場合には、先の方につなぐために数十億円規模の軌間変換装置を諫早につくらなければならない。これは最終的に手戻りになってくる可能性があるわけでありますので、そういうことを考えれば、やはり武雄温泉〜長崎間は一括開業が望ましいと。そのためには今年度中に何としても認可・着工をしていただきたいということを要請しているところであります。

3.野田新首相の誕生について

○記者(読売新聞社)  野田新首相に関連してなんですが、お伺いしたいことが2つあって、まず、泥臭いどじょうに例えて、積み上がる雪だるまを前進させるような政治をしたいという特徴的な発言をされていらっしゃると思うんですが、それに対しての中村知事のご感想をお伺いしたいのと、もう一つは、2日に組閣が行われると見られるんですけれども、人事や政策について注文をつけるとすれば何を求められるかなと思いまして、その2つをお伺いいたします。

○知事  泥臭く、そしてまた、挙党態勢を構築して全員で取り組んでいくんだというようなお話をなさっておられたかと思いますが、賛成であります。
 一つは、やはり机の上の話だけではなくて、その周辺の環境等も十分見極めながら幅広い意見を集約していただく中で、いわゆる力強いリーダーシップを発揮していただいて政策を前に進めていただきたいという期待を強く持っております。
 これまでもいろいろな構想なり考え方というのは表明されたところでありますが、具体的な実施に至る手順、あるいは議論というのが十分に重ねられた上で打ち上げられていたかというと、必ずしもそういう面がないような気もしておりまして、そういう意味では、やはりより実践的に即効性のある形で政策の具現化に力を注いでいただけるのではなかろうかと期待をしております。
 それから、今後の組閣に向けて期待を申し上げたいと思いますが、1点目は今申し上げたような思いを持っておりますが、やはり地域、地方の実情というものを十分に踏まえていただきたいと思うんです。ややもすると、例えば、国の財政状況が非常に厳しいと。地方に比べてどちらが厳しいかと、それは国の方が厳しいんだということで、少し地方に我慢してもらってもいいじゃないかというような議論が時々起こってきます。例えば、補助金の一括交付金化といった過程の中でも、一括交付金化すると、より柔軟に政策選択が可能になる、そうなると削ってもいいじゃないかという議論が一時出たことがありますね。そういった極めて乱暴な発想では困る。

 したがって、地域の実態、実情、あるいは国民の気持ちというものを十分見極め、尊重していただいて政策に反映していただきたいという思いであります。

4.公営企業会計の定期監査結果について

○記者(朝日新聞社) 公営企業会計について質問します。
 今日、知事にも報告があったかと思うんですけれども、スマートカードの売上代金の未収が発覚しました。それについて3つ疑問があって、まず、1月末に発覚していたのに半年以上たっての公表になったということと、あとさらに、先ほど記者室で会見がありまして、その中で私的流用も明らかになったんですが、にもかかわらず、業者名を公表されないということと、あと最後に、県が回収をこれからするためという目的で引き続き契約をするというご判断だったんですが、知事は、このスマートカードの未収問題についてどういうふうに受け止められていますか。

○知事  時期が今の時期になったというのは、これまで恐らくそうした事態を受けて具体的にどう返還していくのかという交渉を交通局の方で重ねてきたのではないかと思います。
 その結果、一定の合意を見て、引き続き事業を継続する中で計画的な返済に充てていただくということで合意がなされたものと理解をしております。
 そうした中で、確かに一部私的な流用の部分があったのだろうと思いますが、業者名を公表してしまうということになると、恐らく信用がなくなって継続した事業の運営が難しくなるという判断があったのではなかろうかと考えているところです。
○記者(朝日新聞社) こういう業者に、これからも県が業務を委託するという点についてはどう思われますか。
○知事  それはやはりこれまでの取扱いの実績がありますし、そして、いわゆる売上金の納付、これまではまとめて納付していただくというようなことだったと思いますが、それを毎日納付していただいて間違いが生じないような体制をつくっていただいた。業務に精通しておられますし、引き続き誠意を持って償還していただくという約束ができたわけでありまして、一つは確かに全く別の方に変えてしまうという方法もあるかもしれませんが、そうなった場合になかなかこの債務の部分を返還いただける道が閉ざされてくるという判断があったのではなかろうかと思っております。

5.原子力災害に関する対応状況について

○記者(朝日新聞社)  話は変わって、原発の問題で1点なんですが、8月下旬の説明会は延期になりました。この待っている間に九電側から新たな不正が次々発覚したりだとか、また、国の保安院を含めた体制も変わるというようなこともありました。
 明日、副知事が要請に行かれると思いますが、改めてどのようなことを国に要請したいと思いますか。

○知事  一つは、以前この場で、8月下旬ぐらいに説明会を開催するということで協議を進めているというお話をさせていただきましたが、その後、ストレステストの話が出てまいりました。
 私どもとしては、非常に地域住民の方々が重大な関心をお持ちの事項でありますので、ぜひとも責任のある方々にしっかりしたご説明をいただきたいと考えていたのでありますが、確かにストレステストというのは新たに出てきた課題でありまして、これがなされない中で説明会を開いてもお答えできる部分がないというようなお話でありますので、そうであれば一応の手順が進んだ段階で、少なくとも再稼働前には地元でしっかり説明をいただく機会を設けてもらいたいと考えております。そうした部分については一定ご理解いただいているものと思っておりますが、前回も副知事と(県議会)副議長さんに上京していただいて、そうした申し入れを行っていただいたところでありますので、地元の住民の方々の思いもお伝えした上で、再稼働前にはしっかりそうした場を設けていただくように、再度、確認の意味で要請を行うということにしております。

6.石木ダムについて

○記者(長崎新聞社)  石木ダムについて伺います。
 先週、反対の地権者の方が河川課に事業断念の申し入れをされました。その時に、「継続方針を撤回しない限りは、もう知事と今後会うこともない」とおっしゃっていました。

 2点伺いたいんですが、まず、申し入れをどのように受け止めておられるかということと、今後、反対派の方にどのように対応していかれるかということについて教えてください。

○知事  申し入れについては、これまで私も何回かお会いする中で、そうした姿勢は変わっていないというのは十分理解しております。
 こうした中でダムの検証作業を終えて、一つの方向性が出され、国に対して報告を行ったところでありまして、これからも国の方で十分検討をされた上で方針が示されるものと思っておりますが、そうした中で、やはりこの事業を進めていくためには地権者の皆様方の同意が不可欠でありますので、何としてもご理解が得られるように努力をしていかなければならないと思っております。
 まだ県の考え方を国に報告した段階であり、国としての結論が出されたわけでもありませんので、そういった意味では、今後の動向をしっかり踏まえた上で、しかるべき時期には再度そうしたお話し合いに応じていただけるようにお願いをさせていただく必要があると思っております。

○記者(長崎新聞社)  (県の)継続(方針)がそのまま国に認められたとして、地権者の方は、「絶対応じない」というふうにずっと言ってらっしゃるんですが、それでもお願いするしかないというふうにお考えでしょうか。

○知事  今の段階で、お願いしなければ(他に)どういった選択肢があるかというと、例えば強制収用をやるかというお話なんだろうと思いますが、あくまでご理解を得た上で事業を進めるというのが本来のあり方でありますので、そのために最大限の努力を重ねていかなければならないと思っております。

 ただ、これまで事業認定申請を既に済ませているところでありますが、この事業認定申請手続の中で、いわゆる公聴会等も開かれて、事業の公益性、必要性等について第三者的な立場でご議論いただく場もあるということでありまして、数多くの事例の中でも最終的にはほとんどの事例において、事業に対するご同意をいただいているということであります。まだ地権者の方々は、一部、国の結論が出ない中でなかなか応じがたいという思いもおありになるのかもしれませんが、県としての姿勢、方向性は既に国にお出ししたところでありますので、全力を挙げて、また協議に応じていただけるように努力をしていかなければならないと思います。

7.諫早湾干拓事業について

○記者(NHK)  2点お聞きします。まず、諫干の問題で、これから農水大臣が決まってからになると思うんですが、前の菅政権の時に上告が見送られて、開門が決まりました。農水大臣が決まってからは、県としてどう動いて、何を訴えていくのかという部分を聞きたいのと、あと上海航路の件で、県の第1便の運航まであと2ケ月なんですけど、進捗状況を聞きたいんですが。

○知事  農水大臣はお替わりになられるのか、続投なさるのか、よくわかりませんが、基本的にはもう裁判の結果として確定をしておりますので、国は原告団に対して開門の義務を負っておられます。ただ、地元としては、それは受け入れがたいということで国を相手に新たな訴訟が提起されているところであります。大臣がお替わりになられたから特段の動きが必要になるのかというと、まさに今、裁判の中でお互いの立場を主張した上で争っている段階でありますので、まずはその動向を見守る必要があると思っております。
 基本的な考え方はこれまで申し上げてきたとおりであります。地元としての考え方は変わっておりません。

8.上海航路の復活について

○知事  それから、上海航路の進捗状況でありますが、11月3日、長崎発上海行、そして、5日に上海発、6日長崎着ということで1往復運航をしようという計画を進めております。具体的な事業の組み立てについて、どういった方々にどのような席を提供できるのか、料金がどうなるのか、そういった部分を含めて、今調整を進めさせていただいております。
 あわせて、せっかくの機会でありますので、この船中においてさまざまなイベントでありますとか、シンポジウム等も開催していきたいと思っております。そうした部分の組み立て等も、今進めているところであります。
○記者(NHK)  中国の方では、何かやる予定というのはございますか。

○知事  中国の方では、ちょうど長崎県と上海市の友好交流関係樹立15周年になりますので、そうした友好交流促進団を派遣して、さまざまな政府関係機関を含めて訪問をして、友好交流を深めていきたいと思っております。そうした取組の中で、上海市に対して、今回長崎県から梅屋庄吉像をお贈りするということにしておりまして、そうした梅屋庄吉像の除幕式などもこの機会にあわせて開催をしたいと考えているところであります。

 往復ともこの上海航路を利用すると、中国での滞在期間が短くなりますので、先乗りして、帰りにこの上海航路を利用する方法、そしてまた、中国への往路を利用して、帰りは航空便を使っていただくような方法があろうかと思いますが、復路には中国の旅行関係者、マスコミの関係者の方々を含めて、ぜひ多くの方々をご招待し、長崎の取組、観光地としての魅力等を情報発信できるいい機会になればと思っております。

9.石木ダムについて

○記者(NBC)  石木ダムの関連なんですが、付け替えの道路工事が中断してもう1年以上経っています。予算の執行ということも含めてこのままにしておくのか、それとも年度内に工事を再開するのか。地元は反対していますので、また強行すればかなりの反対も起こるだろうし、いろんな場面で推移を見られているんだと思いますが、このままずっと工事をしないのか、それとも予算を執行する上で、どうしてもやっぱりしないといけないという段階にきて、何かのきっかけで工事を再開するとか、その辺の見通しなり、知事のお考えがあれば聞かせてください。

○知事  今、明確にどのきっかけがあれば工事を再開する、着手するというところまでは考えておりませんが、県の姿勢としては先ほども申し上げたように、事業については継続の方針で国に報告をしたところでありまして、国の方針も遠からず示されるのではなかろうかと思っております。先行して各都道府県から報告があった分については、順次国の姿勢も示されておりますので。
 今の段階で、例えば直ちに付替道路の建設工事に着手するということになると、これまでの状況と全く変わらない状態でありまして、先ほど申し上げたように、国の姿勢がどうなってくるのかという部分についても、地権者の方々は関心をお持ちになっておられるのではなかろうかと思います。

 したがって、おっしゃるように事業期間のある話でありまして、着手に向けて、きっかけができればその段階で判断をしてまいりたいと思っております。

10.九州電力相浦発電所の不祥事について

○記者(西日本新聞社)  先日、九電の相浦発電所で(石油タンクに)穴が開いて(その事実を隠して)いたということがありましたが、これについてはどう受け止めていらっしゃいますか。

○知事   すみません、それは状況を詳しく存じ上げておりません。

11.九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)について

○記者(長崎新聞社)  新幹線に話を戻したいんですが、先日、佐賀、福岡の知事、副知事と3県で陳情に行かれました。こういう他県と合同陳情というのは、今までなかったように思うんですが、陳情のやり方の変化があったのはどういうねらいがあるのか教えてください。

○知事  やはり新幹線の整備というのは、地域の盛り上がりが不可欠であると思っております。
 経過について申し上げると、むしろこの西九州ルートの方が鹿児島ルートよりも先に進むのではないかというような時期もあったわけでありますが、そうした中、鹿児島ルートが先行したわけですね。そうすると、今度は間違いなく西九州ルートの番であるということで、先般、九州各県選出の国会議員の皆様方にもお声をかけさせていただいて、この懇談会を開催したところであります。

 これまでも福岡、佐賀、長崎の3県で組織した九州新幹線建設促進期成会をつくっておりまして、先般は佐賀県知事ともどもJR九州の社長さんも一緒に要請活動を展開してまいりましたし、今回はそうした機会をとらえて、佐賀の知事さん、福岡の副知事さん、そして、議長さん方も一緒に要請活動を展開したところであります。やはり幅広い支援をいただきながら、この西九州ルートの推進に取り組んでいく必要があると考えておりまして、これからもいろいろな機会を設けながら、さまざまな立場からご協力をいただいて、事業の促進、推進に力を注いでいきたいと思います。

12.県立図書館について

○記者(毎日新聞社)  県立図書館の建設についてですが、答申が出てから半年ぐらい経ちます。昨日も3市町の議長が連名で県議会の議長に、長崎市に建て替えてくれという要望があったんですが、これは大村市と長崎市の2ヶ所が今、上がっているんですが、どういうふうな決着を目指そうと知事は考えられているんでしょうか。

○知事 まだ、今、教育庁の方で検討を進めている段階だろうと思います。以前の検討会議の中で検討していただいた報告内容については承知しておりますが、私の方に一定の方針なりというのは、まだいただいておりません。さまざまな課題、新県立図書館の担うべき役割、そういったものを十分見極めながら、どこに整備をしていったらいいのかという判断を行っていく必要があるものと思っておりますが、その後の検討状況は、正直申し上げて、まだ私も把握しておりません。
○記者(毎日新聞社)  別に急いでないんでしょうか。

○知事  もう収蔵能力を超えるような状況でありますので、さほどゆっくり構えている課題ではないと思いますが、一つの大きな施設の整備になりますので、県立図書館としてどういった部分を担っていくのか、あるいは時代の大きな流れにどう対応していくのか。従前のように本を購入して、それを収蔵して、来館者の方々にお貸ししてお読みいただくということだけではなくて、例えばこれから電子書籍でありますとか、さまざまな動きが始まってくるでありましょうし、基本的には第一線図書館としての市町立図書館、こことの機能分担を含めまして、よりどういった分野に県立図書館として力を入れなければいけないのか、そうしたもろもろの観点からその在り方を検討する必要があるものと思っております。
○記者(毎日新聞社)  年内とか、年度内とか、めどは。

○知事  そのめどはまだ考えておりません。

13.石木ダムについて

○記者(長崎新聞社)  石木ダムの件で確認なんですが、先ほどのNBCさんの質問に対して、もうすぐ国の方針が示されるということをおっしゃって、それがきっかけになるというふうに受け止めてよろしいんですか。

○知事  問題は、国の方針がどのくらいの時期に示されるのかということなんだろうと思います。事業認定申請をしてもう1年以上経ちますが、行政手続ですから本来であれば進んでないとおかしいんですよね。
 (国は)この検証作業を同時並行して指示されましたので、この検証作業の結果を見てというお考えがあるのではなかろうかと思っております。
 したがって、県の考え方は既にお示ししたところでありますので、これからはそれを受けて国としての一定の方針が示される。そうなると、先ほど申し上げた事業認定申請の手続も開始されるのではなかろうかと思います。
 ただ、これが、例えば今年秋前後には示されるのではなかろうかという話もありますが、どのタイミングになるのか全くわからないという状況になれば、またその段階で、県は県として判断をする必要も出てくるかもしれないと思っております。
○記者(長崎新聞社)  県と同じような方針が示されれば一つのきっかけにはなると。

○知事  それはあるでしょうね。
○記者(長崎新聞社)  年度内に再開しないと予算執行上問題があるとか、その辺りはいかがですか。

○知事  そうですね。関係予算を計上して、昨年から事業が休止されている状況でありますので、これ以上先延ばしになると関係予算は流れてしまいます。それ以上はなかなか難しいと考えております。

○広報課長  よろしいでしょうか。
 以上で知事の定例記者会見を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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