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平成24年10月16日 定例記者会見

 ●会見内容●

1.「和牛の祭典inながさき」について
2.第21回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議について
3.諫早湾干拓事業について
4.「和牛の祭典inながさき」について
5.特例公債法案の未成立について
6.中国との交流について
7.上海航路について
8.「和牛の祭典inながさき」について

1.「和牛の祭典inながさき」について

配布資料:和牛の祭典in ながさきの概要【PDF:1.84MB】

配布資料:大会リーフレット【PDF:1.83MB】

○広報課長   それでは、ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
 よろしくお願いいたします。

○知事  どうぞよろしくお願いします。
 まず、今日は、私の方から2点ご報告をさせていただきます。
 1点は、今日は「かさべこくん」が来てくれておりますが、いよいよ和牛の祭典が長崎で開催される運びとなります。10月25日から、「和牛の祭典inながさき」、全国和牛能力共進会が開幕します。
 この大会は、既にご承知のとおり、全国の優秀な和牛を5年に一度、一堂に集めて、その優劣を競う大会であります。お手元に資料をお配りしておりますが、資料1のとおり、全国から480頭の代表牛が出品予定であります。
 そしてまた、資料2のとおり、本県からも選び抜かれた種牛(しゅぎゅう)の部21頭、肉牛の部8頭、合計29頭が出品される予定になっております。
 審査会場の行事日程は、資料の3に記載しているとおりであります。
 種牛の部の審査が行われます佐世保市のハウステンボスでは、25日に開会式を行った後、出品牛の測定や栄養度の予備調査が始まります。
 26日から27日にかけて審査を行い、28日からは各出品区分ごとに等級が決定されます。
 最終日となります29日には、各区の上位入賞牛、そして特別賞を受賞した牛たちが審査会場内をパレードするということになります。
 一方、肉牛の部では、27日に枝肉の格付けや審査が行われ、翌28日には佐世保市の体育文化館において、注目の枝肉の競りが実施されるという予定になっております。
 この大会は、期間中、県内外から37万人の来場者を見込む一大イベントであり、長崎県の食、観光、物産、あるいは歴史、文化などの魅力を全国に発信する絶好の機会であると考えておりますので、この和牛の審査会のほかにも多彩な催しを取り入れて、一般の方にも楽しんでいただけるように工夫しております。
 島原市でも、島原復興アリーナを会場として、26日から28日まで、さまざまなイベントが開催される予定となっております。
 具体的な内容は、別添のリーフレットをご覧いただきたいと思います。
 また、この大会期間中は、大会会場でのイベントに加えて、開催地であります佐世保市、島原市以外の市町においても、特典や特別イベントなどを企画してお客様をお迎えすることとしておりますので、この機会に、全国各地からお越しいただいた皆様方に、本県の魅力を十分堪能していただけるよう努力していきたいと思っております。
 今回は、ちょうど10回目の共進会ということで大きな節目になっておりますが、これまでの経過はご承知のとおり、口蹄疫、あるいは東日本大震災など、災害からの復興を目指すと。そしてまた、後押しをするという意味を含めて開催を計画したところであり、我が国の農業、畜産業が元気を回復するような、そういう契機にしてまいりたいと思っております。
 来週25日からの本番まで、あと1週間残されております。出品者、関係者との連携をさらに強化して、大会の成功と長崎和牛の日本一を勝ち取ることができるように、万全の準備を進めてまいりたいと思いますので、ぜひ県民の皆様方にも会場に足を運んでいただき、この大会をお楽しみいただきたいと願っております。

2.第21回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議について

配布資料:第21回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議の開催について【PDF:158KB】

○知事  それから、2点目のご報告を申し上げます。
 第21回日韓海峡沿岸県市道交流知事会議が開催されることとなり、私も出席をさせていただく予定であります。10月22日から23日の2日間、韓国の慶尚南道で第21回目となる交流知事会議が開催される予定になっております。
 先般8月に民間交流の促進を図るために、韓国訪問を予定し(延期となっ)ておりましたが、今回の会議につきましては、これまで20回にわたって、地方政府間の交流でさまざまな分野において、具体的な事業等も展開してきた歴史がある会議であり、予定どおり開催し、また、私も韓国を訪問させていただきたいと思っております。
 この会議の経過については、既にご承知かと思いますが、日韓の海峡を挟んだ九州北部3県プラス山口県、具体的には福岡、佐賀、長崎と山口の4県、韓国側が1市3道、釜山広域市、全羅南道、慶尚南道、済州特別自治道、この8県市道がさまざまな分野における交流を促進するために、平成4年から毎年1回、日韓交互に持ち回りで開催してきたものであります。
 20回目となる昨年の大会は長崎県で開催をさせていただきました。新たに青少年交流事業を共同で開始することや観光振興策などについて、活発な意見交換が行われたところであります。
 日韓関係は依然として厳しい状況ではありますが、今回の交流知事会議を予定どおり開催することなどを通して、日韓8県市道の知事さんとの意見交換を行い、さらなる交流の促進に努めてまいりたいと考えております。
 以上、2件ご報告をさせていただきます。

○記者(日本経済新聞社)  幹事社の日本経済新聞です。
 この日韓海峡沿岸県市道交流知事会議のことでお伺いしたいんですが、こういう地方政府レベルでの交流というのは日韓の関係改善にも役立つとは思うんですけれども、先の竹島の問題で、長崎は対馬という国境離島を抱えておりますが、ここで何か影響というのは出ているんでしょうか。あと、知事はその会議でそういった問題を提起するということはあるんでしょうか。

○知事  この会議は、特定の協議事項というのが決められております。22日の午後から開催される予定になっており、このスケジュールの中で協議項目というのはそれぞれ定まっておりますので、その会議の中でそうした課題を協議するような時間があるかというと、なかなか難しい面があります。
 ただ、この間、その対馬に関わる話もありましたので、できれば協議の場などを持てればという思いもあります。

○記者(日本経済新聞社)  対馬は、やはり韓国人の観光客が減っているというような影響が具体的に出ているんでしょうか。

○知事  今、私が聞いている範囲において、全国的な動きとしてどうなんだろうかというお尋ねをした際には、韓国からの観光客も一時少なくなっているのではないかというお話をお聞きしたのですが、対馬の方では、さほど影響がないという話を聞いております。非常に近しい関係でありますし、わずか50キロメートルしか離れていないと。しかも、歴史的にも非常にゆかりの深い地域でありますので、多くの方々に引き続きおいでいただいているという状況ではないかと思っております。

3.諫早湾干拓事業について

○記者(日本経済新聞社)  もう1点、今日の議題(発表)とは関係ないんですけれども、昨日、諫早湾干拓事業の訴訟の件で、福岡高裁で開かれている長崎と佐賀の漁業者が国を相手どって即時開門を求めた控訴審の進行協議の場で、原告側が和解に向けた協議をするよう国に提案したというニュースが流れていましたが、長崎(県)は具体的にはその当事者ではありませんが、この和解提案について、どういう感想を県は持たれ、国に対してどんな働きかけを行っていきたいとお考えでしょうか。

○知事  これは、長崎地裁の判決で開門するに及ばずという判決が出されたものが高裁の場に移っているということではないかと思います。片や、先の福岡高裁控訴審判決で開門に向けて国が了承したということで判決が確定してしまったわけでありますが、この訴訟の中にも、本県の関係者の方々が参加をされています。
 そうした中、開門自体を必要ないという判決が出たわけで、ぜひ国においては、引き続き、そういった姿勢でこれ以降も望んでいただきたいという要望をさせていただいてきたのでありますが、私どもにとっては、一つの法律的な判断(福岡高裁確定判決)が示された後で、別の判決(長崎地裁判決)が福岡高裁に持ち込まれた裁判でありますので、1つの結果を裁判の中で明らかにしていただければありがたいと思っております。
 したがって、私どもとしては、訴訟当事者ではありませんが、和解という方法は選択肢にないのではないかと思ってはおります。
 ただ、補助参加をされている方々がいらっしゃいますので、具体的にはそういった方々の判断をお待ちする必要があるのではないかと思います。

○記者(共同通信社)  先ほど、諫早湾関係で本県の関係者も参加されているとおっしゃったんですけど、これは補助参加されているということでしょうか。

○知事  補助参加です。原告団の中にもいらっしゃいます。

4.「和牛の祭典inながさき」について

○記者(共同通信社)  冒頭で、知事は、本県の農業、畜産業が元気を回復するようにしたいというようなことを共進会に絡んでおっしゃったんですけど、今、畜産で長崎が抱える課題というものは、知事は何だと思われているのかということ。
 もう一つ、全共(全国和牛能力共進会の略)で、前回、宮崎が肉牛、種牛の部門で両方1位を取ってブランド化がかなり進んだと。口蹄疫で被災しましたけれども、ある意味で遡及効果というか、全国に波及する効果があったのは、ブランド化が進んでいたという部分があるんですけど、そのブランド化にかける意気込みを改めてお伺いいたします。

○知事  本県の農業、畜産業と申し上げたならば、ちょっと言い間違いでした(※注:上記のとおり、実際は「我が国の」と発言しています)。我が国の農業、畜産業が元気を取り戻すきっかけになればという思いで開催をしようと思っております。
 本県の畜産の最大の課題は、例えば牛に限りますと、どちらかというと、本県は繁殖経営が主体であり、肥育部門が少し弱いという課題があります。これはご承知のとおり、離島地域等を含めて家族経営体で母牛を育てて子牛を生産出荷されているわけであります。長崎県の和牛としてのブランド力を高めるためには、さらに良質な肉を県内の、いわゆる長崎和牛として消費者の方にお届けして評価をいただけるような場面を増やしていく必要があるのですが、どうしても、今、肥育経営体というと相当の資金力、経営規模が必要になってきており、そうした部門にさらに力を入れることによってブランド力が強化されるのではなかろうかと。
 皆様方、よくお聞きになっておられると思いますが、非常に良質な子牛が生産されて、それが他県で肥育されることによって、他県のブランド牛として消費者の方々に非常に高い評価を得られているということもあります。
 そういった課題が県内の肉用牛振興のためには残されていると思っております。
 しかしながら、そうした中、県内にも肥育経営で一生懸命頑張っておられる方々もいらっしゃるわけでして、今回、こうしたさまざまな分野の区分で優秀な成績をおさめるということが、長崎和牛のブランドの強化に直結していきますので、何としても立派な成績が残せるように、生産者の皆様方と一緒になって取組を進めてきました。
 開催地であるという優位性もしっかり活かしながら、というのは、牛さんも遠距離を移動するということになるとストレスがたまるでしょうから、地元開催ということで牛さんにも自信を持って大会に出場していただいて、立派な成績を上げていただきたいと思っております。

5.特例公債法案の未成立について

○記者(時事通信社)  話題が変わって恐縮ですが、特例公債法案の成立が遅れていますが、地方自治体の首長としてのご意見を伺いたいと思います。

○知事  国の関係法令の成立が遅れているために、財源調達の方途がなくて、なかなか安定した地方の財源の確保が難しいという状況に直面しつつあるということは、大変遺憾であると思っております。これは国の財政運営ももちろんでありますが、地方の財政にとっても欠かすことのできない財源でありますので、一刻も早く政府の方で責任を持って対応していただけるよう期待をしております。

○記者(時事通信社)  政争の具に使われているという批判も、ほかの知事等から挙がっていますが、その辺に関していかがですか。

○知事  一定の道筋を立てないことには、そのまま放置するわけにはいかない課題でありますので、それは与党、野党問わず、そうした現状を踏まえて適正に対応していただくべき課題であろうと思います。早期に課題が解決されるように強く期待しております。また、そうなるものだと思っております。

6.中国との交流について

○記者(NBC)  昨日出た話ですけれども、(中国)福建省への訪問が延期されたことについて、今後、地方レベルで県側としていろいろ改善に向けてアプローチしたり、そういう取組というのはなさる予定がありますか。

○知事  今年は特に日中国交正常化40周年、そして、福建省との友好県省締結30周年という節目の年でありましたので、さまざまな交流事業を計画しておりました。
 そうした中、今のような領土にかかわる課題が発生し、交流事業に支障を生じているという状況であります。今回の福建省の訪問を含めてでありますが、地方政府間の課題というのは一切ない。ぜひ心を込めて歓迎したいが、なかなか今のような状況では難しいという話の中で、延期したいという申し入れがあったわけであります。
 これはまさに国家間の話になってきております。一地方レベルの交流を通して課題解決を目指すというのは、なかなか難しい領土の問題でありますので、一刻も早く、政府において、責任を持って関係改善に努力をしていただきたいと。それが大前提になるのではなかろうかと思っております。

○記者(KTN)  今の日中関係に関してなんですけれども、上海航路が延期(年内運休)になるなど、観光面には影響が出ていますけれども、県内では、ほかに例えば流通関係とか、それから工業系とか、何か県の方に日中関係の悪化に伴う影響として上がっているものがありますか。

○知事  一つは、鮮魚の輸出をやっております。飛行機で運んでおりましたが、少し影響が出ているという話も聞きました。そして、観光客も少し減少傾向で推移しつつあるのではなかろうかと思っております。特に、先ほどご指摘いただいたように、本県では長崎〜上海航路が運休を余儀なくされるという、当初、想定しなかった影響が生じておりますが、片や、中国の東方航空の週3便化に向けては、これは予定どおり進めていくことができるのではいかと思っております。引き続き両国関係の改善と観光客の回復を目指して、今、大々的なPR活動等を行うというのはなかなか難しい環境にあるというお話もいただいておりますので、市場動向を十分見極めながら対応していきたいと思っております。

7.上海航路について

○記者(朝日新聞社)  今の話で、上海航路の件ですが、年内運休ということになっており、その後もどういう状況になるかわからない。経営が今までもよくなかった中、さらに悪化する可能性がありますけれど、その中で県として新たな支援策とか、そういうのを検討したりということはあるんでしょうか。

○知事  新たな支援策ということですが、これまでも繰り返し申し上げてまいりましたように、航路の運航維持そのものはHTBクルーズの方で責任を持っていただく。我々は観光誘客活動の一環としてさまざまな情報提供、PR、あるいは公的な受け入れ態勢、こういった部分については態勢を整えてきたところでありますが、まだまだ情報が十分行き渡っていないというような部分もあるだろうと思います。
 先ほど申し上げたように、今PR活動を展開して、それが浸透していくかということについては、なかなか効果のほどがいかがなものかという話もいただいておりますので、市場の動向をしっかり見極めながら、さらに、そうした必要な対策をとっていかなければならない。これはまさに海外に向けた本県の観光振興戦略の一つでもあろうと思います。
 航路そのものに対して、こういう大変厳しい状況に直面しているので、追加した支援策が考えられないかということでありますが、現段階では、まだ当初の役割分担、それに基づいて事態の推移を見守る必要があると思っております。
 航路そのものに対する公的な支援については、現時点ではなかなか難しいのではないかと思っております。

○記者(朝日新聞社)  現時点ではなかなか難しいという理由は、どんな理由でしょうか。

○知事  ご承知のとおり、乗客のキャンセルが相次いで、今、運航しても乗船していただくお客様がいらっしゃらないという状態でありますので、そういった状態では難しいと思います。

○記者(朝日新聞社)  逆に言えば、再開することになった場合は、何らかの、先ほど東方航空ですと燃料費の支援とかありましたけれど、その辺、そういう同じようなケースを考えるということなんでしょうか。

○知事  支援策の効果がどういった性格であるのか。例えば東方航空というのは、一種の社会実験的な考え方もあるわけですね。週2便の便数を週3便にした時に、利便性が高まることによって乗客数も増えていく可能性があるということもあって、そうした実験という意味も兼ね合わせて、増便について県も一定協力をしようという考え方で、ああいった施策を講じました。上海航路の場合は、実験的な取組という分野が出てくれば、また考えられないことはないのかもしれませんが、現時点ではなかなか難しいという思いはしております。
 ただ、非常にこの間、長崎〜上海航路は難産であります。難産の子は大きく育つと言いますので、少し時間はかかるかもしれませんが、県民の皆様方のお力添えもいただきながら、しっかりと育てていかなければならないと思います。

○記者(長崎新聞社)  今、年内の運休ですけれども、これは状況が改善してくるとなると、もう国との関係であって、地方レベルで、今の状況ではもう打つ手はないと思うしかないということでしょうか。

○知事  中国サイドの状況を見ますと、さまざまな交流事業等について、全国的な方針のもと動いているような感じがします。
 したがって、今回の尖閣諸島に関わる、領土にかかる課題をやはり政府間でまず解決に向けて全力を挙げていただく必要があるものと思っております。
 これから、中国においても共産党大会が開催されて、新たな指導者も誕生してくるのではないかと思いますが、現状を見ますと、日中両国にとって決して好ましい状況ではないと思っております。やはり早期に関係改善に向けた努力が求められているものと思っておりますので、春節(「しゅんせつ」は旧暦の正月のこと。中国では盛大に祝賀される)等が一つの区切りになってくればと期待をしております。

8.「和牛の祭典inながさき」について

○記者(KTN)  話を一番最初に戻しますが、和牛オリンピックが間もなくということで、先ほど非常に期待感高まるお話でしたけれども、ずばり長崎県としての目標はどのあたりに据えていらっしゃるんでしょうか。

○知事  各区分ごとに優等賞に入ることができるようにというのが目標であります。

○記者(KTN)  第10回大会ということで、これまでの大会では、まだ賞を取ったことがないという長崎県ですが・・・

○知事  首席をということでしょう。首席は残念ながらないのです。

○記者(KTN)  そういった状況というのはどういうふうにご覧になっていますか。

○知事  やはり計画的にきちんと育てていくということが極めて大切であります。そういう意味では、今年全国の和牛能力共進会が開催されるというのは、前もって分かっておりましたので、生産農家の皆様方と力を合わせて、計画的に優秀な牛を選抜し育ててきました。まさにこれまでのそうした取組が試される大会であると思っております。
 十分に勝算があり得るものと私どもも考えて、むしろ農業者の皆様方と期待を込めて(開催を)待っているという状況であります。

○記者(KTN)  日本一になることの意義というのを改めてもう一度教えていただけますか。

○知事  国内の和牛の中で優劣が示されるということでありますので、首席を取るということは、まさに全国一の和牛だというお墨付きをいただくことになります。その後の具体的な商取引等の中でも、やはりブランド力としては格段に違うものが出てくるものと思っております。

○記者(長崎新聞社)  先ほどの質問に関連してなんですが、例えば宮崎みたいに口蹄疫からの復活のためにという盛り上がりに比べて、長崎県内の全共の盛り上がりが欠けているのではないかというふうな話も聞くんですが、今後1週間、もしまだ浸透していないとなれば、あと1週間ぐらいでどのように県民に対してPRしていきたいかという策はありますか。

○知事  関係する農業者の方々は一生懸命であります。農業団体の方々を含めて、今回の共進会の成功に向けて、相当の時間と手間をかけて準備をしてきました。関係者はまさに本腰を入れて本大会を待っているという状況なのですが、盛り上がりに欠けているというお話は、これが一般県民・市民の方々、農業、畜産に日頃あまりゆかりのない方々にどれほど情報が伝わっているかということだろうと思います。
 そういう意味では、例えば宮崎県というと、全国一の和牛の県でありまして、関係者の方々も相当多くいらっしゃる。そういう県とのパワーの違いというのはあるのかもしれませんが、これまでも両会場を設けて、身近にそういったイベントに参加していただけるよう工夫もしてきましたし、残り1週間でありますが、さまざまな媒体を通して大会の周知も行っていきたいと思います。
 ぜひ今日は皆様方にもご協力をいただきたいと思っておりますが、やはりどうも牛の優劣を競うということで、農業のイベントだろうかと。我々一般県民、市民レベルで参加しておもしろいことがあるのかなというところが、まだ周知が不足しているところがあるのかもしれません。したがいまして、先ほどパンフレットをご覧いただいたように、イベントの内容等をご理解いただけると、興味を持って会場にお越しいただけるのではないかと思いますので、そうした周知にさらに努めていきたいと思います。

○広報課長  以上で、知事の定例会見を終了させていただきます。ありがとうございました。

○知事  どうもありがとうございました。

★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。
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