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平成26年9月11日 定例記者会見

      

 ●会見内容●

                              
                   

         1.天皇皇后両陛下の行幸啓について
         2.長崎がんばらんば国体・長崎がんばらんば大会に関するお知らせについて
         3.有明海再生のための4県協議について
         4.県庁舎跡地活用について
         5.中期財政見通しについて
         6.軍艦島の保存整備に係る財政支援について
         7.イコモスの現地調査について
         8.県庁舎跡地活用について(2)
         9.有明海再生のための4県協議について(2)
         10.諫早湾干拓事業について
         11.世界遺産登録について
         

     
           

1.天皇皇后両陛下の行幸啓について

○広報課長 それでは、ただいまより、知事の定例記者会見を始めさせていただきます。
 それでは、よろしくお願いします。

○知事 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
 まず初めに、私の方から2点ご報告をさせていただきたいと思います。
 1点目は、天皇皇后両陛下の行幸啓についてでございます。
 天皇皇后両陛下におかれましては、来る10月12日(日曜日)から本県で開催いたします東日本大震災復興支援 第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体」に御臨席になり、併せて本県の事情を御視察される旨、本日、宮内庁から発表されました。
 両陛下の御来県は、平成14年11月の「第22回全国豊かな海づくり大会」以来12年ぶりであり、喜びにたえない次第であります。
 御日程は、10月11日(土曜日)から13日(月曜日)までの3日間の御予定でありまして、この間、国民体育大会総合開会式に御臨席を仰ぎ、フェンシング競技を御覧いただきますほか、平和公園での御供花や恵の丘長崎原爆ホームへの御訪問など、県内事情を御視察いただく予定となっております。
 「長崎がんばらんば国体」への天皇皇后両陛下の御来県は、選手・役員はもとより、長崎県民にとりましても大きな励みになるものと考えております。
 両陛下のこの度の御来県を、県民の皆様方とともに心から歓迎申し上げ、つつがなく長崎路をお過ごしいただけますよう、万全を期してお待ち申し上げたいと考えております。

      

     
          

2.長崎がんばらんば国体・長崎がんばらんば大会に関するお知らせについて

○知事 それから、2点目でございます。長崎がんばらんば国体に関するご報告でございます。
 長崎がんばらんば国体・長崎がんばらんば大会の開催までいよいよ一月余りとなってまいりました。そうした中、今週日曜日からは、大会前実施競技として水泳競技のシンクロを皮切りに競技が始まっているところであり、本日からは、熊本県人吉市においてカヌー競技のスラローム・ワイルドウォーターが、そしてまた、明日からは水泳競技の競泳、そして福岡市では飛び込みが実施されることとなってまいります。
 昨日は、水球少年男子が第8位に入賞し、前回国体以来45年ぶりの入賞という快挙を果たしたところであります。
 今後も引き続き、本県選手団の活躍を期待するとともに、皆様の熱い応援をお願いしたいと思います。
 それから、つい先ほど入った情報によりますと、カヌーワイルドウォーター、女子カヤック、シングル1500メートル競技において、本県の西夏樹選手が見事第2位に入賞されたということであります。本大会に向けて、本県選手団の大きな励みになるものと考えております。
 それから、もう一点ご案内ですが、この国体の実行委員会では、あさっての9月13日から11月3日まで、長崎歴史文化博物館において「長崎スポーツ博覧会」を開催する予定にいたしております。
 また、開幕に先立ちまして、明日9月12日の11時からはオープニングイベントを同館において開催いたします。県民の皆様や全国からお越しになる多くの方々にぜひご覧いただき、両大会を大いに盛り上げていただきたいと考えているところでございます。
 以上、2点ご報告をさせていただきます。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
      

     
                

3.有明海再生のための4県協議について

○記者(西日本新聞社) まず、有明海再生の4県協議について質問させていただきます。
 先日、長崎県側の意向を聞く形で、漁場協(有明海漁場環境改善連絡協議会)での話し合いを今後行うことになりました。これまで漁場協での話し合いというのは、今までもやってきていたと思うんですが、新たな再生策としてどんなことを期待するのかということと、長崎県側から何か新たに提案することがあるかということについて、お聞きしたいと思います。

○知事 これまでも水産振興、漁場環境の改善等については環境変化の調査を行い、再生への道筋を明らかにするということで、この場でさまざまな調査、実証、そして事業に取り組んできたところであり、各地元の関係者の皆様方からもさまざまな提案、提言がなされております。この有明海の漁業再生については、非常に大切なことであり、私どもも従前から具体的な成果が上がるような取組をお願いしてきた経過がありますので、これからさらに積極的な検討、提言等を行っていきたいと思っております。

○記者(西日本新聞社) 具体的には、特段、今のところは。

○知事 そうですね、さらにさまざまな調査研究事業を進めていただき、そして、その成果を具体的な事業として取り組んでいただけるようにしていかなければならないと思っておりますので、県の水産担当部局、あるいは地元の漁協関係者の皆様方ともしっかりと情報交換しながら、積極的に取り組んでいきたいと思っております。

      

     
          

4.県庁舎跡地活用について

○記者(西日本新聞社) 2点目は、県庁舎跡地についてです。先日、長崎市の方から公会堂の代替機能としての整備を要望されたと思うんですが、これについて、知事自身の今のお考えを聞かせて下さい。

○知事 県庁舎跡地の活用問題については、懇話会からご提言をいただき、歴史・情報発信機能であるとか、ホール機能等のご提言をいただいたところであります。このホール機能の一つとして、長崎市の方から新たなご提案もいただいているところであり、現在、副知事、副市長をトップとする県・市の連絡調整のための会議が設けられ、さまざまな観点から協議、調整が進められていると考えております。
 そういう中で、今後の具体的な利活用については、さらに多くの方々のご意見等もお伺いしながら、具体化に向けて検討が進められるものと思っております。

      

     
          

5.中期財政見通しについて

○記者(西日本新聞社) 先日発表された中期財政見通しでは、基金が枯渇するというような状況ですが、そういった財政運営の状況の中で、そういった県庁舎跡地活用など、今後の投資的経費計上について、影響みたいなのはどのように考えていらっしゃるんでしょうか。

○知事 そうですね、財政状況を改めて振り返ってみると、非常に厳しい状況であります。県庁舎の建設は、しかるべき基金の活用ができるわけでありますが、跡地活用の問題でありますとか、世界遺産登録に向けた動きに対する県の支援も求められております。また、県の各機関の耐震改修ですとか再編に向けた検討も、さほど余裕がないような状況の中で具体化に向けて検討が求められているところであります。
 こういった地域活力の再生のためには、できるだけ新たな財源措置等を講じていただけるよう国の方にも要望活動を続けているところであります。これからも、そうした活動をしっかり続ける傍らで、財政運営は将来にわたって持続可能な形でつないでいく必要がありますので、いろいろな面でのさらなる見直し、財源確保対策等を講じていかなければならないと思っているところであります。

      

     
          

6.軍艦島の保存整備に係る財政支援について

○記者(KTN) そちらに関連してですが、午前中に長崎市の方から要望があった中で、軍艦島の整備について財政支援をしてほしいというようなお話があったかと思うんですが、改めて知事の方からそのお考えをお願いします。

○知事 世界遺産候補として、例えば教会群がありますが、教会群の保存整備等について、それぞれの自治体、あるいは関係者の皆様からのご要請もいただき、整備についての支援措置等は準備をしていたものがありました。
 ただ、今回の軍艦島の保存整備については桁が違う財政負担が見込まれるところであり、やはり国指定史跡として位置付けられているわけでありますので、ぜひ国費としても積極的な支援策を講じていただくように(していただきたい)。
 そして、先ほども申し上げましたが、こういった事業について丸々一般財源でこれを行うということになると、もう相当の財政負担が出てくる。県の財政では対応できないぐらいの規模になってくる可能性があるわけですので、引き続き、起債措置等を含めて財源措置が講じられるように働きかけを進めていかなければならないと思っております。

○記者(KTN) 知事としては前向きに協力には応じていきたいというところですか。

○知事 そうですね、どういうスキームになるのか具体的な制度はまだ設けていない状況ですので、長崎市とも個別の案件として対応方策を協議していく必要があると思っております。そういった点を踏まえながら知恵を絞っていかなければいけないと思っております。

      

     
          

7.イコモスの現地調査について

○記者(NHK) 世界遺産の話が出ましたが、産業遺産のイコモスの調査が、長崎は来月4日、5日に来られるということが発表になっているようですが、この現地調査に向けて、どのように地元の県として対応していきたいのか、その考えをお聞かせいただきたい。

○知事 産業革命遺産といいますと、これまでの世界遺産と異なり、資産が非常に広範囲にわたる。そして、最大の特徴というのは、現役の稼動資産が含まれるというところもございます。したがいまして、これをしっかりとした世界遺産として、どのように保存・活用していくのか、そういった面での対応等についての質疑も予想されるわけであります。そういう意味では、これまでも内閣官房が主体となって、このイコモスの現地調査にしっかり遺漏のないように準備作業を進めてまいりました。これは、関係自治体に限らず資産所有者であります三菱重工さんとも、そこら辺は十分打ち合わせをし、シミュレーション等も行ってきたところであります。
 イコモスの着眼点というと、やはり構成資産、あるいは緩衝地帯、バッファゾーンと呼ばれる境界でありますとか、保存管理をどうするのか、あるいは関係者の役割分担、構成資産そのものの真実性、完全性といった観点から調査がなされるとお聞きしております。これからも、残された期間はわずかでありますが、万全の準備を進めてまいりたいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 今の関連ですが、全体シミュレーションが8月31日と9月1日に長崎市でも行われたかと思うんですが、その中で何か問題点が出てきたとか、そういうご報告は受けていらっしゃいますか。

○知事 特にそういったお話は聞いておりません。調査の結果、補足して説明が求められるようなこともあると思いますが、それは手順として、これからスケジュールの中でそういった時間も設けられていますので、そうした機会を通して適正に対応していかなければならないと思っております。

      

     
          

8.県庁舎跡地活用について(2)

○記者(長崎新聞社) 県庁跡地の件ですが、今、長崎市の方からは、1,000〜1,200席ぐらいのホールをという提案があって、県とすれば、その規模のホールをつくるつもりがあるのかどうなのか。先ほど検討するという話でしたけど。

○知事 まだ、提案をいただいた段階ですので、提案の趣旨を踏まえて、どういった課題が出てくるのかということも含めて、しっかり協議、調整を進めていかなければならないと思っています。

○記者(長崎新聞社) 場合によっては、その規模のホールでもいいということですか。

○知事 物理的に可能性は排除できないのではないかと思っております。
 確かにこれまでのご議論、ご提言の方向性からいうと、それだけの規模の公会堂代替機能を県庁跡地に求めるということに関してはちょっと、ホールとはいいながら、これまでのご議論の経過そのものに、ぴったり当てはまるようなご提案の内容ではないのではないかという思いはありますが。

      

     
          

9.有明海再生のための4県協議について(2)

○記者(長崎新聞社) 有明海の再生の件ですが、今のところ開門問題に触れないという前提にはなっていますが、仮にどちらからか実際の協議の中で開門問題に触れられた場合は、知事はどういう対応をされますか。

○知事 開門問題には触れないという大前提で一連の話をお聞きしてきておりますし、この有明海漁場環境改善連絡協議会のもともとの設立趣旨も、中・長期開門調査に代わる方策として設けられてきたという経緯もあるわけです。我々は、開門問題には触れないという前提で参加をさせていただいておりますので、仮に開門問題等が議論されるということになれば、その段階で、その後どう対処していくのか、考えていかなければならないと思います。

○記者(長崎新聞社) それは、その会議を抜けることがあるということ(ですか)。

○知事 選択肢は、今の段階でいろんな選択肢があるものと思っております。

○記者(長崎新聞社) 性善説に立っていらっしゃるのかもしれませんが、この間、長崎にいらっしゃった小林農村振興局次長ですかね、この方は、佐賀県に要請した後に、記者団に対して「開門と無関係かと聞かれたら、関係があると言わざるを得ない」というふうな話をされているみたいですが、こちらでこの間、副知事が対応された後の囲み取材の中ではこういう発言はなかったんですが、ほかの場所に行ってはこういう発言をされていて、ちょっと、性善説に立ってていいのかなみたいなところなんですが。

○知事 少なくとも私どもは、有明海の水産振興、漁場環境改善対策については、4県共通の課題として、あるいは本県としても非常に重要な課題であり、共同した取組みが進められるということは必要なことだと思っております。したがって、そういう形で運営がなされる限りにおいては、本県もしっかり対応していく必要があると思っております。ただ、開門問題は、確かに漁場環境が大幅に影響を受ける話題になるわけでして、(今回提案された話し合いの場から)そういう調整の場になるというのは、今の段階では私どもは一切想定しておりません。そういう話題が出てきた段階で、どう対処していくのかというのは判断しなければならないと思います。

○記者(長崎新聞社) 仮に出た場合、今のうちから、そんな話には、その協議からは抜けるよと言っておかなくてよろしいんでしょうか。

○知事 今、国から開門問題には触れないということを明らかにしてお話をいただいているわけですので、そういう段階で今のようなお話はいかがなものかと思います。

○記者(長崎新聞社) わかりました。

○記者(NBC) 関連してですが、先ほど積極的に県としても取り組んで、方向として調査研究事業等のことについて話を、というようなことをおっしゃっていましたが、今の有明海の現状、諫早湾とかの現状は、とにかくすごい状態で危機的な状態だということで、漁師の方からは、一刻も早い水産振興を、ということを訴えている方もいます。
 その中で、調査研究事業というと、またちょっと時間がかかるのではないかということで不安にも思うのではないかなと思うんですが、その点についてはいかが考えていらっしゃいますか。

○知事 各水産資源の変動というのは、さまざまな要因があるわけですね。例えば、エイの食害であったり、貧酸素水塊の発生であったりといった中、一方で具体的な方策として垂下式の養殖試験を進めたりという事業があって、それがうまくいくということであればしっかりと事業化できるわけであります。そういった具体的な取組を進めていく中で、漁業者の方々の所得向上、生活安定に結びつけていかなければならない。もちろん、結論が出るまでに相当時間がかかる分野があるのかもしれませんが、そのような調査研究活動の中で一定の方向性が見えた分野については、これは早急に関係県が力を合わせて事業化していく(必要がある)。例えば、共同放流事業なども行ってきているわけであり、そういった実践できる分野があると思っておりますので、そのような取組を共同で進めるということは非常に大事なことだと思っております。

○記者(NBC) そういった実務上のことからすぐできるようなものはしていくと。そうしながら、今回の提案の中では、知事、副知事レベルも参加しての会合をその場で持てるようにしたいということでしたが、そうした中で、それはかなりの政策的な判断を求められるような場に知事、副知事は出られることになろうかと思うんですが、そういったところには積極的に、それこそ知事、副知事が出られるおつもりでいらっしゃいますか。

○知事 知事、副知事レベルの協議の場がどういう必要性に基づいて要請があるのか、ちょっと現実的には想定しかねている状況です。そういったご提案があった時も、どういう時にそういった知事、副知事レベルの会合の場が必要になってくるのかというお尋ねもいたしましたが、具体的な回答はありませんでした。
 したがって、例えば、関係予算の確保であるとか、少し協議判断を要するような事例が出てくるとか、具体的に私もなかなか想定しにくいところでありますが、その時々の状況に応じて対応していかなければならないと思っています。

      

     
          

10.諫早湾干拓事業について

○記者(NBC) ちょっと変わるのかもしれませんが、今回、農水大臣が内閣改造で代わられて西川大臣になったということで、「諫干問題については、最高裁でとにかく判断していただくまで」というようなことの発言があったというふうに聞いております。
 そのことについて知事のお考えをお聞かせ願えないかと思います。

○知事 利害関係が相当異なる中で、なかなか話し合いによる解決というのが現実的に非常に難しい状況にあるのではないかと思っております。したがって、地域の皆様方も訴訟という形で対応を進めておられるわけです。これまでの経緯、現状等を踏まえますと、最高裁での司法上の判断がなされるということは、一つの大切な転機になるのではないかという思いはあります。

○記者(NBC) そういうことであれば、考え方としてはどちらかというと同調されるようなということになりますか。

○知事 これまでもこうした場で私は申し上げてきたんですが、そういった取組というのがやっぱりベースになっていくんじゃないかという思いには変わりございません。

○記者(NBC) 一方で、最高裁までということになると、かなり訴訟も乱立していて時間がかかるのかなということにもなりますよね。そうなると、開門ということにかかわらず、有明海再生、諫早湾の問題というのは、長いスパンで見ておかないといけないのかなというふうに思うんですが、それについていかがですか。

○知事 私どもの考え方としては、環境アセスの内容等をよく精査してみると、開門した場合、マイナスの影響の方が強いのではないかと評価しているわけです。これは、できるだけ避けて通れるように努力しなければいけないと思っているわけです。
 ただ、現在、係争中の訴訟等については、ご承知のとおり地裁段階のものもあれば高裁段階のものもあるわけですので、早く結論が得られる訴訟において、両者がしっかり考え方を主張していただいて、最高裁での方向性が得られるように努力をしていただきたいという思いであります。

○記者(長崎新聞社) 大臣に会われるご予定とかは、今のところないですか。

○知事 できるだけ早い時期に(お会いしたい)という思いがあったんですが、議会が始まりましたので、一段落したらそういった面談をさせていただく機会をいただきたいなと考えております。

○記者(長崎新聞社) じゃ、こちらから行ってということでしょうか。

○知事 そうですね。もし、ご来県いただくご用務等があられるということであれば、そうした機会も活用させていただきたいと思いますが、西川大臣はご就任直後で大変ご多忙でしょうから、こちらの方から上京してお話をさせていただく機会を早くつくってみたいと思っております。

      

     
          

11.世界遺産登録について

○記者(読売新聞社) 世界遺産の話に戻ります。イコモスの調査日程が決まったということで、改めて登録に向けての意気込みというか、その辺りのお言葉をいただければと思います。

○知事 「明治日本の産業革命遺産」は、8県11市の一つに長崎市、本県が入っているわけでありますが、本県では、そのうちの重要な8資産が存在しております。既に軍艦島等については、多くの皆様方にご視察いただいているところですが、やはり世界遺産となると、おのずとお出でいただく方も増えるものと思っておりますので、受け入れ体制をしっかり整備しながら活用し、本県の活性化に結びつけることができるよう努力していきたいと思っております。

○記者(長崎新聞社) 先ほど、稼働資産のお話をされて、中でも問題は三菱のクレーンですが、あれは要するに動かなくなったらどうするかという問題で、三菱の方は、将来にわたることは明言してませんよね。
 それで、これは専門家からなんですが、それは世界遺産としてはちょっとまずいんじゃないかと、やはりちゃんと保存の策を示さないといけないんじゃないかと、将来的にですね。そういう指摘もあっているんですが、知事としてはその辺り何かお考えがございますか。

○知事 これまでもそうした面での議論というのは、いろいろとございました。ただ、現状から考えると、まだ現役稼働中でありますので、そうした段階では、この資産の所有者、関係自治体等が役割分担しながら、どうしっかりと保存・管理していくのか、協議、調整をしなければいけないと思っております。

○広報課長 以上をもちまして終了させていただきます。ありがとうございました。

○知事 どうもありがとうございました。

 

      

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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