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知事のページ - 長崎県知事 中村法道

平成29年12月28日 定例記者会見

      

 ●会見内容●

                              
                   

1.今年の1年を振り返って
2.現庁舎の閉庁について
3.県庁舎跡地活用について
4.ORC欠航について
5.JR九州のダイヤ改正について
6.今年1年を表す漢字一文字について
7.九州商船のストライキについて
         

     
           

1.今年の1年を振り返って

○広報課長  それでは、ただいまから、知事の定例記者会見を始めます。よろしくお願いします。

○知事  この1年間を振り返って一言申し上げたいと思います。
 まず、今年1年間を振り返りますとき、とてもうれしいニュースとして、V・ファーレン長崎のJ1昇格がございました。J1への昇格は、選手、スタッフ、そしてサポーターの皆さん方が一丸となって掴みとったものでありまして、県民の皆様方に大きな夢と感動を与えていただいたところであります。来シーズンから、いよいよ国内最高峰リーグで戦うということになりますけれども、V・ファーレン長崎には、持ち前の全力で走り抜くハードワーク、そして、チームとしての結束力を武器に、J1の舞台でさらに躍進していただきたいと心から願っているところであります。
 それからまた、長崎市出身のカズオ・イシグロさんがノーベル文学賞を受賞されました。イシグロさんへ祝福のメッセージをお送りいたしておりましたが、ご本人から返事の手紙をいただきました。いただいたお手紙を拝見いたしまして、イシグロさんがわずか5歳までしか過ごしておられなかったふるさと長崎県を今も大切に思っておられることを実感いたしました。そして、そのすばらしいふるさとへの思いを共有できることを私としても大変ありがたく、うれしく思ったところであります。
 また、今年は、本県選出国会議員の皆様方のご尽力によりまして、有人国境離島法の施行を迎えたところであります。人口減少が著しい離島地域の振興に向けて、引き続き、安定した雇用の場の創出・拡大に取り組んでまいりますとともに、市町をはじめ地域の皆様方と知恵を出し合いながら、そして、国の交付金を最大限に活用しながら、活性化に向けてさらに全力を注いでいかなければならないと考えているところであります。
 九州新幹線西九州ルートについては、現在、平成34年度開業に向けて着実に整備が進められているところであります。県といたしましては、現在、フル規格で整備中の武雄温泉〜長崎間のインフラを最大限に活かしながら、かつ、山陽新幹線直通運行による関西・中国圏との交流拡大を図るためにも、全線をフル規格で整備することが最善の選択肢であると考えているところであり、関係者の皆様方と一体となって、その実現を目指してまいりたいと考えております。
 また、諫早湾干拓事業の開門問題につきましては、本年4月、長崎地方裁判所から、排水門の開放差し止め請求を認める判決が出されまして、国として開門しない方針を明確に示し、控訴しないことを発表されたところであります。今後、開門によらない、基金による和解を目指すということとされているところであり、県としましては、開門問題の早期解決が図られるよう、国会議員の皆様方をはじめ、県議会や関係県民の皆様方とともにこれからも適切に対処していかなければならないと考えております。
 それから、本県へのIRの誘致に向けては、IR実施法整備に向けた国の動き、IR誘致を目指す各地の自治体の取組が本格化する中で、本県へのIR導入に向けた体制を整備する趣旨をもって、10月1日付で「IR推進室」を新設したところであります。日本型IRの導入を外国人観光客等の誘致を進めるチャンスであると考え、魅力的な施設整備を進め、地方創生に寄与するものにしたいと考えているところであり、引き続き、県民の皆様方のご意見等もお伺いしながら、本県ならではの国際競争力のあるIRの導入実現に向けて、現在、基本構想の策定を進めているところであります。引き続き、実現に向けて努力してまいりたいと考えております。
 それから、石木ダムについてでありますが、石木ダムは、川棚川の治水対策、そして佐世保市の慢性的な水源不足解消のために必要不可欠な事業であると考えております。現在、収用委員会において、裁決に向けた手続が進められているところでありますが、県内外で記録的な豪雨に伴う災害が多発する傾向にある中、こうした災害から県民の皆様方の安全・安心を確保することは、県の最大の責務であると考えているところであり、今後とも、佐世保市及び川棚町と一体となって、着実に事業の推進に力を注いでまいりたいと考えております。
 一方、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」については、去る9月に、ユネスコの諮問機関であるイコモスの現地調査が行われ、いよいよ来年、初夏にも開催される世界遺産委員会において登録の可否が審議されることとなってまいります。世界遺産登録の実現に向けて、引き続き、国、関係自治体と連携を図りながら、全力を注いでまいりたいと考えているところであります。
 このほか、「朝鮮通信使に関する記録」のユネスコ「世界の記憶」への登録、中国福建省との友好交流35周年、「御朱印船」プロジェクトをはじめとするベトナムとの交流拡大など、アジア・国際戦略については、関係諸国との発展につながる出来事が多い1年となりました。今後とも、本県と海外との歴史的なつながりを大切にしながら、人的交流、経済交流の拡大に努めてまいりたいと考えております。
 さて、新県庁舎については、ご承知のとおり、去る12月24日に落成記念式典を、そしてまた、同日と25日には県民見学会を開催し、多くの県民の皆様方と一緒に完成をお祝いすることができました。本日の夕方からは、いよいよ引っ越し作業が始まり、来年1月4日からは、順次、新庁舎での業務を開始することとなっております。
 半世紀以上の歴史がある現庁舎で業務を行うのも、いよいよあとわずかとなり、大変寂しい思いもありますが、新しい県庁舎を行政と県民の皆様方との連携・協働の拠点として、これまで以上に夢や希望を抱いていただけるような施策の実現を進めていかなければならないと考えているところであります。
 結びになりますが、報道関係の皆様方には、今年も県政の広報にご協力をいただきましたことに改めて感謝を申し上げます。
 年末にかけて、まだまだ慌ただしい日が続くと思いますが、皆様、どうぞご自愛の上、すばらしい新年をお迎えになられますよう願っているところであります。
 私からは以上でございます。あとはどうぞよろしくお願いいたします。

○広報課長  それでは、幹事社の方からご質問をお願いします。

 

     
         

2.現庁舎の閉庁について

○記者(朝日新聞)  まず、ここの庁舎での知事の一番の思い出は何でしょうか。
 それと、県庁跡地の活用については、いつごろまでにその計画をまとめ、どのようなご活用が望ましいとお考えでいらっしゃいますでしょうか。

○知事  そうですね、現庁舎では、私の青春時代から高齢者に達するまで45年、仕事をさせていただきましたけれども、やはり一番記憶に残っておりますのは、昭和57年の長崎大水害の時のことではなかったかと思います。
 その日は仕事があって、自宅に帰ることができませんで、庁舎内に寝て、翌日から復旧作業に全力を注いできた。関係の職員の皆様方と力を合わせて、被災地の安全、衛生の管理等に全力を注ぎ、そしてまた、その後の被災地の復興対策のために、力を合わせて取り組んできたということが、一番大きな思い出ではないかと思っております。

 

     
                

3.県庁舎跡地活用について

○知事  それから、跡地の活用の問題については、これまでも申し上げてまいりましたけれども、去る2月の県議会においても、できるだけ早く、その跡地活用について方向性を示すように努めるよう求められたところであります。
 ただ、文化芸術ホール機能の検討については、市が整備を計画しておりますMICE施設のホール機能との重複に関する調整を確実に行いなさいというような宿題もいただいているところでありまして、現在、市の構想については、関係事業者の選定作業が進められているということでありますので、そうした動きを見極めながら、しかるべき時期には方向性を見定めていかなければいけないと考えているところであります。

      

     
          

4.ORC欠航について

○記者(NHK)  今年は、目立ったこととしてはORCの欠航が相次いだと思います。県議会からも、故障にいち早く対応できるように職員の配置だとか、意見書が可決されておりますが、一方で県は、機材の更新時期の前倒しとか頑張りたいということで、あまり具体策が出ていないんですけれども、長崎県は観光立県で、さらに離島もとても多くて、離島の足というのはかなり早急に対応しなければいけないことだと思うんですけれども、改めて知事として、新年早めに対応すべき事柄だと思うんですが、対策はどのようなことを考えておられますか。

○知事  まず、ORCの運航に関して、安全・安心の確保というのは最重要課題であると思いますので、離島地域の住民の方々の足として、あるいは経済活動を支える基盤として必要不可欠な役割を担っているわけでありますので、安全・安心確保を前提に安定運航をするということは当然の使命であると思っております。
 欠航が相次いできたわけでありますけれども、その内容をよくお聞きしてみますと、いわゆる部品の不具合によるものが大きかったと。これは、経年劣化ということで不具合が生じているということであれば、これは早急な更新を含めて検討をする必要があると思っているところでありますが、途中で交換した部品、そういったものの不具合が原因の一つになっているということでありますので、そうした面についてしっかりと対応することが最優先課題ではなかろうかと思っております。
 ただ、運航開始からもう16年近くが経過して老朽化していることもまた事実でありますので、さまざまなコストの問題等も含めて検討の上、更新が有力な選択肢ということであれば、そういったことも含めてさらに検討を進めていかなければいけないのではないかと思っております。

○広報課長  それでは、各社の皆様からお願いいたします。

 

     
          

5.JR九州のダイヤ改正について

○記者(共同通信社)  JRのダイヤ改正について、要望書を連名で出されたと思うのですが、長崎県として具体的にJR側に何かするなどの予定は今ありますでしょうか。

○知事  先般、各県共同で要請活動を行ったということでありまして、それぞれの地域の影響度合い等について、この間、ヒアリングを進めて、どのような課題があるのか、内容の把握に努めてきたところでありますが、やはりまずは地域住民の皆様方の不安に対してしっかりと説明をしていただきたい。できるだけ利便性を低下させることがないよう、安定運行をしていただくことが利用者にとってはベストでありますので、そうしたそれぞれの提示されている内容について精査をし、必要があれば県独自の要請も検討してまいりたいと考えております。

○記者(共同通信社)  今のところは、具体的にいつ、要請するとか、どういう項目を要請するというのは。

○知事  具体的な要請日程、そして要請内容等については、まだ詳細は詰まっておりません。

○広報課長  ほかにございませんか。

 

     
          

6.今年1年を表す漢字一文字について

○記者(長崎新聞社)  今年は喜ばしいことがいろいろあったという話なんですけど、知事の考える今年の漢字1文字で表すと、何か当てはまるものがありますか。

○知事  難しいですね、毎年ね。そういうご質問がくるだろうと思って、昨日から、何だろうと考えておりましたが、漢字1字にすると、今年1年というとやはり、皆様方の努力が実を結んだ、あるいは結びつつある、そういう年ではなかったかなという思いで「結(むすぶ)」という文字はどうだろうかと思っております。
 これは、先ほど冒頭に申し上げましたように、V・ファーレン長崎のJ1昇格でありますとか、あるいはカズオ・イシグロさんのノーベル文学賞のご受賞、あるいは佐藤正午さんの直木賞のご受賞、あるいは、少し結ぶの意味が違うかもしれませんけれども、ベトナムとの新たな「御朱印船」プロジェクト等を含めた交流関係の樹立でありますとか、もう一つは新県庁舎の落成、そういったことがあった1年だったという思いであります。

 

     
          

7.九州商船のストライキについて

○記者(日本経済新聞社)  今週、九州商船が福江航路を含めてストが1日ありましたけれども、今年のお盆の時もスト直前までいきまして、県としては、あれは想定外のストと考えられているんでしょうか。

○知事  労使交渉の中でこういった事態を迎えてきたわけでありますけれども、個々の内容について詳細に承知しているわけではありません。離島航路というのは、住民の方々にとって、あるいは外から離島においでになられる方々にとって必要不可欠な路線でありますので、そういった労使紛争の結果として欠航をせざるを得ないことというのは、あってはならないことと私どもは考えているところでありまして、その都度、安定運航、スト回避、欠航がないようにという要請はこれまでも重ねてきたところであり、また、これからもそういう姿勢でしっかりと運航、住民の方々を含めて足の確保だけはしっかりやっていただく必要があるものと思っております。

○記者(日本経済新聞社)  民間企業1社だと、常にそのリスクは今後も抱えると思うんですけれども、このような離島に行くルートがなくなるというリスクがある場合は、別のルートなり複数の企業なり、そういうことに県として動かれる可能性はありますか。

○知事  今回も、欠航するという事態に対応するため、代替輸送手段の確保などの対応策を講じてきたわけでありますけれども、これを全て単独航路じゃなくて複数事業者の参入による航路が維持できるかというと、なかなか航路の性格上難しい面もあります。
 そのようなことを総合的に勘案して判断せざるを得ないと思いますけれども、まずは単独航路を運航しておられる業者にあっても、先ほど申し上げた、まさに住民の足として唯一の移動手段になっているわけでありますので、労使紛争の結果として周辺の住民に迷惑をかけることがないように、これからも努力を求めていく必要があるものと思います。

○記者(日本経済新聞社)  県が株主になって一定の発言権を確保するというお考えはありますか。

○知事  そういう手法も一つあるのかもしれませんけれども、そこはやはり民間企業の皆様方が経営、運航をなさっておられるわけでありまして、そこに公的セクターが入り込んで主導権を握るということは、これは現実的にはなかなか難しい選択肢ではなかろうかと思います。

○広報課長  ほかにご質問はございませんか。よろしいでしょうか。それでは、以上をもちまして定例記者会見を終了いたします。

○知事  皆様、この1年間、本当にありがとうございました。お疲れさまでございました。

 

     
      ★発言内容については、わかりやすいように一部変更している部分があります。      
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