外町岳の山麓にある大山集落は1840年代に外海の黒崎から10所帯が移住した潜伏キリシタンの里である。1873年のキリスト教禁教令の解除後に全員カトリックに復帰している。洗礼などの折は大浦天主堂に出掛けていたが、1881年頃に信者の家を仮聖堂にし、1895年に初代教会を献堂し、その後、信徒も増えて、1952年に現在の聖堂に再建されている。
掲載の写真は大山教会を撮影した作品である。教会堂裏手の高台にある同教会の墓地から十字架墓標を取り込んで撮影して、彼らが歩いてきた歴史をも組み込んでいる。
- 撮影日時:平成21年(2009年)11月15日 午前11時頃
- 撮影場所:長崎市大山町
- 撮影者:池田勉
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※撮影者は被写体の人物や所有者に許可を取ったうえで撮影しています。教会堂内の写真撮影は基本的に認められていませんのでご注意ください。
長崎と天草地方のキリスト教関連歴文化遺産群ウェブサイト(おらしょ-こころ旅-)・フォト巡礼
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