長崎県動物愛護管理センター(仮称)整備基本計画を策定しました

2024年3月21日更新このページを印刷する

　本県では、「人と動物が共生できる地域社会」の実現に向けて動物の愛護及び管理に関する施策を推進しています。

　令和4年12月には、動物の健康及び安全の保持並びに人の生活環境の保全上の支障の防止を図ることを目的として「長崎県動物の愛護及び管理に関する条例」を制定し、県、市町及び飼い主の責務や役割を明らかにするとともに、動物の適正な取扱いや飼い主がいない猫への餌やり等に関する事項を定めました。

　加えて、令和5年1月には『「動物殺処分ゼロ」に向けたロードマップ』を作成し、令和11年度に殺処分数をゼロとする目標を掲げて取り組みを進めています。

　これらの目標の達成のためには収容数の削減や譲渡の推進などの取り組みが必要ですが、昭和51年に建設された現施設では、老朽化や収容能力の不足などにより、啓発活動や譲渡活動を十分に実施することができない状況となっています。

　これらの課題を解決し、県民の皆様とともに動物愛護管理を推進するための新たな施設の整備に向けて、令和6年2月に「長崎県動物愛護管理センター(仮称)整備基本計画」を策定しましたので、お知らせします。