熱中症予防行動をとりましょう!
熱中症とは・・
高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、こどもや高齢者、障害のある方など、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう!
県内の熱中症の現状
令和4年度は、県内で946人が熱中症により救急搬送され、約6割が高齢者でした。毎年梅雨明けの7月から8月にかけて熱中症の発生数が増えています。
最新の救急搬送者数は右記ホームページをご覧ください。【総務省消防庁】熱中症情報
県内の熱中症に関する地域性
長崎県環境保健研究センター(長崎県気候変動適応センター)の研究によると、県内において、年平均気温は上昇傾向にあり、熱中症発生数も増加しています。
特に、島原地域(島原広域消防本部の管轄地域)は県内でも暑い地域であり、特徴として、熱中症救急搬送者の症状が重くなる傾向にあることが分かっています。 右記ホームページでお住まいの地域に関する情報を確認し、熱中症予防行動の参考にしましょう。【長崎県気候変動適応センター】熱中症予防に関する啓発資料を公開!
熱中症予防行動のポイント
- 暑さを避けましょう
1.室内では、扇風機やエアコンで温度をこまめに調節し、遮光カーテン・すだれを利用しましょう
2.外出時は、日傘や帽子を着用し、日陰を利用しこまめな休憩をとりましょう。また、天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控えましょう
3.からだの蓄熱を避けるために、通気性のよい衣服を着用し、保冷剤や冷たいタオルなどで身体を冷やしましょう
- こまめに水分を補給しましょう
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分・塩分などを補給しましょう
詳しい予防行動については、右記ホームページを参考にしてください。【厚生労働省】熱中症を防ぎましょう
「熱中症警戒アラート」発令時には、普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう!
「熱中症警戒アラート」とは
熱中症の危険性が極めて高くなると予想された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症にならないように行動することを促すための情報です。
熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境(暑さ指数33以上)になると予想される日の前日の夕方17時、または当日の朝5時に都道府県ごとに発表されます。
テレビやお住まいの地域の防災無線、環境省の熱中症予防情報サイトやLINEアカウントを通じて発信されますので、外出時等は事前に確認し、熱中症予防に取り組みましょう。【環境省】熱中症警戒アラートの発表状況
熱中症警戒アラートが発令された日の行動ポイント
1.エアコンを適切に使用しましょう
2.外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう
3.熱中症のリスクが高い方(高齢者、こども、持病のある方、肥満の方、障害者等)に声かけをしましょう
4.外での運動は、原則、中止または延期しましょう
5.普段以上に「熱中症予防行動」を実践しましょう
暑さ指数(WBGT)とは
気温、湿度、輻射熱(ふくしゃねつ)からなる熱中症の危険性を示す指標です。暑さ指数28を超えると、熱中症患者が急激に増えることが分か っています。 段階ごとに熱中症を予防するための生活や運動の目安が示されていますので、日常生活の参考にしましょう。
【環境省】暑さ指数とは/【環境省】暑さ指数について学ぼう(やさしい説明)
熱中症予防啓発ツール
【厚生労働省・環境省作成リーフレット等】
1 .【環境省】「熱中症予防行動をとりましょう!」ポスター_A2(R5.5月)[PDFファイル/705KB]
2.【環境省】「熱中症が増えています」リーフレット_A4(R5.5月) (2)[PDFファイル/958KB]
3.【環境省】「熱中症警戒アラート全国運用中!」リーフレット_A4(R5.5月)[PDFファイル/1MB]
4.【環境省】「エアコンが使用できないときの熱中症対策」リーフレット_A4(R5.5月)[PDFファイル/960KB]
5.【環境省】「高齢者のための熱中症対策」リーフレット_A4(R5.5月)[PDFファイル/1MB]
6.【環境省】「災害時の熱中症予防」リーフレット_A4(R5.5月)[PDFファイル/789KB]
7.【厚生労働省】「熱中症の予防のために」リーフレット[PDFファイル/540KB]
【熱中症予防についての関連情報サイト】
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