脳卒中医療

脳卒中は、脳血管が突然閉塞することによって起こる虚血性脳卒中(一過性脳虚血発作、脳梗塞)と、脳血管が破裂し、血液が脳細胞の周囲に流出する出血性脳卒中(脳出血、くも膜下出血)に大別される救急疾患です。

近年、脳卒中の検査、治療の進歩は目覚しく、それに伴い、脳卒中患者の死亡率は徐々に改善していますが、後遺症を残すことも多く、リハビリテーションも治療の大きな柱となります。                                                               そのため、脳卒中では急性期の治療から回復期、慢性期のリハビリテーション、退院後の安心・安全な地域生活に至るまで切れ目のない医療が提供されるような体制が必要です。

【脳卒中診療ネットワーク】

本県は、脳卒中に関する医療機能の役割分担を推進し、急性期における拠点化と急性期から回復期に至る連携を図るため、「脳卒中診療ネットワーク」を構築しています。具体的には、県が、急性期に必要な医療機能を有する医療機関を、その機能に応じて、「脳卒中支援病院」「地域脳卒中センター」「高次脳卒中センター」として認定することで、広く県民が脳卒中急性期の専門医療機関を認識できるようにしています。これにより、脳卒中発症時の救急医療機関として、救急隊員、医療関係者、県民が適切な判断を行えるようにします。

脳卒中ネットワーク 医療機関一覧[PDFファイル/299KB]

 

 

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