自治医科大学とは

へき地や離島における医療を確保するとともに、住民の健康増進、福祉充実を目指す医師の養成を目的とし、昭和47年に全国の都道府県が共同で設立した医科大学(栃木県)です。
長崎県からは、毎年2,3名が入学しています。

令和6年度入試案内(自治)[PDFファイル/232KB]

1.制度概要

 自治医科大学は、卒業後、離島・へき地での医療を担う医師を養成することを目的として 昭和47年に全国の都道府県が出資して設立した学校法人で、栃木県下野市にあります。

2.入学出願資格

高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者及び卒業見込みの者、またはこれと同等以上の学力があると認められる者(学校教育法第90条、同法施行規則第150条参照)

3.入学者選抜の方法

学力試験、面接試験、出身学校長から提出された必要書類により総合判断するとともに、自治医科大学の建学の趣旨を理解し、進んで同大学に学ぶ意思を確認できる者を各都道府県から若干名ずつ選抜します。
各都道府県単位で第1次試験を行い、第1次試験合格者に対して、自治医科大学において第2次試験を行います。

・1次試験:1月下旬に長崎市で実施。学力試験(マークシート式)と面接試験を行います。なお、学力試験(マークシート式)の及第者が面接試験に進むことになります。

 学科科目試験(マークシート式)

  • 数学は、数学1、数学2、数学3、数学A、数学B(数列・ベクトル)
  • 理科は、「物理基礎」と「物理」を併せた範囲、「化学基礎」と「化学」を併せた範囲、「生物基礎」と「生物」を併せた範囲のうち2科目を選択
  • 外国語は、コミュニケーション英語1、コミュニケーション英語2、コミュニケーション英語3、英語表現1、英語表現2

・2次試験:1月下旬に自治医科大学で実施。学力試験(記述式)と面接を行います。

※ 出願期間は、1月初旬から中旬までです。
※ 最終の合格発表は、2月上旬です。

4.募集人員

100名

5.修学資金の貸与内容等

入学者全員に入学料や授業料を自治医科大学が貸与します。

入学料1,000,000円、授業料(年額)1,800,000円、実験実習費(年額)500,000円、施設設備料(年額)1,300,000円

※入学時学業準備費(入学時のみ) 400,000円・貸与利率 10.0%・返還免除について
卒業後、履行すべき義務を終了した場合は、元金及び利息の返還を免除します。

6.履行すべき義務

第1次試験の試験地の都道府県知事の意見を聞いて自治医科大学が指定する公立病院等に勤務し、医師としての勤務期間が修学資金の貸与を受けた期間の2分の3(=1.5倍)に相当する期間(うち2分の1の期間は、離島・へき地の病院、診療所に勤務)の勤務が必要です。

在学中及び卒業後の上記期間中は「長崎県キャリア形成プログラム」及び「長崎県キャリア形成卒前支援プラン」の適用を受けます。
01 長崎県キャリア形成プログラム(R6.3.15改正)[PDFファイル/385KB]
02 長崎県キャリア形成卒前支援プラン(R6.3.15改正)[PDFファイル/248KB]

7.貸与の取消について

 次に該当する場合は貸与契約を解除し、元金及び利息を返還することとなります。

・大学を卒業した後、直ちに指定された公立病院等に勤務しなかったとき、又は当該指定公立病院等に勤務しても、職員となった日から2年以内に医師として勤務することができなかったとき。
 
・修学資金の返還の債務を免除する期間に達する前に当該指定公立病院等の医師でなくなったとき。(上記6参照)
 
・退学・除籍により修学資金貸与契約を解除されたとき。
 
・死亡したとき。(履行すべき義務により指定公立病院等の勤務期間中に公務により死亡し、又は公務に起因する心身の故障のため免職されたときを除く。)

 

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