長崎県糖尿病医療連携体制

長崎県糖尿病医療連携体制

 本県における糖尿病患者数は、予備群も含めて約29万人と推定され、増加傾向にあります。(H28年度長崎県健康・栄養調査より)

適切な糖尿病治療や合併症の重症化予防のためには、病態に応じた治療や専門的な指導が必要です。

糖尿病患者が良質かつ適切な糖尿病診療を受けられるように、糖尿病診療に携わる医師を、「糖尿病専門医」、「糖尿病連携医」、「一般医」と区分し、それぞれの医師が従事する医療機関を「糖尿病専門医がいる医療機関」、「糖尿病連携医がいる医療機関」、「一般医療機関」に機能分担し、糖尿病医療連携体制を整備しています。

・糖尿病専門医とは
日本糖尿病学会が養成した糖尿病専門医の医師です。

・糖尿病連携医とは
糖尿病に重点をおいて診療を行っている医師のうち、長崎県糖尿病対策推進会議(長崎県医師会、日本糖尿病学会、日本糖尿病協会)が開催する糖尿病診療研修セミナー(基礎講座)を修了した医師です。糖尿病専門医と密接に連携し、インスリン治療管理をはじめ、合併症予防を積極的に行います。

・一般医とは
患者の初期症状の治療及び、家庭における健康管理に携わる医師です。


糖尿病連携医がいる医療機関一覧
県では「糖尿病連携医がいる医療機関」として登録のあった医療機関の一覧を公表しております。診療時間や診療内容については、医療機関にお問い合わせください。

・糖尿病連携医がいる医療機関の役割
(ア) 常勤する糖尿病連携医が糖尿病診療に従事していること。
(イ) インスリン治療患者の管理が可能なこと。
(ウ) 看護師等による個人・集団生活指導が可能なこと。
(エ) 糖尿病専門医及び一般医との連携を行うこと。
(オ) 糖尿病合併症のチェックを計画的に行うこと。
(カ) 不安定期及び急性合併症時に糖尿病専門医等と連携し対応ができること。

 

「糖尿病連携医がいる医療機関」一覧(R4年9月更新)[PDFファイル/305KB]

「糖尿病専門医」の検索はこちらでできます。 (日本糖尿病学会ホームページ)

 

 

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