知事記者会見(令和4年9月1日)

WS000000

オミクロン株についての県の考え方について

  • オミクロン株は感染力が強く発症間隔が短いため、接触者に連絡した時点では既に発症していることも多く、全ての方に対する基本的感染防止の徹底が何より重要
  • 関係者のご尽力により、これまで感染者の全数把握に努めてきたが、感染者の急増に伴い、全てに対する感染症の発生動向把握及びその分析による対策は限界
  • 感染拡大に伴い外来医療がひっ迫している状態にあり、軽症者がほとんどを占めている中、医療を重症化リスクのある方に重点化し、県民の命と健康を守ることが大切

県民の皆さまへ

県民の利便性を高めるため、以下の取扱が始まります

9月2日から運用開始

発熱等有症状者が、医療機関での診断を行うことなく、自己検査等で陽性を確定できるようになります

※重症化リスクの低い64歳以下の方(小学校3年生以下を除く)のみ

抗原検査キットの自宅への郵送配布が始まります ※1~2日程度要します
  • 県民の皆さま方の利便性を高めるため、希望する有症状者に対して抗原検査キットを配送します
    ※医療機関における検査や受診の集中緩和にもつながります
陽性者判断センターを開設します
  • 抗原検査キットによる自己検査や無料検査所での検査の結果、陽性であった場合、ご自身で陽性者判断センターに連絡することで、医療機関を受診することなく、速やかな療養が可能となります

WS000007

 

国への届出後 概ね3営業日以降  [暫定的な対応]※今後の国の取扱いによって変更となる可能性あり

新型コロナウイルス感染症に係る医療機関からの発生届を高齢者やコロナ治療薬の投与者等に限定します
発生届の対象者を限定します
  • 医療ひっ迫の現状を踏まえ、医療機関において入力に時間を要していた全感染者数の届出を、今後は、「65歳以上の方」「入院を要する方」「重症化リスクがある方」「妊婦の方」に限定します
     ⇒ 医療機関の負担が軽減し、重症者に対する診療に、より専念できる
  • その他の方は、医療機関及び陽性者判断センターから総数と年代のみ保健所への報告となります
     ※ 自宅療養に際するお困りごとや、宿泊療養を希望される場合は健康観察センターにご相談ください

市町ごとの感染者集計を見直します
  • 県全体における年代ごとの感染者数は、これまでどおり毎日公表します
  • ただし、発生届の対象者を限定するため、市町ごとの公表数については「全感染者数」から「発生届が提出された感染者数」に変更します

発熱症状等のある方の診察・検査までのフロー (9月2日~)

WS000000

 

発生届の限定(緊急避難措置)の対応体制 (国への届出後 概ね3営業日以降)

WS000003

見直し後の健康観察について

WS000004

発生届がない感染者に対する自宅療養・宿泊療養の対応[県立保健所管内の体制]

WS000005

発生届の限定後の公表内容について(案)

WS000006

発生届の限定(緊急避難措置)の対応に関する留意事項

  • 陽性が確認された方の10日間(無症状は7日間)の自宅待機などの行動制限や、同居家族(濃厚接触者)の考え方については、これまでと同様の取り扱いです
  • コロナの公費負担や宿泊療養施設への入所などの制度についても、これまで同様変更ありません

事業者の皆様方へ
  • 医療機関や保健所の業務ひっ迫の原因となりますので、真に必要なもの以外の療養証明書の提出は求めないでください

会見資料

このページの掲載元

  • 感染症対策室
  • 郵便番号 850-8570  
    長崎市尾上町3-1
  • 電話番号 095-895-2466
  • ファックス番号 095-895-2573