麻しんとは
海外での麻しん流行に伴い、厚生労働省より麻しん(はしか)についての注意喚起が発表されました。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身性感染症です。
感染経路としては、空気感染(飛沫核感染)、飛沫感染、接触感染など様々な経路があります。
感染力は極めて強く、麻しんの免疫を持たない人が感染するとほぼ100%の確率で症状が現れ、一度感染して発症すると生涯免疫が持続する
といわれています。
麻しんの症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れます。
2から3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。発疹が現れる1から2日前ごろに口の中の粘膜に1mm程度の
白い小さな斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻しんに特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎるころまでに
消えてしまいます。コプリック斑出現後、体温は一旦下がりますが、再び高熱が出るとともに、赤い発疹が出現し全身に広がります。
発疹出現後3から4日で回復に向かい、合併症がない限り7から10日後には主症状は回復しますが、免疫力が低下するため、しばらくは
他の感染症に罹ると重症になりやすく、体力などが戻るのに1か月くらいかかることも珍しくありません。肺炎、中耳炎を合併しやすく、
患者1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗いやマスクのみでの予防はできませんが、予防接種(ワクチン接種)を行うことによって
感染を防ぐことができると言われています。
海外での感染に気をつけましょう
現在、海外における麻しんの流行が報告されており、インドネシアをはじめとする諸外国を推定感染地域とする輸入事例の報告が増加しています。
今後、輸入事例の更なる増加や、国内におけるイベントや不特定多数が集まる施設等のマス・ギャザリング環境を契機とした国内感染伝播の発生が懸念されることから、海外への渡航者(予定含む)の皆様におかれましては、以下の点について注意をお願いします。
海外渡航前の注意事項
- ウェブサイト等を参考に、渡航先の麻しんの流行状況を確認すること。
- 母子保健手帳などを確認し、過去の麻しんワクチンの予防接種歴、り患歴(かかったことがあるか)を確認すること。
- 過去にワクチンを接種した記録がない場合は、渡航前に麻しんワクチンの予防接種を検討すること。
- ワクチン接種歴やり患歴が不明な場合は、麻しんに対する抗体を持っているかを確認するため、抗体検査を受けることを検討すること。
麻しんリーフレット(2026年版・出国前)[PDFファイル/420KB]
麻しんの流行が見られる地域に渡航後の注意事項
- 渡航後や帰国後2週間程度は麻しん発症の可能性を考慮して、健康状態に注意すること。
- 発熱や咳、鼻水、眼の充血、全身の発しん等の症状が見られた場合は、事前に麻しんの流行地域に渡航していたことや、麻しんの可能性があることを連絡のうえ、医療機関を受診すること。
- 医療機関を受診する際には、医療機関の指示に従うとともに、不特定多数への感染を防ぐため、可能な限り公共交通機関を用いないこと。
麻しんリーフレット(2026年版・出国後)[PDFファイル/456KB]
関連情報
・厚生労働省ホームページ(麻しんについて_国内外の発生状況、症状や感染経路、予防法など)はこちら
・長崎県ホームページはこちら
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