感染症情報速報最新版
※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、週1回、週報を作成しています。
県南保健所感染症発生状況(2025年34週)[PDFファイル/283KB]
※第34週:8月18日から8月24日
※定点当り報告数:1医療機関が1週間で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)
【トピックス・季節情報】
☆伝染性紅斑(リンゴ病)は警報レベルが継続しています。
伝染性紅斑は、ヒトパルボウイルスB19による感染症で、小児を中心にみられる流行性の発しん性の病気です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。約10から20日の潜伏期間の後、微熱やかぜの症状などがみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。続いて、体や手・足に網目状やレース状の発しんが広がりますが、これらの発しんは1週間程度で消失し、ほとんどは合併症を起こすことなく自然に回復します。一方で、これまで伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性がありますので、注意が必要です。
感染経路は、飛沫感染や接触感染で、かぜ症状のある時期にウイルスの排出が最も多くなるといわれています。治療薬やワクチンがないため、感染予防が重要です。特に妊娠中の方やそのご家族ではかぜ症状がある方との接触をできる限り避け、手洗いやマスクの適切な着用など感染予防に努めましょう。
☆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう。
県南保健所管内の新型コロナウイルス感染症の報告数は全国及び長崎県の報告数を上回っています。場面に応じたマスクの着用や手洗い、換気、三密の回避などの基本的な感染対策に努めましょう。
*熱中症警戒アラートの発表が頻発しています。マスクは場面に応じて着用し、熱中症対策も必要です。
【7月分月報】
※感染症法に基づき収集した患者の発生状況について、月1回、月報を作成しています。
長崎県感染症発生動向調査速報(月報_7月)[PDFファイル/189KB]
※7月:7月1日から7月31日
※定点当り報告数:1医療機関が1カ月で何人の患者が診断したかを表しています。(1医療機関当りの平均報告数)
過去5週分掲載(県南保健所感染症発生状況(週報))
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