注意喚起・プレスリリース情報

夏季休暇を控え、人の移動が増加することが予想されます(海外へ渡航される皆様へ)

海外においては、日本に存在しない感染症や日本よりも高い頻度で発生している感染症があります。海外に滞在している間にこれらの感染症にかかることなく、安全で快適に旅行し帰国するためには、海外で注意すべき感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けることが大切です。渡航先によって感染症が異なりますので渡航前に厚生労働省ホームページ等で確認しましょう。
また、海外渡航、特に開発途上国に渡航した後、少なくとも6か月の間は、渡航関連の感染症が生じる可能性があります。渡航後に体調不良を感じたら早めに医療機関を受診し、必ず海外に渡航したことを告げましょう。
※予防接種の種類によっては、数回(間隔を開けて2~3回)接種しなければならないものもありますので、海外に渡航する予定がある場合には、出発3か月以上前に、トラベルクリニック、渡航外来等の医療機関で、予防接種を接種するワクチンの種類と接種日程の相談をし、海外渡航に際し推奨されている予防接種の検討も行いましょう。
厚生労働省検疫所ホームページ FORTH(For Travelers’ Health)
厚生労働省ホームページ「海外へ渡航される皆様へ」

腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう

腸管出血性大腸菌感染症は、O157やO26をはじめとした「腸管出血性大腸菌」による感染症です。
主な感染経路は、菌に汚染された食品や患者の便で汚染されたものに触れた手を介した経口感染です。2日から9日の潜伏期間の後、腹痛・水様性下痢・血便などの症状を呈します。無症状の場合もありますが、発症者の約6%から7%が、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの合併症を起こし、時には死亡することもあります。特に、抵抗力が弱い小児や高齢者等は注意が必要です。
例年5月ごろから報告数が増加する傾向にあります。次の点に気をつけて感染予防に努めましょう。また、症状があるときは速やかに医療機関を受診しましょう。
 
○外出から帰ってきたときやトイレ・オムツ交換の後、調理・食事の前には石鹸と流水で十分に手を洗いましょう
○肉類を調理する際は十分に加熱しましょう
○生肉を調理する際、器具は専用のものにするか、使用後すぐに十分な洗浄・消毒をしてから他の調理に使用しましょう
○下痢症状のあるときはプールの使用や入浴は控え、シャワー浴または最後に入浴しましょう
発生しやすい時期

食中毒は一般に、気温が高い初夏から初秋にかけて多発します。この時期は、食中毒菌が増えるのに適した気温であり、これに人の体力の低下や食品等の不衛生な取扱い等の条件が重なることにより発生しやすくなると考えられます。
しかしながら、気温の低い時期でも発生が見られることから、夏以外の季節も注意が必要です。

腸管出血性大腸菌Q&A(厚生労働省ホームページ)

百日咳の報告が続いています

百日咳は、主に百日咳菌の感染によっておこるけいれん性の咳発作を特徴とする気道感染症です。潜伏期は通常5~10日で、かぜ様症状で始まり、次第に咳の回数が増え程度も激しくなります。夜間の咳発作が多いことも特徴で、回復までに2~3か月かかることもあります。
また、乳児では、肺炎、脳症を合併し、重症化することもあります。
感染経路は飛沫感染ですので、咳エチケット、手洗い、手指消毒で予防に努めましょう。
百日咳について(厚生労働省ホームページ)

伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報の発表について(令和7年8月14日)

※長崎県(地域保健推進課)プレスリリース
R7.8.14_伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報の発表について[PDFファイル/305KB]

腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう(令和7年8月7日)

※長崎県(地域保健推進課)プレスリリース
R7.8.7_腸管出血性大腸菌感染症に注意しましょう[PDFファイル/259KB]

日本脳炎注意報の発表について(令和7年7月4日)

※長崎県(地域保健推進課)プレスリリース
R7.7.4 日本脳炎注意報の発表について[PDFファイル/243KB]

このページの掲載元

このページヘの質問はこちらから