確認した遺構をシートで保護して埋め戻しています

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2021年2月5日

今週は地山を掘り込んた井戸跡を1基確認しました。

西役所の絵図ではこの位置に井戸は描かれていません。

井戸跡の中からは、18世紀の陶磁器と瓦片が出土しています。

また、土層(盛土)の下から石列、アマカワ貼りの側溝、平たい石を用いた土間などの遺構を確認しました。

土層(盛土)の下で確認した遺構の上からは、明治時代の陶磁器とレンガ片が出土していますので、

今回確認した遺構と、遺構の上に積み重なっている土層(盛土)は明治時代のものである可能性が高くなりました。

今回の調査で確認した遺構は、シートと土のうで保護してから徐々に埋め戻しを行います。

確認した井戸跡

確認した井戸跡

盛土の下で確認した遺構

盛土の下で確認した遺構

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