「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀の2世紀以上にわたるキリスト教禁教政策の下で、ひそかに信仰を伝えた人々の歴史を物語る他に例を見ない証拠です。
長崎と天草地方の潜伏キリシタンが「潜伏」したきっかけや、信仰の実践と共同体の維持のためにひそかに行った様々な試み、そして宣教師との接触により転機を迎え、「潜伏」が終わりを迎えるまでを12の構成資産によって表わしている貴重な遺産であり、2018年7月に世界文化遺産に登録されました。
各種ウェブサイト
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」公式ウェブサイト
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に関する総合的な情報発信サイトです。
潜伏キリシタンに関する歴史、構成資産の地図、各種パンフレットや動画、現地で立ち寄り可能な資料館、アクセス方法、教会堂見学の受付窓口等の情報を掲載しています。「初めての方へ」に簡単なQ&Aも掲載しています。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
世界文化遺産エリア内の教会堂は、教会行事(ミサ、葬儀等)により立ち入りが制限される場合があるため、見学を希望される際にはこちらのサイトから事前連絡をお願いします。(ただし、大浦天主堂については事前連絡は不要です。)
ながさき旅ネット
長崎県観光振興課と一般社団法人長崎県観光連盟が運営する長崎県観光情報サイトです。
長崎県のイベント、グルメ、交通アクセス、宿泊施設、モデルコース等の情報を総合的に掲載しています。また、長崎県の観光スポット等の写真も多数掲載しており、ダウンロードが可能です。
その他の取組
企業版ふるさと納税制度の取組
「企業版ふるさと納税」制度は企業の皆様が地方の活性化を応援する制度です。
地方公共団体が取り組む「地方創生のプロジェクト」に寄附していただいた際に、従来の寄附額の損金算入による税軽減効果に加え、税額控除の優遇措置を受けることができます。(詳細は上記リンク先掲載のリーフレット等をご覧ください。)
長崎県では、地方創生プロジェクトの一つ”長崎の世界遺産を未来につなぐプロジェクト”として、ふるさと納税を活用した世界遺産の保全や情報発信等を行っています。
個人版ふるさと納税制度の取組
潜伏キリシタン関連遺産の多くは、人口減少と高齢化が深刻な離島・半島地域にあり、地域の方々が負担する修理費用が大きな課題となっています。
そこで、世界遺産課では、”「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の未来への継承プロジェクト”として、ふるさと納税を活用した修復費用の助成を行っています。
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」公式facebook
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」関連情報について発信しています。
facebook運用ポリシー[PDFファイル/118KB]
長崎と天草地方のキリスト教関連歴史文化遺産群
450年以上にも及ぶ日本におけるキリスト教の歴史。「長崎と天草地方のキリスト教関連歴史文化遺産群(キリスト教文化遺産群)」は、キリスト教が日本においてどのように伝わり、広まり、根付いていったかというプロセスを示す貴重な遺産です。
その歴史は、決して平坦なものではなく、伝播と普及、禁教下の継承、解禁後の信仰復帰という、世界でも類を見ない独自のプロセスが長崎と天草地方で展開されました。
「キリスト教文化遺産群」では、そんな歴史を、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産と一体的に発信し、関連する文化財等の保全と活用を促進する取組を行っています。
●「長崎と天草地方のキリスト教関連歴史文化遺産群」公式ウェブサイト
※長崎地方の歴史の特長である「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連の歴史文化遺産群」を紹介しています。
毎週3回コンテンツの配信も行っています。
・おらしょ通信(毎週月曜日更新):世界遺産に関する情報から、長崎の教会やキリスト教にまつわる話、普段の暮らしのなかで見つけたかけがえのない「宝物」など、心があったかくなるような話題をお届けします。
・ぶらり旅(毎週水曜日更新):ゆったりとキリスト教関連の歴史文化遺産群を訪ね歩く旅を紹介。好奇心を刺激する周辺スポットも紹介しています。
・フォト巡礼(毎週金曜日更新):長崎・天草地方を中心に繰り広げられたドラマを追って、各地を旅しながら撮ったキリシタンの歴史と今。写真家の真摯な眼がとらえた人々の営み、信仰の姿が心に響きます。
このページの掲載元
- 文化振興・世界遺産課
- 郵便番号 850-8570
長崎市尾上町3-1 - 電話番号 095-895-2761
- ファックス番号 095-829-2336