長崎県 NAGASAKI PREFECTURE

　毎年、小学6年生向けに、外部より様々な業種の方を招き話をきくという職業講話という特別授業を行っている小学校があり、私どももお誘いいただきここ数年参加させていただいています。子どもたちのために地域の様々な業種の方が参加しており、私たちも子どもたちと接することで学びとなっております。子どもが接することができる大人は限られ、分断化が進む現在において、このような取り組みを他の小学校でも実施していくことはできないでしょうか？
　私たちで有志を募り実施することも検討してみたのですが、理解のある親を持つ子どもでなければ参加することは出来ず、どちらかといえば、そのような親を持たない子どもたちへ向けて必要なことではないかと思い、今回学校での実施ご提案させていただいた次第です。年に一度とは言わず、何度でも、6年生だけでなく、その下の児童や中学生に向けて行っても良いのではないかと思います。もし実現すれば、この社会が良い方向へ変わる大きな一歩になるではないかと思っています。
　ご検討のほどよろしくお願いいたします。

受付日：2021年11月29日　［県内　40代］　

【回答課：義務教育課】
　このたびは、貴重なご提案をいただき、ありがとうございました。
　ここ数年、県内小学校に実際に足をお運びいただき、職業に関する講話をいただいているとのこと、子ども達にとっては、たいへん有意義な学びとなっていることと存じます。本県小学校で子ども達に貴重なキャリア教育の機会を提供いただいていることに、心から感謝申し上げます。
　さて、現在お取り組みいただいている職業講話を、他小学校にも広げたいとの今回のご提案、本県の子供たちのことを思っての前向きなお気持ちについても、たいへんありがたく感じる次第でございます。
　現在、各小学校でそれぞれにキャリア教育が計画・実践されており、ご提案は、各小学校にとって、今後の学習活動における貴重な選択肢の一つとなることと思います。しかしながら、実際に学習内容等について検討したり、実施したりすることに関しては、各小学校長の判断によります。
　したがって、今回の内容に関しては、小学校を所管する市町の教育委員会にご提案いただければと存じます。
　今後とも、県内の子供たちの健やかな成長に引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。