野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生状況
今年度(令和5年度)の県内での野鳥における高病原性鳥インフルエンザの発生状況は、次のとおりです。
回収日 場所
|
検体の種類 種名 回収羽数
|
簡易検査結果 結果判明日
|
遺伝子検査 HA亜型 病原性 結果判明日 |
最終判定
|
野鳥監視重点区域 指定日 解除日
|
|
1 |
12/12 諫早市
|
死亡野鳥 ヒドリガモ 1羽 |
簡易陰性 12/12
|
H5亜型 H5亜型高病原性 12/20 |
(検査中)
|
12/18 1/9
|
なお、昨年度(令和4年度)は以下の2件が確認されています。
回収日 場所
|
検体の種類 種名 回収羽数
|
簡易検査結果 結果判明日
|
遺伝子検査 HA亜型 病原性 結果判明日 |
最終判定
|
野鳥監視重点区域 指定日 解除日
|
|
1 |
11/25 諫早市
|
死亡野鳥 ナベヅル 1羽 |
簡易陽性 11/25
|
H5亜型 H5亜型高病原性 11/30 |
H5N1亜型高病原性
|
11/25 12/26
|
2 |
11/28 諫早市
|
死亡野鳥 ナベヅル 1羽 |
簡易陽性 11/28
|
H5亜型 H5亜型高病原性 12/6 |
H5N1亜型高病原性
|
11/28 12/26
|
野鳥における監視調査について
国内の高病原性鳥インフルエンザは、海外から飛来する渡り鳥により、国内に持ち込まれると考えられています。
そのため、国内でのウイルスの早期発見、感染状況を把握するために、環境省が主体となって全国的に野鳥における鳥インフルエンザの調査が行われています。
長崎県においても環境省と連携をとり、死亡野鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルスを持っていないかの調査を実施しています。
→(環境省)野鳥における高病原性鳥インフルエンザに係る都道府県鳥獣行政担当部局等の対応技術マニュアル
→ R05環境省・鳥フルマニュアル000165704123123[PDFファイル/5MB]
野鳥が死んでいるのを見つけたら
野生の鳥は、餌が取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられず死んでしまうこともあります。
また、車や建物等に激突して死んでしまうこともありますので、野鳥が死んでいても直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
したがって、野鳥が死んでいるのを見つけたら、以下のとおりご対応ください。
- 死亡野鳥を処分する際は、素手では触らずに袋に入れて、一般ごみとして廃棄してください。
- ただし、同じ場所でたくさんの野鳥が死亡している場合や原因不明のまま連続して死亡していた場合には、お近くの県または各市町の鳥獣担当部局へご連絡下さい。(事故死等の死因が明らかな場合は除きます。)
県庁問い合わせ先 | 電話番号(平日) | 電話番号(土、日、祝日) |
自然環境課 | 095‐895‐2381 | 095‐824‐1111 |
島原振興局総務課 | 0957‐63‐5036 | 0957‐63‐0111 |
県北振興局総務課 | 0956‐22‐0374 | 0956‐23‐4211 |
五島振興局総務課 | 0959‐72‐4852 | 0959‐72‐2121 |
壱岐振興局総務課 | 0920‐47‐4396 | 0920‐47‐1111 |
対馬振興局総務課 | 0920‐52‐1206 | 0920‐52‐1311 |
県からのお知らせ
- 野鳥は様々な細菌や寄生虫を持っていたりしますので、死んでいる野鳥を見つけた場合は素手で触らないようにしてください。
- 素手で野鳥やその排泄物に触れた後には、手洗いとうがいをしていただければ、過度に心配する必要はありません。
- 野鳥の糞が靴の裏や車両に付くことにより、鳥インフルエンザウイルスが他の地域へ運ばれるおそれがありますので、野鳥に近づきすぎないようにしてください。 特に、靴で糞を踏まないよう十分注意してください。
- 不必要に野鳥を追い立てたり、つかまえようとするのは避けてください。
国からのお知らせ
外部リンクとして新しいウィンドウで開きます。
→高病原性鳥インフルエンザに関する情報 | 自然環境・生物多様性 | 環境省 (env.go.jp)
→死亡した野鳥を見つけたら(平成20年12月12日))[pdfファイル/450KB](
このページの掲載元
- 自然環境課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3番1号 - 電話番号 095-895-2381
- ファックス番号 095-895-2569