令和4年11月20日(日曜日)青方港(大曾地区)において、(一社)長崎県建設業協会五島支部上五島青年部との共催で、土木の日イベントを開催しました。
1.レンガで石橋を作ってみよう(道路班)
道路班では、子供たちと一緒に、どうしたら崩れない強い橋ができるのか考えながら作りました。レンガで石橋って作れるの??どんなイメージ?と思う方もいると思います。県内の有名な石橋としては長崎市内の眼鏡橋をイメージしていただけるとわかりやすいです。
今回はそんな石橋をレンガと砂で作ってみました!
レンガと砂という身近なものを使って作る橋に子供たちはもちろん、保護者の方々も大興奮で想像以上に盛り上がりました。
実際に完成した橋は大人が渡っても壊れず、丈夫な橋を作ることができて子供たちも大満足でした。
2.砂防ダムの役割を学ぼう(河港班)
河港班では、砂防ダム模型(豊建設株式会社の提供)を使った実験を通して、土石流の危険性と砂防ダムの役割について説明しました。
実験では、砂防ダムが無いと土石流によって橋や車が流されるのに対して、砂防ダムが有ると土石流の被害が起こらないことを、可視化できたため、理解しやすく大変好評でした。
上五島にはこうした砂防ダムが80基以上あることを説明すると、見学した皆さんからは驚きの声が上がっていました。
砂防工事について見学した皆さんに理解していただく良い機会となりました。
※土石流とは、山腹、谷底にある土砂が長雨や集中豪雨などによって、一気に下流へと押し流される現象のことを言います。
土木の日のイベントは3年ぶりの開催となりましたが、当日は好天にも恵まれ、約300人の方々に参加いただき、土木が人々の暮らしを守り、豊かにしていくことを多くの方々に体験していただく良い機会になったと思います。
※「土木の日」・・・「土木」を分解すると「十一」と「十八」になることに因んで、11月18日を「土木の日」としています。この前後に、地域社会の発展を下支えする公共事業の重要性について、理解を深めてもらうとともに、その担い手となる建設業の入職促進を図るため、土木をPRするイベントを開催しています。
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