最優秀賞、優秀賞(第37回)

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最優秀賞(1作品)

01_最優秀賞4年

【学校・学年】
波佐見町立東小学校 4年

【氏名】

樽美 成(たるみ じょう)

【審査員コメント】

・「龍踊り」をテーマにした思い切った構図と色使いの町を考えた力作である。自分の住みたい町として、温泉やウォータースライダーを配しながら、黒に星が散らばったような背景に、龍などのメインモチーフを金色のフチどりでイヤミなく使い表現しているところに作者の力量を感じる作品である。

・作者が龍踊りに取り組んだ経験をいかし、龍を大胆な筆使いと緻密な線とで、その息使いを感じるほどの迫力で表現しています。反面、作者が描く「龍踊りの街」の住民は個性豊かで愛らしく、それらが合わさり、とても魅力的な作品となっています。

・龍の顔の力強さに目を奪われる。作者の龍への熱い想いがひしひしと伝わってくる。この龍に守られているからか、この街で人々が穏やかに暮らす様子も上手く描かれている。

・勇壮な龍が、人々の暮らしを守ってくれているような作品です。色使いがとてもきれいで、とても不思議な空間が描かれている。

 【本人コメント】

ぼくは、昨年住んでいた島で龍踊りをしました。玉使いをして楽しかったです。龍踊りの街があったらおもしろいなと思ってかきました。

 

優秀賞(5作品)

 

 

02_優秀賞1年

 

 

【学校・学年】

小値賀町立小値賀小学校 1年

【氏名】

前田 栞(まえだ しおり)

【審査員コメント】

・真ん中に生えている大木の青々と茂り、一枚一枚ていねいに描かれた葉と対比するように、地中にうごめくように自由にのびている根っこ。宇宙に浮かぶ島なのか、新幹線のトンネルも画面の端からググっとのびてきているような様子や、大胆に水平線で画面を上下二分する構図、そしてその世界で楽しそうに暮らす人々がしっかりと描かれた面白い作品である。

・細かい部分も丁寧に表されていてとても頑張って描いてくれたことがよく分かります。人と自然と科学とが、大きなつながりの中で調和して暮らしが営まれている様子を想像させてくれる、とてもスケールが大きな作品です。

・カプセルの中で人が仲良く暮らしている様子が伝わってくる。かもめやスペースシャトルも描かれていて見るだけで楽しい。また葉っぱを一枚一枚丁寧に描かれているところも良い。

・カプセルの中に作者が住んでみたい理想のまちが埋め込まれており、新幹線で、まちや森の中を縦横無尽に移動できる空間が楽しく描かれている。

 【本人コメント】

カプセルハウスで みんなが たのしく くらしているところをかきました。

 

 

03_優秀賞2年

【学校・学年】

佐世保市立春日小学校 2年

【氏名】
井上 晴道(いのうえ はるみち)

【審査員コメント】

・まず色彩が素晴らしく、目を引く作品である。海が斜めに横切るように配置され、その波の立つ水の色と周囲の線との対比が見ていてとても心地良い。ハウステンボスの風車と学校が合体していたり、ビードロがトンボになって子どもたちが網でつかまえようとする様子、ハンバーガーやカステラの家など、アイデアもたくさん詰まった面白い作品である。

・明るい色合いで元気あふれる絵です。カステラの家や佐世保独楽の車、風車が学校になっている様子など、見る人をワクワクさせるアイデアがたくさん詰まった、見ていて楽しくなる作品です。

・長崎が大好き、ずっと暮らしていきたいという思いがあふれている。佐世保独楽の形をした車が走るなど自由な発想もおもしろい。

・長崎県の名産物が乗り物や建物として描かれており、青い海と山と空が色鮮やかに表現され、長崎が大好きな作者の思いが伝わってくる。

 【本人コメント】

この絵はながさきけんの名ぶつがみのまわりにあったらいいなと思ってかきました。ハウステンボスの風車が学校になっていたり、させぼごまの車がはしっていたり、ビードロトンボがとんでいたりします。じゃおどりのりゅうが、はきだした先が海になっているところがポイントです。カステラハウスやチリンチリンアイスの花もかわいくて気にいっています。

 

04_優秀賞3年   

【学校・学年】
壱岐市立盈科小学校 3年

【氏名】
山崎 蒼士(やまさき あおし)

(※崎はたつさき)

【審査員コメント】

・虹の橋が画面中央を走り、その上下で宇宙から見たマクロな視点と町を拡大して見たミクロの視点とが描き分けられており、その発想が素晴らしいと思った。人とタコ型宇宙人が生活を共にし、いろんな関わり方をしている様子が楽しく、個人的には宇宙人が雷様に粉し、カミナリを落としている描写がとても可愛くほっこりした。

・大胆な画面構成がとても魅力的です。宇宙人と一緒に楽しくすごすことができる町がテーマの作品です。明るくユーモアあふれる作品ですが、「このような誰もが楽しめる町になるためには、何が必要だと思いますか?」と見る人に問いを投げかけているようにも感じます。

・宇宙人とこんなにも楽しく暮らせる未来があったらいいよねと思わせてくれる。地球だけでなく宇宙での生活も生き生きと描かれており、大きな広がりを感じさせてくれる。

・宇宙人の住む街で人間が楽しく生活している様子がとても上手に描かれている。宇宙にもこんな街があったらと思わせてくれる作品です。

 【本人コメント】

うちゅうじんと人間がいっしょにたのしくすごす町をそうぞうしてかきました。

 

 

05_優秀賞5年

【学校・学年】
佐世保市立大塔小学校 5年

【氏名】
佐藤 瑶允(さとう ようすけ)

・海の生き物などの自然と人との共生を願う気持ちの表れか、特に海の水の泡のような表現が美しい。その海からパイプのようなものをたどり、右下の料理人らしき人物まで自動的に魚が送られてくるシステム(?)が考えられているのも、実際にあったとしたらぜひ我が家にも導入したい素晴らしい発想だと思った。

・表現力があり、絵全体にまとまりがある秀作です。作者がこれまで感じてきた長崎の街並みや自然の美しさ、そして人々の温かなつながりを未来に向けて、アイデアいっぱいに進化させて個性をいかし、楽しく表現しています。

・陸のオレンジと海の水色の使い方が良く、生き生きとした作品になっている。海から厨房へ直結している斬新なアイデアも描かれ、見ているだけで楽しくなる。

・自然豊かで美味しい海の幸、山の幸がそろった「まち」を画用紙いっぱいに描いている。食と人々の営みが伝わり住んでみたくなる作品です。

 【本人コメント】

ぼくがつくりたかった町は、みんなが平和で幸せにくらせる町、長崎です。長崎は町も自然も美しいです。人々は、笑顔でみんな仲良しです。おいしいものがたくさんあってかんきょうにもやさしい長崎を表現しました。

 

 

06_優秀賞6年

【学校・学年】
諫早市立上山小学校 6年

【氏名】
益永 祥有(ますなが しょう)

・これまで本コンクールではなかなか見られない、アーケードの中のような町の風景という点で面白い作品である。更に色彩と一点透視図法からまるでゴッホの寝室を描いた絵を思わせるようなカラッとした空気感を醸し出しており、実際に入っていきたくなった。絵画作品としても面白い作品である。

・「まちづくり」の表現に一石を投じてくれました。ゴッホの「夜のカフェテラス」を思わせる色合いが作品の魅力のひとつです。作者が表現しようとした「街のイベントで集う人々の会話やつながりの温かさ」はこれからのまちづくりの視点として大切なものであり、ゴッホが表現しようとした思いともきっとつながっている、そう感じさせる作品です。

・全体の雰囲気が良く、何か良いことがありそうだと思わせてくれる。街全体でなく、一部を切り取って、イスやテーブルなど一つ一つ丁寧に表現されているので、この街で自分がくつろぐイメージがありありと浮かんでくる。

・耳を澄ますと多くの人々で賑わう声が聴こえてきそうな作品です。色使いも斬新でとてもオシャレな空間を描いている。人々が集う場所を「まち」として捉えているところが良く表現されている。

 【本人コメント】

この絵は、長崎や諫早の、イベントなどを開催したときににぎわう、にぎわえる街を考えながら描こう、こうゆう機会で何げなく会話をしたときに、知り合い、友という関係になれる街を考えながら描きました。

 

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