動物検疫所は、全国の空港・海港において水際防疫を実施し、我が国への家畜伝染病の侵入防止対策を実施しています。
家畜の越境性動物疾病が日本に侵入すると、国内の畜産業に甚大な被害をもたらすのみならず、侵入した地域の社会経済活動にも大きな影響を及ぼします。
国内における豚熱(CSF)の発生やアジア諸国におけるアフリカ豚熱(ASF)の発生拡大、あるいは口蹄疫の発生など、越境性動物疾病の発生リスクは依然として高い状況です。
CSFについては、疫学調査等から海外からの旅客によるウイルスの持込みの可能性が示唆されており、ASFにおいては、実際に海外からの旅客の手荷物(豚肉製品)からASFウイルスの遺伝子が確認されていることから、水際防疫の重要性が改めて認識されているところです。
水際防疫の取組みについて、動物検疫所のホームページ(外部サイト)にも掲載されていますので、そちらもご覧ください。
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