イノシシは人目にふれる機会が少なく、正しい生態が知られていない生き物です。
- 夜行性と思われがちだが、本来は昼行性。
- 山奥で暮らしているが、人間を警戒しているだけで実際は平地を好む。
- ミミズが好物という話もよく聞くが、食事の約8割は植物。
- 体は大きいが、高さ20センチの隙間があれば這ってくぐり抜ける。
こうした正しい知識を踏まえなければ対策効果も現れず、対策意欲、営農意欲の低下に繋がります。
長崎県では、イノシシに関する正しい知識を広めるため、以下の講座を開いています。
イノシシ対策A級インストラクター養成講座
正しいイノシシ対策知識を持ち、それを集落へ周知させるインストラクターを育成しています。
イノシシの生態に関する講義、集落点検や防護柵設置の実践、集落での打ち合わせを想定したグループ討論を実施。
全4回の講座を受講し、各講座で行われる筆記試験に合格することで、インストラクターに認定されます。
平成25年2月時点で、265名のインストラクターが誕生し、集落のアドバイザーとなっています。
- 平成25年度 島原地区講座第1回のリポート[PDFファイル/170KB]
- 平成25年度 島原地区講座第2回のリポート[PDFファイル/192KB]
- 平成25年度 島原地区講座第3回のリポート[PDFファイル/176KB]
- 平成25年度 島原地区講座第4回のリポート[PDFファイル/114KB]
(注)狩猟免許をお持ちでなくても受講できます。狩猟に関する実技講習はありません。
ながさき県政出前講座「イノシシの生態を知って農作物被害を防止しよう」
県職員が会場へ出向き、県政について資料を交えて解説する出張講座です。
農山村対策室鳥獣対策班では「イノシシの生態を知って農作物被害を防止しよう」のテーマで講座を開いています。
- 原則、参加者20人以上の会合が対象となりますので、ぜひ集落ぐるみでイノシシ対策を学んでください。
- 会場は申込団体のほうでご用意願います。公民館や地区の集会所もご活用ください。
- 講座のテーマは年度によって変更されることがあります。
申込方法はながさき県政出前講座のページをご覧ください。
イノシシ捕獲技術(わな猟)研修会
新規わな免許取得者の捕獲技術向上を図るため、年1回、各地域で初心者向けの研修会を開催しています。
令和4年度試験のわな免許合格者へはお知らせを郵送しておりますが、わな免許をお持ちの方ならどなたでもご参加いただけます。
詳細は以下のページをご確認ください。
このページの掲載元
- 農山村振興課
- 郵便番号 850-8570
長崎県長崎市尾上町3番1号 - 電話番号 095-895-2915
- ファックス番号 095-895-2587