アルボウイルスとは
- 蚊やダニ、ヌカカ等の吸血昆虫によって媒介され、人や家畜等に感染するウイルスを総称して「アルボウイルス」といいます。
- 牛やその他の反芻動物に感染症を起こすアルボウイルスとして、アカバネウイルス、アイノウイルス、チュウザンウイルス、イバラキウイルス、牛流行熱ウイルス、ピートンウイルスなどがあります。
- 吸血昆虫の行動が活発化する夏から秋にかけて流行し、牛に感染すると熱性疾患や異常産などを引き起こします。
アルボウイルスの動向調査
- 家畜保健衛生所では毎年、牛に異常産等を起こすアルボウイルスの動向を調査しています。
- 令和2年度調査では、県北管内でウイルスの動きは確認されませんでしたが、県内でイバラキウイルスと近縁のウイルスの動きが確認され、九州の複数地域でイバラキウイルス、牛流行熱ウイルスおよびピートンウイルス、一部地域でチュウザンウイルスの動きが確認されました。
- なお、令和元年度には県北管内でピートンウイルスの関与を疑う異常産の発生が2例確認されています。
- 発生予防対策等については、下記リーフレットを参考にしてください。
(リーフレット)ウイルスによる異常産等の発生に注意[PDFファイル/269KB]
(令和3年3月版)牛の疾病とワクチン(牛ワクチンプログラム)[PDFファイル/191KB]
このページの掲載元
- 県北振興局 防疫課
- 長崎県佐世保市竹辺町92
- 電話番号 0956-48-3831
- ファックス番号 0956-48-3832