年末年始および旧正月における家畜防疫対策の徹底について
アフリカ豚熱及び口蹄疫については、中国、韓国等の近隣国を含むアジア地域に広く浸潤しています。特にアフリカ豚熱については、本年10月に台湾の飼養豚において発生が確認され、日本が東アジアにおいて唯一の未発生国となりました。2025年の訪日外客数は、過去最高であった2024年の3,600万人を上回る見込みであり、これから年末年始および旧正月（2026年2月17日）を迎えるにあたり、人や物の動きが一層活発になります。
家畜の所有者をはじめ畜産関係者の方々は、以下の防疫対策の徹底をお願いします。
畜産関係者の海外渡航の自粛
- 伝染病の発生地域や非清浄地域への不要不急の渡航を自粛してください。
- 外国人従業員を受け入れている農場では、母国を含む海外から肉製品が国際郵便物等によって持ち込まれることのないよう従業員に周知してください。
衛生管理区域及び畜舎内への病原体の持込み防止の徹底
- 農場の従業員も含め、衛生管理区域に入場する全ての者は、車両の消毒、専用の衣服及び長靴の着用、手指消毒等を徹底すること。
- 飼養管理に関係のない者が衛生管理区域及び畜舎へ立ち入らないよう、境界を明確化するとともに看板等により注意を促すこと。
- 野生動物の侵入防止のための防護柵又は防鳥ネットの設置、畜舎壁、天井等の穴、隙間等の破損の有無について定期的な点検を行い、不備を認めた場合は直ちに改善してください。
毎日の健康観察、早期発見及び早期通報
- アフリカ豚熱、口蹄疫、豚熱、高病原性鳥インフルエンザ等の特定症状が見られた場合、速やかに当所に報告ください。
- 飼養家畜の健康観察を毎日入念に行い、早期発見に努めてください。
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- 県南家畜保健衛生所
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