BSE検査の目的
- BSE汚染の実態を把握し、飼料規制などの対策の有効性を確認するために死亡牛等のBSE検査を実施しています。
- 2013年5月に開催された国際獣疫事務局(WOAH)総会において、日本はBSEステータス最上位である「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。
- BSEステータスを維持するために、毎年WOAHへ飼料規制の状況やサーベイランス結果等を提出する必要があります。サーベイランスでは、日本は、7年間に15 万ポイント以上となるよう検査を実施する必要があります。このポイントを獲得するための検査の一つとして、死亡牛BSE検査を全国的に実施しています。
我が国におけるBSEの発生状況
- 2001年9月に初確認され、現在までに、と畜検査で22頭 、死亡牛検査で14頭の合計36頭が発生が認められています。
- 出生年別にみると、1996年生まれが12頭 、2000年生まれが13 頭と多くなっています。
- 飼料規制の実施直後の2002年1月生まれを最後に、国内で生まれた牛での発生報告はありません。
- 2013年5月にWOAH総会で我が国は「無視できるBSEリスク」の国に認定されました。
検査頭数
- 本県では、平成15年度より、死亡牛のBSE検査を実施しており、これまでに全頭の陰性が確認されています。
年 度 | 検査頭数 | 結 果 | 検査対象 |
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平成15年度 | 1,350 | 全頭陰性 | 24か月齢以上 |
平成16年度 | 1,301 | 全頭陰性 | |
平成17年度 | 1,123 | 全頭陰性 | |
平成18年度 | 1,159 | 全頭陰性 | |
平成19年度 | 1,087 | 全頭陰性 | |
平成20年度 | 1,258 | 全頭陰性 | |
平成21年度 | 1,201 | 全頭陰性 | |
平成22年度 | 1,315 | 全頭陰性 | |
平成23年度 | 1,152 | 全頭陰性 | |
平成24年度 | 1,204 | 全頭陰性 | |
平成25年度 | 1,174 | 全頭陰性 | |
平成26年度 | 1,003 | 全頭陰性 | |
平成27年度 | 689 | 全頭陰性 | 48か月齢以上 |
平成28年度 | 741 | 全頭陰性 | |
平成29年度 | 774 | 全頭陰性 | |
平成30年度 | 736 | 全頭陰性 | |
令和元年度 | 477 | 全頭陰性 |
一般的な死亡牛:96か月齢以上 起立不能牛:48か月齢以上 特定症状牛:全月齢
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令和2年度 | 458 | 全頭陰性 | |
令和3年度 | 465 | 全頭陰性 | |
令和4年度 | 480 | 全頭陰性 | |
令和5年度 | 528 | 全頭陰性 |
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