コイヘルペスウイルス病(KHV)情報

このページを印刷する

問合せ先:水産加工流通課 直通 095-895-2873

コイヘルペスウイルス(KHV)病は、元々海外(イスラエル等)で発生していたコイ特有の病気であり、我が国では、平成15年に初めて発生が確認されて以来、47全都道府県で発生が確認されております。

この病気は、持続的養殖生産確保法における「特定疾病(国内における発生が確認されておらず、又は国内の一部のみに発生している養殖水産動植物の伝染性疾病であって、まん延した場合には養殖水産動植物に重大な損害を与えるおそれがあるもの)」に指定されております。

 

このため、県ではコイヘルペスウイルス(KHV)病対応マニュアル(第5版)[PDFファイル/386KB]を作成しております。この病気のまん延の防止を図るためには、皆様のご理解とご協力が必要です。

 

◎この病気はコイ(マゴイ、ニシキゴイ)以外の魚には感染しません。

◎また、人に感染することは無いため、仮に感染したコイの肉を摂取しても人体に影響はありません。

◎KHV感染コイの早期発見とまん延防止を図るため、KHVの感染が疑われるコイを発見した際は、決して川や池などに放流せず、至急、連絡先へご連絡下さい。

ご不明・ご心配な点がございましたら、連絡先へお問い合わせ下さい。

 

〔連絡先〕

 

住所

電話番号

FAX番号

水産加工流通課(養殖振興担当)

※養殖場等で発見した場合

長崎市尾上町3-1

(095)895-2873

(095)895-2585

漁業振興課(資源管理担当)

※河川等で発見した場合

長崎市尾上町3-1

(095)895-2821

(095)895-2584

総合水産試験場(養殖技術科)

長崎市多以良町1551-4

(095)850-6319

(095)850-6366

県央水産業普及指導センター

長崎市多以良町1551-4

(095)850-6371

(095)850-6372

県南水産業普及指導センター

島原市新田町347-9

(0957)64-0487

(0957)64-6304

県北水産業普及指導センター

佐世保市天満町1-27

(0956)25-5902

(0956)25-5984

五島水産業普及指導センター

五島市福江町7-1

(0959)72-2254

(0959)74-2172

上五島水産業普及指導センター

南松浦郡新上五島町青方郷1585-1

(0959)52-3747

(0959)52-3749

壱岐水産業普及指導センター

壱岐市石田町石田西触1290

(0920)48-5212

(0920)44-6933

対馬水産業普及指導センター

対馬市厳原町宮谷224

(0920)52-0058

(0920)52-3114

 

国内での発生状況は、農林水産省ホームページ(外部サイトへ移動します)をご覧ください。

 

 

コイヘルペスウイルス(KHV)病とは?

(1)KHV病の概要

原因(病原体)

 KHV(Koi herpes virus)と呼ばれるウイルス

感染する魚

 コイ(マゴイ及びニシキゴイ)

症状について

 行動緩慢、摂餌不良になるが、目立った外部症状は少なく、鰓の退色やびらん(ただれ)などが見られる。

感染の成立

 KHV病に感染したコイ(マゴイ又はニシキゴイ)との接触により感染する。(感染魚の近くでは水を介して感染)

潜伏期間

 適温(18℃から25℃程度)で2週間から3週間

発病水温

 おおむね13℃から27℃程度(10℃以下、30℃以上でウィルスの増殖は抑制される)

治療法

 現在のところ治療法は無い。

その他

 人が食べても人体に影響はない(コイ特有の病気であって、人への感染は無い)

 

(2)KHV病の発生状況

外 国

H9年以降:イスラエル、ドイツで発生確認

H10年:アメリカで発生確認

H12年:イギリスで発生確認

その他の発生確認国:オランダ、ベルギー、インドネシア、台湾

国 内

H15年10月:我が国では茨城県霞ヶ浦のマゴイで初めて確認

H17年11月までに全国47都道府県で発生(長崎県ではH17年4月19日に初めて確認)

 

このページの掲載元

  • 水産加工流通課
  • 郵便番号 850-8570  
    長崎県長崎市尾上町3番1号
  • 電話番号 095-895-2871
  • ファックス番号 095-895-2585