ホウレンソウの寒冷紗トンネル被覆栽培(5月30日)
 ホウレンソウは冷涼な気候を好む野菜で、気温が上昇し日長が長くなると、発芽率の低下や抽たい等の発生がみられます。昨年度の卒業研究の中でも、平均気温が20℃を超えると発芽率が極端に下がるという結果が得られました。
 そこで、今回の試験では、寒冷紗(70%遮光)をトンネル被覆し、発芽や生育にどのような影響がでるのか調査しています。現在のところ5月17日に播種した区では、寒冷紗トンネル被覆区が発芽率95%に対し、無被覆区は48%という状況です。今後の経過が楽しみです。
  (野菜コース 学生)

播種作業中 寒冷紗被覆区
無被覆区 トンネル被覆の様子