ナシのプロジェクトに取り組んでいます。(8月28日)
 ナシの成熟期(8~9月)は、台風が襲来する時期と重なるため、その対策としてやむなく収穫を早くすることがあります。そこで、プロジェクトを担当する学生は、「幸水」、「豊水」、「あきづき」、「新興」などの品種について、適熟期を基準に5日および10日程度早く収穫した場合の果実品質(果実重、着色、果肉硬度、糖度等)への影響を調査しています。 また、晩生ナシについては、早期収穫した果実を冷蔵貯蔵して鮮度保持への影響を調査する予定です。現在のところ「幸水」、「豊水」の品質調査が完了し、「あきづき」の調査を始めたところです。(園芸学科果樹コース職員)
成熟期を迎えた「豊水」 果実の成熟具合を確認する学生
果実(果皮)の地色を調査 色差計を使った着色調査