肥育牛 枝肉研修会 を 開催 しました(12月11日)
 肥育牛専攻2 年 生 が 卒論のテーマ (「ビタミン A 簡易測定装置を 活用した 飼養管理」、「ハエ対策や飼料添加剤の給与による飼養管理の改善」、肥育期間短縮技術 を活用した肥育牛出荷 )により飼養 した 肥育牛(去勢) 6 頭 を 12 月 8 日に 佐世保食肉センターに出荷 し 、11 日に枝肉研修会を開催しました。 研修会には 2 年生 7 名、 1 年生 7 名、校長、畜産学科教員が参加しました。

 まず、佐世保食肉センター(株)の内海部長や全農ミートフーズ長崎出張所の福本所長に 、佐世保食肉センターの概要や牛枝肉の流通、枝肉情勢について講演していただきました。
その後、公益社団法人日本食肉格付協会の 方々 や佐世保食肉センターの口石部長から出荷した 7 頭の枝肉調査 、 MUFA 等測定、枝肉講評をしていただきました。
出荷した枝肉(26カ月出荷 の成績は 別表 のとおりですが、上物率100%(A5 4頭、A4 2頭)、BMS№ 12が3頭、平均枝肉重量484kgと好成績を収めるこ とが出来ました。

 午後からは、枝肉セリを見学した後、中村産業(株)の中村社長から1時間程度、講演していただきました。学生に向けて、「繁殖農家、肥育農家ではなく、繁殖経営、肥育経営をするように。」、「最近の畜産経営は厳しい状況に置かれているが、ピンチはチャンス。」、「事故牛を出さないよう努力を惜しまないように。」、「学生時代はたくさん知識を身に着けるよう頑張りなさい。社会に出たら 知識に加えて 知恵を出すことも必要。 」などの エールを送っていただき、 学生と教官共々、 感銘を受け、気が引き締まる思いでした。
学生、教官にとって、大変、有意義な1日となりました。(畜産学科職員)



 ロース芯面積 102 ㎠、歩留基準値 80.7 、 BMS № 12 、枝肉重量 516.5kg
   
枝肉研修 枝肉セリ