ながさき農業オープンアカデミー 卒塾・修了者講座が開催されました(8月29日)
 8月29日(火)ながさき農業オープンアカデミーの卒塾生、卒修生講座を開催しました。
 この講座は、平成25年度からの「青年農業経営塾」及び平成30年度からの「ながさき農業オープンアカデミー」を受講した人を対象に、受講生の交流と学びなおしを行うための講座です。
 今回は東彼杵町の大山製茶園のおもてなし施設である「お茶のみ処 茶楽」を会場に、12名の受講生が参加しました。
 大山製茶園を経営する大山良貴氏は平成27年度の卒塾生で、卒塾時に作成した経営計画の達成状況と「規模拡大」、「そのぎ茶のPR」,「輸出への取り組み」など具体的な取り組みについてわかりやすく説明され、おいしさへのこだわりがリピートにつながることや楽しみながら経営をしていく大切さなど受講生にとっても参考になる内容でした。
 茶工場見学の後は、コーディネーターの岡部由美子講師から、大山さんの消費者の捉え方と関連しながら、近年「消費」と「人」がどう変わってきているかについて講義をしていただきました。
 今年の講座は平成25年度~令和4年度までの県下各地域、幅広い年代の修了生の参加があり、相互の交流がすすんだ研修会となりました。参加者からはぜひ来年も継続してほしいとの声が多く聞かれました。(研修部職員)
おいしいお茶をいただきながらの受講風景 次代のお茶の可能性について語る大山氏
茶工場を視察する受講生