令和5年度第1期技術習得支援生研修をおこないました(6月19~23日)
 6月19~23日の4日間、令和5年度第1期技術習得支援生を対象に、農作業安全、耕うん整地演習、トラクターの基本操作などの研修を行いました。
 技術習得支援生は、Uターン、Iターンなどで、県内で新規就農を目指すかたです。1年間、基礎技術研修および農家派遣研修を受け、農業の基本や実践的な生産技術及び経営管理技術を習得します。今回は基礎技術研修のひとつとして、研修部で研修を行いました。
 (研修部職員)


〇1日目
 農作業安全研修  農作業でよく利用する刈払い機の点検や基本操作、利用時の注意点を学び、実際に刈払い作業を行ないました。その後、トラクターに取り付けて利用するロータリとプラウの脱着方法の基礎を学びました。
農作業安全に関する講義 刈払い機の始業前点検、刃の取り付け
実際に刈払い機を使っての作業 

〇2日目
 耕うん整地演習初めにDVDで耕うん方法の種類を学び、その後、トラクターやロータリの始業前点検を行い、圃場で各自トラクターに乗り、耕うん作業の基本に取り組みました。
 
耕うん作業の始業前点検 圃場での耕うん作業

〇3~4日目
 2日間をかけ、安全確認の方法や手順を中心にトラクターの基本操作をそれぞれ学びました。各研修生とも研修のなかで課題を見つけ改善し、6月24日、運転免許試験場での実技試験に臨み、受検した10名は全員合格することができました。
 技術習得支援生の皆さんは、これからも研修で多くのことを学んでいかれます。皆さんの夢の実現に向け、有意義な研修になるよう頑張って下さい。
 また、研修中も、就農してからも、「事故、怪我なく1日を終えること」が最も大切なことです。今回の研修で学んだことを継続して実践して下さい。(研修部職員)
 
練習に各自励みました(トラクター基本操作)