1年生が耕うん整地演習をおこないました(9月11、20、25日)
 1年生は10月からトラクターの免許試験を控えており、免許取得後はトラクターを使った作業を徐々に行なうようになります。それに先立ち、今回は耕うんの基礎技術について、3班に分け演習を実施しました。
 まず初めに、DVDで耕うん方法の種類などを学び、その後、トラクターやロータリーの始業前点検について研修部職員から点検の留意点など説明がありました。その後、グループに分かれて、エンジンオイルやバッテリー液、タイヤの空気圧の確認、ロータリー刃のネジのゆるみの確認など行いました。点検を行った後は、圃場で各自トラクターに乗り、作業の基本に取り組みました。
 学生1人ずつ、圃場の中を区分けした1スペースを自分の畑に見立て、まず真ん中を隣接するようにロータリーで耕うんした後、周囲を回るように耕うんしていく練習をしました。初めは耕うんできていない隙間ができていたり、次の箇所を耕うんするための方向転換に苦労している学生もいましたが、回数を重ねるうちにコツをつかみ、ペースを上げながら順調に演習に取り組んでいました。
 今回は、耕うんの方法の基本や仕業前の点検を学びました。今後は各コース、学科の実習で積極的に取り組んで、技術の向上を目指して下さい。
 最後に、効率的に作業を進めることは大切なことですが、最も重要なことは安全に作業を行うことです。始業前点検で確認する箇所、また、作業中トラクターの周囲に人がいないことを確認するなど、基本を忘れず油断ないよう取り組んで下さい。
  (研修部職員)
実際行う前にDVDで手順を理解 耕うん作業の始業前点検
初めはアドバイスを受け、ポイントをつかんでいきます