種無しブドウを作るための果房整形や植物成長調整剤処理技術を学んでいます(4月15日)
 令和6年産の長崎県立農業大学校のブドウ栽培は、2月7日にビニール被覆を行い、2月8日から加温をスタートさせました。3月26日からは芽かきを行い、4月5日に新梢伸長抑制を目的にフラスタ―液剤を散布して、4月8日から果房整形を実施しています。また、無種子化するために4月10日にストレプトマイシン剤、4月16日から1回目のジベレリン処理、4月30日からは果粒肥大促進のため2回目のジベレリン処理を行い、消費者に好まれる種無しブドウづくりを行っています。
 黒系ブドウの着色不良の課題を解決するためのプロジェクトに取り組む学生は、日々成長するブドウと格闘しながら、おいしく品質の良い種無しブドウを作る技術を習得するために頑張っています。    (園芸学科果樹コース 職員)
芽かきの状況 果房の整形を行う2年生
ジベレリン処理(無種子化)する1年生 浸漬後の果房